思い出す万博

 朝ドラ「ぺっぴんさん」で、1970年の万博が出てきました。その様子を見ながら、自分が小学校2年生の時のことを思い出しました。クラスの級友が万博を見に行ったことを耳にして、すごくうらやましい気持ちになったことが記憶にあります。大阪は当時、私の中では遙か遠い世界のような気がしていました。

 しかし、万博というとどういうわけか忘れられないことがもう一つあります。それは、学校の講堂で見た映画のことです。おそらく全校児童が見たと思いますが、その映画は万博を舞台にしながら、一人の小学生が病気で亡くなる話でした。最後はおしっこから血が出る話でしたので、おそらく腎臓を患った少年が、念願の夢であった万博見学に行く途中で、体調を悪化させ亡くなってしまうという話だったと思います。小学校2年生の私にも「死」というものを感じさせる映画でした。

 どうしてこの映画が私の記憶の中に今でも残っているのかはわかりません。憧れの万博見学を前に亡くなってしまうとは、無念だったことだろうなあと思ったのだと思います。同時に小学生でも「死」は身近にあるんだということを実感を持って学んだからかもしれません。

 今でも、当時の先生方がその映画を学校で全校生徒に見せた意図はわかりませんが、教育の影響力を物語る一例ではないかと自分では感じています。


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by shin-pukupuku | 2017-03-04 19:29 | 雑感 | Comments(0)
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