「クリ-ピー偽りの隣人」を見て

 西島秀俊、竹内結子、香川照之が出演し、監督は黒沢清作品の映画です。
 警視庁で犯罪心理学の専門家として連続殺人犯の取り調べをしていた主演の西島が、取調中に犯人の説得に失敗し、自分自身も犯人から刺され、それを機に大学教員に移り、未解決の事件にいどんでいくというものです。その事件と隣人の男が重なっていくストーリーです。
 ストーリーそのものは意外性があり、観客の興味を惹いていくと思いますが、どうも場面場面で解せないところがありました。特に終盤の方では、なんでそうなるのというところもあって、意味がよくわからないという印象も少しありました。また、演技についても香川はなかなかのキャラクターぶりを発揮していましたが、それ以外の俳優は淡々と演技をしているという印象でした。その演技が、逆にこの映画の怖さを示そうとしているのかもしれませんが、よくわかりませんでした。ただ、最後の竹内結子の叫びだけは、強烈な印象だったと思います。この映画はそのためにだけ、作られていたような気もしました。
 映画全体としては、ストーリーの展開が興味深く、見る人を飽きさせないとは思いますが、なぜなんだろうという疑問符がある映画でした。
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by shin-pukupuku | 2016-06-27 09:13 | 映画 | Comments(0)
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