2017年 05月 09日 ( 1 )

ラ・ラ・ランドを見て

 見終わった後の第一印象は素敵な作品だなという感じでした。作品のキーワードは、夢・恋・人生でしょうか。ミュージカルとダンスが作品全体で味付けをしていましたが、なんといっても人生のすばらしさということをこの作品は伝えているような気がしました。

 夢をかなえる人は一握りの人たちですが、何度も挫折しながら挑戦し、その度に落ち込みながらも、さらに自分を進化させていくのでしょう。この作品は、恋に落ちた二人が支え合いながらそれぞれの夢を実現させようとする姿を私たちに示しながらも、少しの人生のかけ違いが別の人生を生み出していくことを教えていますし、それらの人生すべてが、実は素敵なことなんだということを私たちに教えてくれているような気がしました。ジャズのお店を開くのは二人の夢でした。そこで演奏する曲は、二人にもう一つの人生があったかもしれないことを見せてくれますが、それはそれで演奏と同時に終わってしまうのです。人生はどうなるのかわかりません。しかし、二人の再会は後悔ではなく、そんな夢を見せてくれた二人の時間の共有に感謝したのでしょう。そんな作品ゆえに、私には「人生を語っている素敵な作品だなあ」と感じさせてくれました。実は、ヒロインが最後のオーデションで語る祖母のセーヌ川に飛び込む話を聞いて、私は涙が出ました。実現しなかったけれども、祖母のその話は自分の人生に後悔はないということをさりげなく教えていたからです。ここでも人生のすばらしさということを伝えていたと思います。


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by shin-pukupuku | 2017-05-09 09:08 | 映画 | Comments(5)