興味を惹かれた

 アマノジャク氏の紹介もあって、上原善広『差別と教育と私』(文藝春秋)を読みました。上原については、私も以前から注目していたノンフェクションライターです。これまで、何冊かの本を読んできましたが、今回読んだこの本は、路地出身者としての自分自身の学校における解放教育との関わりを中心に、解放同盟と教職員との対立から起こった八鹿高校事件や日の丸君が代で校長が自殺した世羅高校事件、そして同和教育の現在について記したものでした。
 非常に興味深く読むことができました。そして、これまで取り組まれてきた同和教育の意味というものを考えさせられました。私もその影響を受けてきた部分もあったので、自分自身の教師としての歩みをこの本を通して教えてもらったような気がしました。この本に登場する教師は、他人事ではなく、当事者としての意識を持って読めたような気がします。そしてその教育がはたして本当の意味での教育となっていたのか、そのことさえも考えさせられました。
 上原善広の本に少しこだわって読んでみたいと思っています。

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by shin-pukupuku | 2017-08-03 10:29 | | Comments(0)