三四郎

 朝日新聞で連載されている夏目漱石作「三四郎」を楽しみながら読んでいます。学生時代によんだはずなのに、ほとんど記憶にありません。新鮮な気持ちで読んでいます。当時は画期的な小説だったと思いますが、現在においても、十分に楽しめる作品だと思います。
 その中で三四郎は美彌子という女性に惹かれています。明治末の状況から考えると、社会の慣習や制約に縛られない人間性あふれる女性として描かれている気がしますが、最近読んだ本(『ヌードと愛国』)の中の一節に、この女性は平塚雷鳥をモデルにしているというのです。驚きました。夏目漱石の時代を見る目の鋭さに敬服します。単に目に留まったということではなかったと思います。時代を読んだ人選だったと思うわけです。
 今後も朝刊を楽しみにしながら、読んでいきたいと思います。
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by shin-pukupuku | 2015-02-16 22:34 | 雑感 | Comments(0)
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