何度足を運んでも…

 昨日は午後からUm先生のゼミ院生が二人、石巻にやってきました。いきなりの連絡だったので、こちらもびっくりしましたが、本物を見なければ…という学習意欲に心打たれ、つきあうことでした。ただ、4時前からは教授会があったので、それまでの限られた時間になってしまいました。
 見学地として私が連れていったのは、日和山から見た被災地、門脇小学校、そして大川小学校被災校舎でした。二人は、震災遺構をどうしたら良いのかという問題意識を持っているようでした。私は残すことに意味があると思っていますが、被災した周辺の人々の感情についても目を向けていくことは大切だと思います。今は、急いで結論を出すべきではないと思いますが、残すのであれば、震災関連の国の予算が出るときが結論の時間なのでしょう。
 大川小学校の訪問は、何度足を運んでも、悲しい思いになります、被災した校舎を見ていると、元気に校庭を走り回っていた子どもたちの声が聞こえてくるのです。それが津波によって一瞬にしてこのような悲惨な状況になってしまったことを考えると、自然と涙が出そうになります。裁判は、判事が訪問するのが本日のようで、逃げることができたのではないかという山の方は、草が刈られ、白い目印がありました。そこが津波が押し寄せた高さというわけです。私は走って登りましたが、わずかに20秒ほどでその高さまで登ってしまいました。
 院生二人も大きな学びがあったと思います。その後は南三陸に行くと言っていました。夕食でもいっしょにできればよかったのですが、会議で遅くなってしまいました。この日は防災教育について改めて考えさせられる日となりました。
[PR]
by shin-pukupuku | 2015-11-13 09:23 | 雑感 | Comments(0)
<< 命の授業・死の授業 倉石一郎「包摂と排除の教育学」... >>