女子力

 朝日新聞のFフォーラムで取り上げられているのが、タイトルの「女子力」です。私が初めて聞いたのは、娘からでした。教育実習を終えた娘が、掃除をまじめにしない女子生徒に「女子力を高めないとだめでしょう」と言って、指導したと聞いたのです。その時、「女子力?」と思いましたが、妙に気になる言葉になりました。
 女子力という言葉は、昔からある言葉ではありません。松井剛(一橋大学)によると、2002年に10代から20代向けの女性誌『non-no』からこの言葉が使用されたようです。一般的になってきたのは、この5,6年のようです。
 私が違和感を感じたのは、「女子力」という言葉に、男性受けのために家事力を高めるというジャンダー感を感じたからかもしれません。どことなく嫌悪感を持ちました。朝日新聞のデジタルアンケートでも、この言葉に対して「どちらかというとよくない、よくない」が51.0%です。「いい、どちらかというといい」は27.6%ですので、この言葉に問題性を感じている人が多いことを示していると思います。
 新しい言葉はその社会の状況を反映するものが多いですが、この言葉は女性の社会進出に対してブレーキをかけようとするにおいがしますね。

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by shin-pukupuku | 2017-01-30 09:09 | 雑感 | Comments(0)
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