朝日論壇時評

 木曜日付の朝日新聞論壇時評は、小熊英二による「社会のビジョンはあるのか」でした。読み終わってすぐに、その論壇内容に共感することでした。国会議員の世襲化が進んだ時代であり、教育においても格差の再生産が目立つようになったと小熊は分析しますう。また、医療政策が介護施設から在宅介護へ負担を移転させるものであると述べ、そのために年間約10万人の介護離職者が誕生していると指摘します。そしてこれらの政策の原因が意図的な悪意というより、ビジョンの不在であると小熊は説明するのです。
 私も現在の日本の政治が総合的な視点でのヴィジョンを提起できていないと感じます。それぞれの省庁がそれぞれの課題解決のために政策を出しているために、家族や社会の負担を斟酌できていない状況があると思います。それはわが子を二人私立の高等機関に出していることでいかに負担が大きいかという実感があるからです。無償の奨学金は早いうちに希望者全員に私は提供すべきだと思います。それが教育格差を解消することになるでしょう。小熊の主張は私の目を見開いてくれたような気がしました。

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by shin-pukupuku | 2016-10-28 17:30 | 雑感 | Comments(0)