「いじめ」というタイトルと香山リカという精神科医と辛淑玉というマイノリティの立場からの発言がどのようなものになるか,興味があったので読んでみました。

 書いている内容は新鮮な印象をほとんど持ちませんでしたが,ひとつ参考になったことが,当然すぎることですが,あらためていじめは「加害に向き合うことでしか問題は解決しない」ということ。「被害者にガンバレではなく,いじめている者にいじめるな!と言うべきだ」という辛淑玉の言葉。

 いじめ授業はまずは被害を受けて苦しんでいる被害者を救うことを第一に考えて取り組んできました。ここにきて,加害の問題を取り組んでいくことの重要性を痛感しています。現場で必要なのは加害者をどう変えるかということだと思います。加害者の問題を私は次なるステップに考えています。でもこれはなかなかむずかしい問題だと痛感しています。
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by shin-pukupuku | 2008-04-22 18:27 | | Comments(0)

大いなる陰謀

 大いなる陰謀を見ました。3つの場面での会話が,この映画を形作っています。観衆を楽しませるシーンはとりたててないので,隣のおじさんは寝ていました。
 3つのシーンでは「ロバート・レッドフォード」「メリル・ストリープ」「トム・クルーズ」という有名な俳優がその演技力で勝負しているという感じでした。

 テーマは戦争が大いなる陰謀に利用されているということです。この映画でもアフガニスタンの山岳部を攻撃しますが,落ち込む共和党支持率を挽回するために政治家がマスコミを利用しようとするわけです。

 アメリカ社会の病を描こうとした作品だと思いました。志願兵の問題や人種差別の問題,9.11後のアメリカ社会の問題がこの映画にちりばめられていました。

 映像の問題でしょうか,社会派作品には仕上がっているのですが,どうも疲れてくるようなできばえでした。アメリカ人はこの作品をどう評価するのかを知りたいと思いました。
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by shin-pukupuku | 2008-04-20 19:41 | 映画 | Comments(0)

 なぜ市民革命は17~18世紀に起こったのかーというテーマで生徒たちに考えさせました。資料集の記事から生徒たちは「ロックやルソーなどの啓蒙思想家の影響が大きい」という答えを見つけていきますが,ある生徒が,「ということは,啓蒙思想家の本は禁止処分になったんですか」と質問してきました。

 あまり考えたことのない質問だったので,「どうだったのかなあ。おそらく禁止処分になったんじゃあないかなあ」とあやふやな答えをしてしまいました。

 生徒たちの質問はなかなかするどいものが多いですね。あとですぐに調べましたが,予想通り,発禁処分を受けているようです。絶対王政の政治から考えると,自由や平等という考え方はゆゆしき問題ですからね,弾圧を受けたことは事実でしょう。それでも市民は啓蒙思想家の本を読んだのです。市民のたくましさを逆に学ぶことになります。ルソーは「社会契約論」で・・という知識を伝えるのは大事なことですが,その背景をこのような事実で伝えることの方がもっと大事なような気がします。
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by shin-pukupuku | 2008-04-19 18:27 | 教育関係 | Comments(0)

魔法にかけられて

 久しぶりに映画を見に行きました。卒業旅行以来,久しぶりの日曜日休みでがとれてゆっくりと映画を見に行けました。
 映画は前売り券を購入していたために,今回も娘と二人でディズニー映画「魔法にかけられて」を見ました。
 これまでのディズニーの常識をうちやぶる異色の作品に仕上がっています。娘が言うには,この映画は家族連れではなくて,恋人同士の映画でしょうということのようです。たしかに,夢とロマンを描くディズニーシリーズにしては,その夢を打ち砕く作品といえましょう。なぜなら,お姫様の運命の人は,この人間世界にいたのですから・・。しかも,白馬に乗った王子様ではなくて・・。
 びっくりしましたね。
 以下はyahooの映画紹介の記事です。

アニメーションの世界に暮らすプリンセスが、魔法で現代のニューヨークに追放されてしまうディズニー・ファンタジー。『ターザン』『102』のケヴィン・リマが監督を務め、ディズニーの“お約束”が通じない実写の世界で右往左往するお姫様の冒険を、夢いっぱいに描き出す。主演は、33歳で“ディズニー・プリンセス”役を射止めたエイミー・アダムス。おとぎの国のシーンはアニメ、ニューヨークでのシーンは実写で描くというユニークな設定にも注目だ。

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by shin-pukupuku | 2008-04-13 19:38 | 映画 | Comments(0)

遣唐使の廃止?

 『歴史地理教育4月号』を読んでいたら,遣唐使の廃止ではなくて,遣唐使の停止ということを学びました。
 「遣唐使の廃止→国風文化の発展」という流れで私はこれまで教えてきましたが,この思いこみが間違っていたことに気づかされたのです。
 遣唐使は停止になったけれど,民間ベースでの交易は活発であったということのようです。よく考えればそうですよね。貿易は多大な利益を手にするものです。そういうおいしい話にチャレンジしないことはありませんよ。しかも海は広いし,禁止されていてもどこからか密航が行われるものです。人間はたくましいと思うんです。
 国風文化はまったくの日本独自の文化ではなくて,あくまでも中国の影響下にあったということも理解しておく必要があるようです。教え方にも工夫が必要かもしれませんね。

 そういえば,岩波新書から『遣唐使』という本が出ていましたね。今度読んでみようと思いました。
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by shin-pukupuku | 2008-04-13 07:27 | 教育関係 | Comments(0)

38対1

 きょうは下の娘の中学校入学式でした。パートナーは仕事の関係で出席できなかったので,私が入学式とそれに続く学級PTAに参加しました。

 小学校と違って,中学校の入学式はきわめてあっさりしていますね。わたしの勤務校もそうなんですが,もう少し工夫があっても良いような気がします。おかげで,途中居眠りをしてしまいました。

 学級PTAは予想通り,役員決めでした。教室に入って座席に座り,周りを見回したら,私以外はすべて母親でした。38対1。父親は私だけでした。おまけに担任の先生も女性なので,なんんか場違いな所にいるような錯覚を覚えました。

 PTA役員決めは各出身小学校に分かれて,話し合いがもたれましたが,少しぼっーとしていたら,「くじびきでしましょう」が提案されて,決まってしまいました。おたおたした私は,「えーっ,来年以降頑張ります。妻も入学式なのにきょうのように来れていませんし・・」と小さな声で言いました。すると私だけくじに参加しなくても良いということになりました。

 38対1もいいところがあるようです。みなさんの視線は「哀れみ」のトーンがあったような気がしました。

 役員決めに1時間以上かかりましたが,どこの学校でも同じような感じなんですね。保護者の立場からするとかなりしんどい時間だなあとつくづく思いました。入学式ぐらい,子どもといっしょに帰りたいのになあ~と思いましたね。
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by shin-pukupuku | 2008-04-07 18:21 | 雑感 | Comments(2)

銀閣の姿にがっくり

 京都でがっかりだったのは,銀閣です。なんと今現在,大規模な補修改築中で,ほとんど何も見えない状態でした。見えたのは骨組みだけという状況。それでも拝観料は通常と同じなので,「これは拝観者をばかにしている」という声を観光客に中から聞きました。

 私も同感でしたが,翌日偶然にテレビで特集された銀閣を見たら,まあいいかと思いました。かつおくんが授業で説明していましたが,銀閣とその周囲の石庭との関係が大事なんですよね。雪舟が描いた水墨画の世界が,銀閣なんです。モノトーンの世界。

 それにしても京都は土曜日だったせいか,観光客が多くて,道路は大渋滞。バスも巻き込まれて,清水寺には行けずじまいでありました。バスから降りて,地下鉄で京都駅まで帰りました。
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by shin-pukupuku | 2008-04-04 06:25 | 雑感 | Comments(1)