30年前の自分を追いかけて

 30年前に私が生活していたところは、所沢市でした。先日、その所沢まで向かい、私が暮らしていた家を探しました。
 所沢駅に降りてびっくりしました。あまりにも風景が変わっていて、当時のことがまったく思い出せなかったのです。駅周辺にはロータリーがあって、その奥側に病院がありました。私はその病院で肝炎のために入院しました。ところが、その病院もどこにあるかわからず、あまりにも大きな変化に、この駅だったかなと思うことでした。
 向かう先は当時を何気なく覚えているのでしょう。向かう先は左奥側だと思い、歩いて行きました。しかし、風景に思い出すところはありませんでした。たしか、大通りがあったなあと思いながら歩いていると、幹線道路にぶつかりました。道を渡って少し歩いてから左側だったかなと思い出しながらその方向に向かうと、それらしき家がありました。たしか、このあたりだったなあと思ってながめていましたが、その家は建物の配置が少し違うような気がしました。30年前なのでおそらく建て壊されたと思います。似ていたものなのでしょう。周辺を歩きましたが、畠が広がっていたところは、家庭菜園みたいになっていました。近道でこの中を歩いて行ったよなあと思いながら、駅まで帰ることでした。
 駅近くに来てふと建物を眺めると、私の入院した病院でした。おお、ここだと思ってみると、隣は建物の取り壊し中です。下の写真がそれですが、この建物に私は数ヶ月入院したのです。ちょうど、取り壊しの最中に最後を見に来るなんて、自分でもあまりにも偶然でびっくりしました。駅ビルの前に大きな建物が建ったので、この病院が見えなくなったようでした。そうするとあの時の風景が頭の中にすーっとよみがえってくる感じがしました。
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 「30年前、私はこの町で暮らしていた。就活を前にして悩みながら毎日を送っていた。そして歳月は流れた。しかし、この町の暮らしは私の人生と関係なく一日一日時間を刻んでいったのだろう。あまりにも変わった風景を眺めながら、時間は待ってくれないことを感じながら、改札口に入っていった。」
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by shin-pukupuku | 2016-07-20 09:29 | 雑感 | Comments(0)