予定になかった橋野鉱山

 東北旅行の二日目は、民話とフォークロアの街「遠野」を満喫する計画でした。「遠野物語」で有名な柳田國男について学びたいと思っていました。資料館などを訪問し、柳田が遠野出身の「佐々木喜善」から遠野物語の原型となる民話を聞いたことが展示でも説明されていました。これは現在の社会では、剽窃ではないかと話題になりました。現在の価値観から考えると、遠野物語は柳田と佐々木の共著にすべきであったことでしょう。柳田は佐々木をそれ以後見捨てたわけではありませんでした。むしろ、佐々木を民俗学の世界に導いていったと思われます。
 さて、遠野を満喫した後、H須賀さんが広げた地図を見ると、世界遺産に認定された釜石の橋野鉱山が遠野寄りのところにあることに気づきました。参加者全員の意向は、ぜひ行ってみようということになりました。ska37oさんがハンドルを握り、高くて曲がり角の急な狭い道を駆け上がっていきました。1時間ほどの峠の頂上に、目的の橋野鉄山はありました。
 橋野鉄山の横には清流が流れていました。かなりの水量でした。川の流れる音の中に、高炉跡が3カ所残っていました。
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当時を想像しながら私はこの地を歩きました。足元には鉄の石くずのようなものも落ちていました。歴史の一コマに自分も入り込んだ気分になりました。清流の影響で涼しさの中での訪問となりました。私にとっては忘れられないワンシーンになったと思いました。4人がいたからこそ、いきなりこの橋野鉄山を訪問できたと言っても過言ではないと思います。
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by shin-pukupuku | 2016-08-27 10:19 | 雑感 | Comments(0)
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