自分の足で考え抜いた巨匠

 鶴見俊輔が亡くなりました。今朝の新聞を見て、驚きました。また一人、貴重な知識人を失った喪失感を感じました。
 今朝の朝日新聞では、上野千鶴子の追悼文が掲載されていました。おそらく、亡くなった翌日に掲載されたということは、上野はこの文章を準備していたのでしょう。
 上野の追悼文を読むと、いかに鶴見が上野らに影響を与えたのかを感じることができます。そして、鶴見が小田実や佐藤忠男らに影響を与え、その力を引き出した知識人であったことがよくわかります。
 鶴見の思想の原点は、戦争体験だったと書いています。その体験は、彼の生きた人生そのものに反映されています。
「自分の足で歩きなさい、とあの世から言われている気がする」という上野の最後のまとめは、戦争法案で平和が危うくなっている社会でもがいている私たちへのメッセージのような気がしました。
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by shin-pukupuku | 2015-07-24 08:58 | 雑感 | Comments(0)
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