吉野は宮城県出身

 吉野作造は宮城県大崎市(合併前は古川市)出身のようです。商人の長男だったようです。昨日、吉野作造記念館に足を運びました。日曜日にもかかわらず、お客さんはほとんどいませんでしたが、2時間ほどじっくりと展示を見ることができました。
 私が感じたのは、吉野は時代を読む力があったと思いました。デモクラシーを民本主義と訳したところがまずすごいと思います。いろんな批判を受けたようですが、民主主義ではなく、民本主義という説明は大衆に多いに影響を与えたのです。
 そして彼の時代を読む力を与えた最大の要因は中国で袁世凱の家庭教師をしたこと、さらにヨーロッパに2年ほど留学したことだと思いました。5・4運動や3.1独立運動に対する日本官憲の動きにかなり吉野は批判的な言動をしているんです。かれは社会主義にもかなり共感を持っていました。安部磯雄や鈴木文治などとも交流がありますね。とにかく当時の大正デモクラシーに大きな影響を与えたことは間違いのないようです。そうそう、花子とアンに登場する白蓮の夫、「宮崎龍介」はあの宮崎とう天の息子で、吉野作造ゼミの門下生だったようですよ。
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by shin-pukupuku | 2014-09-15 08:29 | 雑感 | Comments(2)
Commented by yksayyys at 2014-09-16 19:59
私はギリギリまで卒業論文のテーマは吉野作造でした。「時代状況の中でどのように民主主義を実現「していくか」に心を砕いた稀有な思想家だと思っています。私、宮城のことも宮崎龍介のこともキリスト教とのかかわりも朝日新聞時代のことも結構詳しいですよ。今度ゆっくり語りあいましょう!
Commented by ぷくぷく at 2014-09-18 15:30 x
ぜひ、深い蘊蓄を聞かせて下さい。楽しみにしています。
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