タイトルの映画を見ました。
 頭を休めるにはとても面白い映画でした。韓国映画です。音響施設の整った立川の映画館で見ました。そのために、座席が揺れるような音の感覚がありました。
 この映画は、パンデミックとゾンビ映画を混ぜ合わせたような内容で、それに韓国の新幹線車両という場面設定をして、観客を楽しませてくれます。しかもストーリーは予想を超えるもので、韓国映画の面白さを教えてくれています。日本映画は勧善懲悪の話が多いのですが、韓国映画はそれをさらに超えて、主人公まで死んでしまうという予想外のストーリー展開していくのです。
 映画の中には、いくつかの語りかけるものもありました。家族愛を中心に、支え合うことの大切さを教えています。それは、韓国社会の格差社会による差別と分断に対する警告と見ました。
 映画館に到着したら、いちばん時間帯が合っていたのがこの映画でしたが、なかなか面白いエンターテインメント作品でしたよ。

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# by shin-pukupuku | 2017-09-22 05:15 | 映画 | Comments(0)

今時の結婚式

 姪の結婚式に参加して、今時の結婚式の変化に感激しました。
 まず、上司の挨拶がありませんでした。以前は、かならずと言っていいほど、職場の上司によるお祝いの挨拶がありましたが、一切ありませんでした。
 次に、結婚をする本人を祝うものばかりでした。以前のように、「〇〇家」という案内はどこにもなく、結婚披露宴もすべて、〇〇さんと〇〇さんの結婚式となっていました。現在の民法に合わせた個人の尊厳を大事にする結婚式でした。
 学歴や職場のことは一切紹介はありませんでした。本人のこれまでの出身学校や職場のことなど一切説明はありませんでした。そのために相手の方がどのような学歴で仕事をしているのかはまったくわかりませんでした。
 お祝いのための出し物は一切ありませんでした。ただ、ゲームはありました。お祝いのスピーチもほとんどありませんでした。最初に新郎から挨拶があり、最後は新婦から家族への感謝の思いがあり、最後の締めは新郎による参加者に対する感謝の話で終わりました。
 いたってシンプルな結婚披露宴でした。
 時代は変わったなあと私は実感しました。まさしく、私が社会科の授業で家族生活に関わって話をしてきた個人を大事にする結婚式を実現したようなものでした。結婚披露宴で学歴の話や職歴のことなど、紹介したい人はすればよいのであって、全ての人たちが紹介する必要はないと私は思います。
 料理はフランス料理。酒と料理を味わいながら、充実した時間を過ごすことのできた結婚披露宴でした。若い人たちはすばらしいなあと思いながら、参加して良かったなあと思いました。

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# by shin-pukupuku | 2017-09-20 14:44 | 雑感 | Comments(0)

台風に…

 台風18号に振り回されてしまいました。予想通り、ピーチから早々と欠航の連絡が入り、妻も鹿児島の家が心配なために、姪の結婚式が終わるとすぐに帰っていきました。予約していたホテルをキャンセルしようとすると、100%の料金をとると言うのです。公的な交通機関が不通になると良心的なホテルはキャンセル料をとらないのですが、予約していたホテルは一切そんなことはありませんでした。もう二度とそのホテルは利用しないと思いました。
 キャンセル料がもったいないので、私一人だけ宿泊し、翌日、新幹線で東京へ向かいました。その夜の台風は、東京でも風はかなり強く、何回も目が覚めてしまいました。この連休は予想通りの台風に翻弄された時間を過ごすことになりました。疲れました。

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# by shin-pukupuku | 2017-09-19 16:57 | 雑感 | Comments(0)

台風

 台風18号が近づいてきました。私にとってはとても困ったことになりました。
 この週末は姪の結婚式。大阪で行われます。航空機は妻も私も予約しているのですが、はたして飛ぶのかという不安があります。まず、妻は大阪までたどりつけるのか、帰りは二人とも帰れるのかという問題です。妻は日曜日には体育大会も予定されているようで、大阪までたどりついたとしても、体育大会には参加できないだろうと思われます。私は日曜日に仙台に帰る予定ですが、まあ、二日間ぐらいは別に欠航でもかまいません。月曜日は祭日ですし、火曜日も特に用事はないです。
 こんな時に予約している航空機がピーチだというのも困ったものです。通常は私はANAを利用するのですが、それはサービスが良いからです。突然の事態に丁寧に対応してくれるので、利用するのですが、今回は安さに走って、ピーチにしてしまいました。それも心配な点です。
 いずれにしても、台風の影響があまりないように、今はそれだけを願っているところです。大丈夫かなあ?

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# by shin-pukupuku | 2017-09-14 05:06 | 雑感 | Comments(0)

歴史教材プロジェクト

 先日、歴史教材プロジェクト2回目の会議に参加するために、H市市役所へ行ってきました。
 前回は、私の計画案を編集委員の先生方に押し付ける形になり、編集委員の方々の状況もわからず私の方で一方的に進めてしまいましたので、会議そのものはうまくいきませんでした。その反省を踏まえて、今回はできるだけ編集委員の方々の意見を尊重して、その意見のもとで教材を作成しようと考えました。また、会議の進行及び司会も指導主事にお願いして、私は説明や質問に答える形で参加しました。
 すると、指導主事の先生がとてもユニークな方で、面白おかしく会議を進めてくれて、またグループでの話し合いなども入れながら、会議は順調に進みました。とてもありがたい時間となりました。また、先生方もやる気を出してきているのがわかりました。
 結局、決まった内容は、私が最初に提案したような計画案にかなり近いものになったのですが、全員が自分のものとしてとらえて、教材を作成しようとする意識が高まっていくのは、編集委員の考えや意見を尊重していくことなんだなあと改めて思うことでした。トップダウンではなくボトムアップでというのは、昔から私が大事にしていたことなのですが、最近の自分は傲慢さが出てきているのでしょう。
 今回の件を通して、プロジェクトを進めるためには参加者が楽しくやっていくこと、参加者の意見を大事にすることを改めて学ぶことでした。まあ、当然のことと言えば当然すぎますが、人はこんな大事なことをよく忘れてしまいます。
 

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# by shin-pukupuku | 2017-09-13 10:53 | 教育関係 | Comments(0)

もぐもぐマガジン 9号

□■□ MM小学校教師用ニュースマガジン□2260□
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判決書事例で学ぶ安全教育 第9回 
 ~熱中症への教師対応の学びのために(1)~  
        
                   
1.はじめに

 今月号から2回にわたって熱中症による学校事故への教師対応について学んでいきたいと思います。
 熱中症に関わる裁判の判決書を調査しましたが、小学校での裁判例は見あたりませんでした。小学生が熱中症で倒れたというニュースはときどき耳にしますが、小学校の先生方はきちんと対応しているのでしょうか。判決書がないということは、熱中症の事故で小学校では裁判による紛争がおこっていないということですので、喜ばしいことだと思います。
 しかし、中学校や高校においては、熱中症の事故に関わる裁判の判決書はいくつも見られます。それらは、部活動中の熱中症がほとんどです。
 小学校の教師であっても、これらの判決書から対応を学ぶことはできると思います。小学校の教師は部活動を持つことはありませんが、体育の授業や運動会などに関わっていることを考えますと、むしろほとんどの先生方が学ぶべきことだと思われます。
 第1回目は「高校バスケ部で起こった熱中症」を取り上げます。
 この事件では、高校の部活動監督であった教師Aが、熱中症対策をとらなかったために女子部員Bが練習直後に熱中症によって倒れてしまいます。ところが、適切な処置をとらず、病院に搬送しなかったために、部員Bは健忘の症状が生じてしまいます。そして、解離性健忘のために高校における学習の記憶を失い、学習塾を利用して再度学習し直すことになりました。
 教師Aは、熱中症予防及び対処に関する安全配慮義務違反を問われました。また、本判決は、事故後解離性健忘のため再度学習し直した費用を損害として認めた事例でもあります。
 いったい、学校教師は熱中症予防および事故後にどのような対応をとったらよいのでしょうか。
 大分地方裁判所平成20年3月31日の判決書事例を取り上げます。

2.事件の概要
 事件当日は、気温38度、湿度80パーセントに上っていたが、練習は午前・午後ともにアリーナで行われた。
 午後の練習は午後1時50分から始まり、基礎練習を中心としたメニューが行われていたが、午後3時45分から午後4時13分まで休憩が設けられた。この休憩中、部員らは氷菓子を食べ、中には氷菓子の容器に水を入れて飲む者もいたが、水分の摂り過ぎで教師Aから怒られることを恐れ、氷菓子以外に水分を摂取しない部員も多くいた。教師Aは部員らに対して、水分を摂り過ぎると体力の消耗が早くなるとか、血液が薄くなり貧血になりやすいなどと説明し、多量に汗をかいている部員に対して、水分の摂り過ぎが原因であるとして厳しく叱りつけるようになった。このため、多くの部員は萎縮して、水分補給を控えるようになっていた。
 休憩後、ゲーム形式の練習などが行われ、午後5時25分に全体での練習が終了した。
 部員Bは、練習終了後、他の部員にトイレに行くと告げてコートを離れたが、間もなく、トイレの前で倒れているところを他の部員に発見された また、同じころ、部員のJも体調不良を訴えていた。
 部員Bが倒れたことを聞いた副キャプテンで健康係のGは、そのことをアシスタントコーチのKに伝え、同人が教師Aに連絡し、その指示を仰いだ。この時、教師Aは、サプリメントを砕いてスポーツドリンクに混ぜて飲ませるように指示したが、部員Bは意識が朦朧としており、全く飲むことができない状態であった。また、他の部員は、部員Bに扇風機で風を当て、額に氷のうを当てるなどの処置をしていた。
 教師Aは、部員Bの意識の有無を確認するために、その頬を平手で叩いたところ、部員Bは振り向いたものの、朦朧として話のできる状況ではなかった。そこで、教師Aが部員Bの額に手を当てて体温を確認したところ、高熱や異常な発汗などの症状までは認められなかった。
 こうした部員Bの状態を見た教師Aは、その日の練習を頑張りすぎたための疲労が原因であろうと考え、午後6時30分ころ、保護者に電話し、練習後体調が悪くなったので寮で休養させることを伝え、部員Bを自動車に乗せて寮まで送り、寮で同室のGにその後の介抱を指示した。
 翌日朝、部員Bは、目が覚めても、前日の出来事、現在いる場所・日時、付添の部員に関する記憶がなく、同部員に対して、「ここはどこですか。」と尋ねた。部員Bは、E高校に在校していることも、バスケットボールをしていることも分からず、したがって、同女子寮にいる理由も分からなかった。そこで、同部員が先輩部員に連絡し、同先輩部員が部員Bに、何人かの人の名前を挙げて、この人は知っているかと質問したところ、小学生からの同級生だけは知っていたが、それ以外の人の名前は分からなかった。
 教師Aは同室の部員Gから、部員Bが周囲の状況を理解していない感じであり様子がおかしいとの報告を受けたため、自ら寮に赴き、部員Bの様子を確認し、病院へ連れて行くこととした。病院に連れて行き、診察を依頼したが、その後アシスタントコーチのKが到着したため、自分は学校に戻った。
 病院での診察の際、部員Bは、倒れた時の記憶が抜けていること、片麻痺があること、全身が割れるように痛いことなどを訴えた。また、同時に診察を受けたJが、原告Aには意識があるものの反応に乏しいこと、昨日からの記憶が抜けていることなどを付け加えた。
医師は、記憶の欠落が脱水症によるものか、倒れた際の頭部打撲によるものかが不明であったことから、付添いのKに対して、保護者に連絡した上で専門医を受診することを勧めた。
 ところが、教師Aは、診察に付き添ったKと3年生部員から診断結果を聞いたにもかかわらず、保護者への電話では、病院に連れて行ったが安静にしていれば大丈夫なので寮で静養させる旨を伝えた。そして、部員Bを寮に戻し、すぐに専門医に受診させようとはしなかった。
 また、翌日も、教師Aは、朝寝ている部員Bの頬を叩いて起こし、「生きてるか。」と問いかけて安否を確かめただけであった。その後、部員Bが自ら保護者に電話することで保護者は始めて事態の重大さを知り、専門医のM脳神経外科に受診させることができた。
Bは、本件事故により、心的外傷を原因とする解離性健忘となった。

3.判決の内容

 判決結果は次の通りでした。なお、原告は部員Bと保護者、被告は学校法人とバスケ部監督の教師Aです。

 主文
 1 被告らは、原告に対し、連帯して、360万4932円及びこれに対する平成18年8月23日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。
 2 原告のその余の請求並びに保護者の請求をいずれも棄却する。
 3 訴訟費用はこれを5分し、その2を被告らの負担とし、その余を原告らの負担とする。
 4 この判決は、第1項に限り、仮に執行することができる。

4.学校・教師の対応

 判決では、バスケ部監督Aの過失が認定されています。いったいAのどこに問題があったのでしょうか。
 裁判官はその理由を次のように説明します。

「監督Aは、高校の教員であり、女子バスケットボール部の監督であるから、部活の実施により、部員の生命、身体に危険が及ばないように配慮し、部員に何らかの異常を発見した場合には、その容態を確認し、応急処置を執り、必要に応じて医療機関に搬送すべき一般的な注意義務(安全配慮義務)を負っているというべきである。事故当時、既に熱中症の予防策や発生時の対処方法について、財団法人日本体育協会による熱中症ガイドブックも公刊されており、熱中症の危険性とその予防対策の重要性は、体育教育関係者にとっては当然身に付けておくべき必須の知識であったと認められること、バスケットボールは走ることを基本とする運動量の多い球技であり、特に夏季の練習においては体育館内の温度が上昇するため熱中症に対する配慮が必要となること、熱中症ガイドブックによれば、乾球温度が35度以上となる場合には原則として運動を中止すべきとされていることなどを考慮すると、監督Aとしては、本件事故当時、部員が暑さと運動によって熱中症を発症することのないよう、気温が35度以上である間は、基本的には練習を控え、仮に練習を行う場合であっても、その内容を比較的軽微な運動にとどめ、練習中は適宜休憩を設けた上で、部員らに対して十分に水分及び塩分を補給することを指導するとともに、部員らの体調を把握して、熱中症を疑わせる症状がみられた場合には、直ちに涼しい場所で安静にさせて、水分を補給したり体を冷やすなどの応急処置を採り、水分補給ができない場合には医療機関に搬送すべき具体的な注意義務を負っていたというべきである。

 裁判官の判断では、学校教師が熱中症に対してとるべき対応を詳細に説明してくれています。
 

5.何を学ぶべきなのか。
 本判決書で登場しているのが、「財団法人日本体育協会による熱中症ガイドブック」です。まずは、このガイドブックを読み、熱中症とはどのような症状であり、何に気をつけるのかを学ぶべきでしょう。
 そのガイドブックでは熱中症の病型の説明として次のように記されています。

 「(ア) 熱失神:皮膚血管の拡張による循環不全で、脈が速くて弱く、呼吸回数の増加、顔面そう白、血圧低下、一過性の意識喪失がおこる。
  (イ) 熱疲労:脱水や塩分の不足による症状で、脱力感、倦怠感、めまい、頭痛、吐き気などがみられる。
  (ウ) 熱けいれん:大量に汗をかき水だけを補給して血液の塩分濃度が低下した時に、足、腕、腹部の筋肉に痛みやけいれんがおこる。
  (エ) 熱射病:体温の上昇のため中枢機能に異常をきたした状態で意識障害(うわごとや、呼んでも答えないなど)がおこり死亡率が高い。」

 バスケ部監督Aは、上記の症状を把握しておく必要がありました。熱中症では意識喪失や意識障害がおこるわけですから。
 
 また、熱中症ガイドブックには、熱中症予防の運動指針として次のように記されています。
 「乾球温度35度以上の場合には、原則として運動を中止すること」
 「乾球温度31度以上の場合には、熱中症の危険が高いので激しい運動や持久走など熱負荷の大きい運動は避け、運動する場合には積極的に休息をとり水分補給を行うこと」

 上記のことをバスケ部監督は知っておくべきでした。35度を超えていたのにもかかわらず、長時間にわたって部活動は行われ、しかも水分補給に対して間違った認識で摂取をできるだけとらないように指導していたわけです。責任を問われたのは言うまでもありません。

 最近の判決(平成28年12月22日大分地方裁判所)では、熱中症で死亡した被害生徒の保護者が、剣道部の顧問に教師個人の賠償を請求した事件において、教師個人の賠償を認める判決が出ています(ただし、現在高裁で係争中)。熱中症での対応で過失があると、教師本人が「重大な過失がある」として個人として賠償支払いを認められるケースも出てきたということを教師は知るべきだと思います。
     
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編集者の心に残った言葉

裁判官の判断では、学校教師が熱中症に対してとるべき対応を詳細に説明してくれています。



小学校で教員をしていた私の場合ですが、対象が年齢的に低いこともあり、少しぐらい大丈夫と思うこともなく、少しのことでも心配になり、すぐに養護教諭や同僚に相談していました。
中学や高校でも、生徒に異常があるときは、とにかく一人で判断せず同僚や養護教諭と共に対応すると、最悪の事態は避けられるのかもと思いました。
年に一回か二回は、教師・保護者・生徒が専門家と共に、判断の方法や事後対応の基本を学び、教師の力量に関わらない安全管理体制がとれるといいのではないでしょうか。

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# by shin-pukupuku | 2017-09-12 13:23 | 教育関係 | Comments(0)

激坂 10.5度

 しろいし蔵王マラソンに参加しました。主催者側は「激坂 10.5度」をアピールしている大会でした。20㎞と10㎞の部がありましたが、私は10㎞の部に参加しました。
 たしかに、激坂には参りました。最初と最後に傾斜10.5度の激坂があり、行きはかなりのスピードで坂を下りましたが、ラスト2㎞の坂は死にそうでした。これまで何度かマラソン大会に出場してきましたが、初めて20mほど歩きました。ギブアップでした。しかし、その後は元気が出ましたが…。
 記録はこれまでの最低。それでも50代出場選手70人の中で、19番でしたので、それなりの成績だったと思います。
 終わった後はお楽しみの温泉。今回は白石市にある小原温泉に行きました。かなり熱いお湯のところで、熱い熱いと言いながら入りましたが、露天風呂でなにか「キーキー」言うのでなんだろうと思いながら、湯船に浸かっていました。すると近くの木が大きく揺れたので何だろうと思って、眼鏡がない状況で注視すると、なんとそこには大きなニホンザルがいました。これはまずいと思って湯船から出て、慌てて屋内の風呂の方に避難しました。
 本当にびっくりしました。
 帰り際に近くの遊歩道のところを見に行くと、「サルに注意」と「クマ出没、危険」という看板が出ていました。
 さすが、東北ですね。

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# by shin-pukupuku | 2017-09-11 10:50 | 雑感 | Comments(0)

映画「ダンケルク」

 私は若い頃から戦争映画は好きなジャンルの一つです。人が殺されるシーンを見るのは、かなり心が痛むのですが、戦争とは何かを考えるときに、映画のシーンに身を置いて、生と死について切実感をもって考えることが好きなのかもしれません。
 タイトルの映画は、これまでとは映画の作り方そのものが違うようです。一般的な映画では、主人公の人間ドラマを描きます。そのために、戦場になる前の生活や人間関係がとても大事にされます。それがあるからこそ、観客は主人公に共感し、感動し、涙を流すのだと思います。たとえば「はだしのゲン」を例にあげると、原爆投下までにゲンの家族の様子がかなり克明に描かれていますよね。あのシーンがあるからこそ、観客は原爆によって一つの家族が失われる悲しみを実感するのだと思います。
 ところが、この映画は、まったくそのような場面はありません。描こうとしているのは戦場の場面のみ。しかもかなりリアルに描かれています。特に海に沈むシーンは自分自身が海底に引き込まれ息ができないような状況になります。つまり、戦場の臨場感をこの映画は描こうとしています。映画を見ている人は、まさしく戦場に足を踏み入れ、自分自身が兵士となってダンケルクを脱出しようとするのです。
 そのために、この映画では一人の人間があまり丁寧に描かれていません。私はこの手法には反対です。やはり個人として戦争を描くべきだと思います。戦争は国と国の戦いであるわけですが、その実像は個人のいのちや人権が奪われ、家族を失う悲しいものなのだということを描くことが大事だと感じています。
 この映画の監督は、戦場の現実を描くことに成功していますが、人間を描くことに成功していないと思います。一つの命があっけなく奪われるのが戦争であることは映像で教えてはくれていますが、人々の感情まで届いていません。

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# by shin-pukupuku | 2017-09-09 17:39 | 映画 | Comments(0)

 この二日間、仙台のTG大学へ通って地域連携教育の夏季特別講座の研修に参加していました。本学でもこの研修会の参加に広く呼びかけたのですが、だれも希望者がおらず、基礎ゼミの学生にも逃げられて、結局私が代表で参加せざるをえない状況となりました。そのような経緯があり、研修意欲が薄いまま参加することでした。
 二日間の研修を通して、タイトルの内容を具体的に把握することができました。この言葉は京都大学の松下佳代氏が使用している言葉のようですが、5月の会議で提案されていましたので、いったいどのようなことなのかについて質問することでした。なんとなくわかった気持でいましたが、具体的な事例について学んだのは初めてでした。
 地域連携ですので、地域の企業の課題を教材にして学生たちが自分の専門性と関わらせながら課題追及していくというのが授業の流れでした。教員は学生にどのようなアドバイスをし、どのようなコメントをするのかというのが一つのテーマであり、実際に学生の立場で教員同士が考え話し合うことで、教員の資質能力を育成しようとするものでした。
 時間的にはあっという間に終わったので、主体的に集中しながら参加することができました。具体的な教育の手法を学ぶことができましたので、得るものは多かったのですが、どことなくしっくりこないところもあったのも事実でした。それなりに取り組みは面白かったのですが、自分自身の意欲のなさが学ぶべきものを低下させたのでしょう。これを自分の大学で実際に行おうと考えた時に、はたしてできるのか、疑問に思いました。主催者側は、カリキュラム改革が必要ですと述べていましたが、まさしくそれがないと、地域連携のディープ・アクティブラーニングはむずかしいかなと思いました。個人レベルの工夫ではなく、学科単位の取り組みが必要なようです。

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# by shin-pukupuku | 2017-09-08 09:53 | 教育関係 | Comments(0)

子の利益のために

 民法820条では「親権を行う者は、子の利益のために子の監護及び教育をする権利を有し、義務を負う」と記されています。民法については、2011年に改正されたことはみなさんご存知だと思います。その内容は、子どもの権利条約を体現したものとなっていて、上記の条文もをそれを示しています。「子の利益」とは、子どもの権利条約における「児童の最善の利益」に該当するものです。
 私は、裁判所関係の仕事の依頼もたまにあるので、上記の条文をかなり身近に感じています。この民法改正が子どもの監護と教育にいかに大きく影響し、離婚後の親権、養育費、面会交流などで基本的な基準になってきています。また、親による虐待についても、その力を発揮しつつあると思います。
 私が現在読んでいる本は榊原富士子・池田清貴『親権と子ども』(岩波新書)ですが、書かれている内容は民法改正で子どもをめぐる状況がどのように変化しつつあるかを描いていると思います。私は上記の仕事の関係で切実感を持って、この本を読み進めています。親権や面会交流をめぐる問題はなかなかその解決はむずかしく、頭を抱える事案ばかりですが、教育に携わってきたものとしては、やはり子どもの幸せがいちばん大切だなと思いながら対応しているところです。家族については、明治以来の民法をひきずってきた日本においては、国民レベルの意識変革はなかなか進んでいきませんが、離婚家庭が増加している中で、家族をめぐる法制は今後さらに変革していく必要があるのだと思います。

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# by shin-pukupuku | 2017-09-07 09:38 | 教育関係 | Comments(0)