イスラム国人質の件

 イスラム国によって人質となった二人について、マスコミはかなりの量の情報を流しています。そして安倍首相を中心にして、その解放に努力していることについても報道しています。
 しかし、私から見ると、滑稽にしか思えません。政府首脳は努力していることをさかんに宣伝していますが、それはモーションでしか過ぎないように思えるのです。安倍首相は、関係国と連絡連携を取りながら、テロには屈しないと明言しています。そのことは、努力はするけど、イスラム国の要求に応じることはしないし、ダメだったらイスラム国を非難するだけだと言っているのと同じようにしか聞こえないのです。
 後藤さんの妻には20億円のメールでの解放要求がつきつけられ、湯川さんの殺害写真についてもメールで送られてきたという報道があります。このことは、このメールアドレスでの連絡はオープンにしていますとイスラム国は言っているのと同じだと私は感じました。政府関係者は、このアドレスに対して、どのような対応をしているのでしょうか?まったく、その点については報道はなされていません。ということは、このメールで建前だけの主張をイスラム国に突きつけているだけのような気がするのです。
 関係者が努力していることについては敬意を表しますが、安倍政権はこの事件で人命を守ろうとは本音で考えいないでしょう。なぜなら、殺害されたら、逆に日本の国益にとってはプラスになるからです。安倍政権が進めようとしている「積極的平和主義」のためにより一層、自衛隊を中東に派遣することは可能になることでしょう。さらに、国会で審議が予定されている集団的安全保障間系の法案に対して、国民の賛同を得る理由を手に入れることができるはずです。
 残念ですが、私の予感は悲しい結末になるのではないかと思っています。それでもその予感が間違えることを祈念しています。
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by shin-pukupuku | 2015-01-25 21:07 | 雑感 | Comments(0)
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