ポルポト

 昨夜のカンボジアのポルポト政権についてのBS「プロファイル」は、興味を惹かれました。ポルポトが実は偽名で、しかも嘘で固められた経歴。政権を握っているのに姿をトップとして見せず、プノンペンを掌握した後、都市に住む人々を農村部に追いやった事実。そして、200万人にいたる虐殺。無責任体制。アメリカはそのようなポルポト政権を支持し、武器供与も行ったのです。
 ポルポトは共産主義者でした。平等な社会を創るために農村部に住民を移住させ、共同体を創ることで理想社会を実現しようとしたのでしょう。しかし、そのモデルは、あきらかに間違いでした。彼の共産主義に対する学びの浅さが、形式的なシステム強要になったのでしょう。彼には人間の顔が見えなかったと思います。この社会は血の通った人間が創り上げているという前提を忘れていたんだと思います。
 そのテーゼは、現代にも通じるものがあります。イスラム国にしろ、ウクライナの紛争にしろ、血の通った人間が前提になっているということを忘れていると思います。このことを忘れると、人間は無責任体制から大量虐殺を簡単にやってしまうことを、ポルポトの歴史は教えているのだと思います。
 
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by shin-pukupuku | 2015-02-19 20:29 | 雑感 | Comments(0)
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