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ルーベンスとブリューゲルの時代展

 鹿児島市立美術館で開催されている美術展ですが,下の娘と見に行きました。ルーベンスというのが,17世紀のフランドル美術を代表する巨匠で,ヨーロッパ各地の王侯貴族の嗜好に応じて,古代の神々や歴史上の英雄たちの活躍を壮大なスケールにもとに描いたようです。また,ブリューゲルというのは,父子にわたっていて農民の風俗や田舎の情景を緻密なタッチで描いて人気を博したようです。

 500円を出して,説明用のレコーダーを借りて絵を見ていきましたが,あれは絵の場合は疲れますね。むしろ不要かなと思いました。絵というのは感性で見るものだと私は思いました。この作品は惹かれるなあとか感じながら見るのが,絵画だなと思います。説明を聞くと,どうも楽しめない感じがしました。

 絵を見ながら,17世紀のフランドルの町の情景がいきいきと描かれているのですが,この地方は,まさしく「フランダースの犬」の舞台になったところです。たしか,アントワープと言っていましたね。絵を見ながら,フランダースの犬の最終回を思い出していました。ネロは美術館に入って,パトラッシュといっしょにこの絵を見ながら,天国に召されていったんだなあと考えていました。
 芸術作品は結局,自分のこれまでの生き方と重ね合わせながら,見るものなのかもしれませんね。歴史が自分の歩みと重なっていくように・・。
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by shin-pukupuku | 2007-08-31 05:59 | 雑感 | Comments(1)

BSディベートのコメント

 昨夜は,BSディベートをドキドキしながら見ていました。当日の緊張を思い出しました。前半のいちばん最後に私が登場しました。見てみると・・

 ①鹿児島弁ではなくて,きれいな標準語でしたね~~。あんなに話せるんですね。自分でもびっくりでした。娘が「お父さん,鹿児島弁だけはやめてよ!」と言っていたので,まずはクリアーできていましたね。

 ②そんなに緊張しているように見えませんでしたね。実はドキドキガクガクだったのですが,一瞬のコメントでは普通にしゃべっているように見えていたから不思議でした。

 ③けっこう焼けていましたね。顔が真っ黒でした。あれでも,最近は日焼け止めクリームで焼けないように保護していたのですが・・・。腕を出さないで長袖シャツがよかったと自分では思っています。白いシャツはなかなか良かったと自分では思っていますが,どうだったでしょうか?

 ④コメントは前半がカットされていました。テレビで私が話したコメントの部分は,その場で考えてしゃべったものでした。準備していたコメントは前半でしたが,やっぱりその場で考え,討論にかみあったコメントをテレビ局はほしがるのだなあということがよくわかりました。

 ⑤オーディエンスでカットされていたのは私ではなくて,次の人のコメントでした。1人の小学校の先生は全部カットでした。

 ⑥ディベーターはかなりしゃべったのですが,大きくカットされていました。特に内藤朝雄(明治大学)の彼は,おしゃべりでコメントが長かったのですが,ほとんどカットでしたね。まあ,6時間を2時間にするわけですので,そういうことになるのかもしれません。

 ⑦前半が終わるとすぐに管理職から電話がありました。二人でチェックしていたのでしょうか・・,それとも純粋に私の出演を喜んでいたのでしょうか・・?
 こういうのって,管理職は委員会に報告するんですかね・・?


 私のコメントはたった30秒ぐらいでしたが,あれでNHKは私に10万円も使ったわけです。10万円分のコメントがあの30秒ですので,貴重なものですね。呼ばれたことに感謝でした。

 ほんとうにおいしい旅になりました。ありがとうございました。NHKのみなさま!
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by shin-pukupuku | 2007-08-27 10:30 | 雑感 | Comments(2)

K先生,もう一息です。

 先日はサンエールで県社研の第2回研究委員会が行われました。研究委員のほとんどが参加し,M顧問(大学)も来られて,意義深い検討委員会になったと思います。

 T中学校のM先生は,昨年度の授業案をもとに九州大会の研究発表の原稿を準備してきましたが,もう一息で完成だと思います。あとはパワーポイントの検討だけで良いのではないかと思いました。次回は指摘されたところを練り直して,完成原稿を出すのみだと思います。今度はパワーポイントの準備が大変ですね。これがけっこう面倒だったりするわけです・・はい。

 授業者のK先生は,職場体験学習と重ねてインタビューをさせ,その結果をもとに発表などもさせるつもりなので,これからますます忙しくなると思います。参加者は思い思いに好きなことを述べていましたが,授業の内容と教材,展開まである程度のプロットは出てきたような印象を私は持ちましたが,どうでしょうか・・?

 10月末に研究授業となりますが,準備は早め早めにお願いしますね。あともう一息ですので,ともにがんばりましょう。
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by shin-pukupuku | 2007-08-27 10:14 | 教育関係 | Comments(1)

東京フィールドワーク

 20日は東京フィールドワークを行いました。まあ,東京に行ったのは気持ちのメインはこっちのほうが楽しみでした。
 まずは,学生時代に2年間過ごした中野の都立家政駅に行き,24年前のアパートを探しに行きました。ところが,場所がわかりませんでした。途中までの道は思い出すのですが,最後のところがわかりません。アパートもなくて,3階建てぐらいのマンションがいっぱいでした。おそらくこういうものに建て変わったのだろうと思うことでした。

 次に早稲田大学に向かいました。こちらも卒業以来,23年ぶりです。戸山キャンパスは大きくは変化していませんでしたが,学生がたまっていた場所には,新しいビルが建ち,学食が場所を移したりしていました。

 その後は,猛暑の中,靖国神社に向かいました。政治問題でアジアとの関係で何かと話題になる場所ですが,その横にある遊就館にある展示を見たかったのです。思った以上に広くて,
22の展示室がありました。言われていたように「加害責任を問うような展示」はありませんでした。東南アジアの泰面鉄道を最初に通過した列車が展示してありましたが,その説明でも,現地の人々や捕虜の犠牲については触れられていませんでした。
軍国主義の歴史をおって展示しており,御霊をなぐさめるのを目的にした展示館でした。

<靖国神社>
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<遊就館>
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  次に,表参道に向かい,国連大学を見ました。2階にのぼってみたら,地球温暖化の写真パネル展を行っていて,かなり訴えてくるものがありました。しかし,残念ながら観客は私ひとりでした。

<国連大学ビル>
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 岡本太郎記念館が青山にあります。青山を歩くとファッション雑誌から出てきたような人がいっぱいいましたが,着ている服が上品に見えるから不思議です。記念館はせまくて,展示物も多くなかったのですが,作品は興味を惹かれますね。

<岡本太郎記念館で>
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その後は,国立国会図書館に向かいました。調べたいことがあったのですが,ヒットしませんでした。がっかりして,パソコンに向かっていたら,そのままよだれをたらして眠っていました。ここで疲れが爆発!でした。

気を取り直して,国会議事堂へ向かいました。参議院の見学をしました。以前行ったことがあるのですが,今回は警備がかなりきびしくなっていました。空港と同じようなチェックをされました。
国会も行われていないので,閑散としていました。

<国会議事堂>
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 今回のフィールドワークは,暑さがみにしみる一日でした。それにやっぱり東京は歩きますね。足に豆ができてしまいました。昔住んでいたアパートの位置がわからなかったというのは
残念でしたが,いつのまにか標準語でやりとりをする自分に気づきました。忘れていたはずの標準語だったのに,この2日間で自分の中に東京時代の自分がいることを気づきました。残念だったのは,東京時代の友達に連絡をしなかったこと。それだけは,心残りでしたね。
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by shin-pukupuku | 2007-08-23 09:05 | 雑感 | Comments(1)

声がうわずる!

 BSディベートの撮影は,15時ぐらいから21時ぐらいまで続きました。ディベーターは,尾木直樹(教育評論家),戸田忠雄(教育アナリスト),藤原和博(杉並区和田中学校校長),内藤朝雄(明治大学准教授)の4人でした。オーディエンスは20人。中学校教員は二人,小学校が二人,私立校長がひとり,教育長1人,PTA会長1人,保護者3人,NPO法人二人,高校生が5人ぐらいだったと思います。

 まずは,疲れました。ディベーターがよくもあんなにしゃべるなあと思うぐらいしゃべりました。
結局6時間もかかってしまいました。ずっと自分の席に座って,6時間も話を聞くというのは,とんでもないぐらいハードなことです。
 オーディエンスは発言は1人1回か,2回。挙手で質問とか,結局ありませんでした。

 私は「厳罰化についてどう思うか」と聞かれましたが,当初予定していた話を突然変えてしまいました。というのも,ディベーターの論議を聞いていたら,私の話は的をはずれているようなきがしたからです。
 そこでその場で考えてしまいました。その結果,

 声がうわずってしまいました!緊張のあまり・・・。

 私がいちばん緊張していたと思います。高校生などはすらすらと自分の意見をよどみなく話をしていて,びっくりしましたね。

 そのため,おそらく,発言が編集でカットされること,大となりそうです。
みなさん,結局私は予定通り,へらへらで終わりそうです。

 でも良い経験になりました。渡邊あゆみさん(アナウンサー)をあんなに近くで見ることができて,しかも著名な評論家といっしょに番組に出演できたわけですから,うれしいかぎりです。
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by shin-pukupuku | 2007-08-21 19:32 | 雑感 | Comments(4)

おいしい旅

 本日,NHKBSディベート出演のために東京へ行きます。テーマは「いじめとどう闘うか」というもののようです。
 私は,20人のオーディエンスの1人なので,ほとんど「後ろの人」という感じですが,私に割り当てられた発言時間は1回指名の1分間です。挙手の場面もあるのですが,おそらく私のことなので,へらへら笑っているだけで,終わると思われます。

 ということは,1分間のために東京NHKスタジオまで行くことになります。しかも,場合によっては編集でカットされることもあるようです。
 となると,へらへらで東京1泊二日旅行をゲットするということになります。
「おいしすぎる」と,昨日の近現代史研究会のメンバーがよだれをたらしそうに言っておりました。テレビが入るので緊張すると思いますが,その後の東京フィールドワークを楽しみに,へらへらしておきます。

 それでは行ってまいります。
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by shin-pukupuku | 2007-08-19 07:48 | 雑感 | Comments(1)

トランスフォーマー

「アルマゲドン」で爆発的なヒットを飛ばしたマイケル・ベイが監督し,あのスピルバーグが製作総指揮をとったのが,今話題の映画「トランスフォーマー」です。
 そのことを大きく前面に出して,この作品を売り出していますが,CMではトランスフォームできるロボットが闘っているアクションシーンが多数出てきますよね。
 たしかに,映画の中でもアクションシーンがいっぱいあって,CGじゃないとこの場面は無理だろうなあと思いながら,映画を見ていましたが,見応えはあったと思います。
 形を自由に変えられるロボットですが,宇宙人という設定でした。しかも,悪玉と善玉に分かれていました。
 さえない主人公(高校生)がインターネットオークションで売り出した祖父のメガネが,大事なものであったというものです。そして,さえない主人公が,ラストでは素敵なガールフレンドを手にするというストーリー展開でした。

 ハリウッド作品は,悪玉と善玉をきれいに分けて,演出しますね。アメリカでは味方と敵がはっきりしている方が,受けるのかもしれません。ブッシュ大統領も9.11テロ事件で,その後,敵をアフガニスタンにいるタリバンがテロリストとだと国民を扇動して,攻撃しました。その次は,イラクに標的をしぼっていきましたね。これも見えない敵をはっきりさせて世論を誘導したのだと思います。見えない敵に弱いのがアメリカ人かもしれません。ベトナム戦争でも見えないベトナム兵に負けました。

 先日のダイハード4.0のようにアクションだけが目立つだけではなくて,この作品にはおもしろいシーンも織り込んでいました。善玉ロボットは実は人間的な部分を見せてくれたわけです。
そのシーンでは笑い声が映画館会場のあちこちでおこりました。

 ともかく,この作品はお薦めだと思います。頭を使って社会問題を考える映画ではなくて,頭を空っぽにして映画を楽しむには最適な作品だと思います。

 
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by shin-pukupuku | 2007-08-17 08:25 | 映画 | Comments(1)

戦没者追悼式典

ニュースで,戦没者追悼式典の様子を見ました。衆議院議長の河野洋平氏は日本軍による加害行為への謝罪を取り上げ,参議院議長の江田五月氏も,加害行為の反省謝罪を取り上げたそうです。

 安倍首相「…また,わが国は,多くの国々,とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました。国民を代表して,深い反省とともに,犠牲になった方々に謹んで哀悼の意を表します。…」

 河野洋平「…また私は,日本軍の一部による非人道的な行為によって人権を侵害され,心身に深い傷を負い,今なお苦しんでおられる方々に,心からなる謝罪とお見舞いの気持ちを申し上げたいと思います。…」

 戦争体験と戦死者の記憶が,日本のナショナリズムの基盤となる平和主義をつくり出してきました。にもかかわらず,昨晩のNHK討論番組では9条改正に賛成する人々の発言には,現実的な思考しか見えませんでした。
 日本を代表する首相や議会議長さえも,戦死者の記憶を大切にする旨の発言をしているのに,歴史的な軸を失った人々の発言はさびしいものがあります。戦死者と被害を受けた人々の思いを大切にしてほしいと強く思いました。 
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by shin-pukupuku | 2007-08-16 09:56 | 雑感 | Comments(1)

ハリーポッターを見ました

 娘二人を連れて,ハリーポッターを見に行きました。
 はっきり言って,ストーリーがよく分からなくなる場面が何度かありました。アズガバンとか,何だったかな?と思い出しながら,映画を見ていました。
 この映画は,これまでのシリーズものや,本を読んでいる人でないとわかりづらいものかもしれません。本も読まず,シリーズの映画を1回も見てない人には,わかりづらいだろうなあと思いました。(ちなみに私は映画は全シリーズ見ています。)

 全巻読破し,全シリーズを見ている上の娘はよくわかったようで,本と比べるとかなり細部を省略した作品だったようです。本では何時間もかかるような作品を,2時間という映画にぎゅっと詰めすぎだと感想を述べていました。

  魔法というのは,浪漫を感じさせるものですが,この映画はロマンと言うよりは恐怖心を感じさせるものだったかもしれません。客の入りが悪いのも,そういうロマンを失った作品に仕上がっているからだと思います。今回で,映画シリーズは終わりになるかもしれないなあと感じました。ハリーも大人になりすぎましたね。ロマンを思い描く年代ではなくて,現実と向き合わなければならない年頃ですしね。
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by shin-pukupuku | 2007-08-14 10:47 | 映画 | Comments(0)

楮(こうぞ)

 写真は,日隈フィールドワークで初めて見た楮(こうぞ)です。

 広辞苑では「西日本の山地に自生し,繊維作物として各地で栽培。高さ3メートルに達する。葉形は桑に似て質はやや薄く粗い。雌雄同株。6月頃,淡黄緑色の単性花を開く。果実は赤熟,桑の実に似る。樹皮は日本紙製造の原料・・」。

 楮,三椏(みつまた)が紙の原料であることを言葉では知っていましたが,現物で手にとって見られたのは大きな学びでした。
 宮地手漉き和紙を作っている宮田寛さんは,現地で唯1人なんだそうです。後継者もいなくて,宮田さんが亡くなると八代の地から手漉き和紙を作る職人はいなくなるそうです。
「つらい仕事のわりには,もうけのない仕事です」と説明する笠智衆似の宮田さんの言葉が,印象的でした。
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by shin-pukupuku | 2007-08-13 07:45 | 雑感 | Comments(0)