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地域に住む被爆者から学ぶ

 先日、修学旅行の事前学習の平和学習として、地域に住む被爆者を呼んで体験談を語ってもらいました。二時間の学習の1時間は、「人間をかえせ」のビデオを見た後、私が原爆の熱線・爆風・放射能について語り、なぜ原爆が落とされたのかについて、説明しました。ビデオは古くなりましたが、印象的なので、見終わった後は私語一つでない状況になります。このビデオには前日に全学級で読んだ山口仙二さんの体験談がそのままビデオに登場しますので、よりいっそう真剣に見ていたように思いました。
 その後に、はだしのゲンの漫画家中沢啓治さんの体験談を語りながら、原爆の惨状について語っていったのです。

 休息の後、2時間目は地域に住む被爆体験者の話です。学校のすぐ近くに住んでいるだけあって子ども達は65年前の遠い事実が、目の前の体験者を通して身近になっていくのです。彼は私は船の中で偶然に知り合った鹿児島から来た食堂で働いていた女学生に、昼になったらパンをあげるからおいでと言われ、腹を空かしていたために会いに行くのです。「後でね」と言われ、少し離れたところで休んでいたら、原爆が炸裂したのです。
 彼は、その後、この女学生に会っていません。命の恩人だと語っていました。もしパンをもらいに行ってなければ、おそらく命を失っていたであろうと話してくれました。

 彼は肺がんにかかり、右足はくされて今は人工骨を入れていると言っていました。つい最近まで手術のために入院していたと語っていました。

 それにもかかわらず、体験談をかたってくれるその思いを子ども達にはわかってほしいと思いました。「核兵器廃絶と戦争のない平和な社会」を創り上げてほしいという願いであったと思います。
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by shin-pukupuku | 2008-09-29 18:49 | 教育関係 | Comments(0)

永井洋一著『少年スポーツダメな指導者バカな親』

 部活動の指導者としてかなり参考になる本となりました。競争、勝利主義に走ってしまうことが、いかに子ども達の教育にとっていびつな問題を引き起こすかを改めて考えさせられました。「仲間づくり」がチームスポーツにおいては考え方の基本になるべきです。教育的な営みを大事にしながら、スポーツを楽しみ、お互いを支え合っていくことが求められていると思います。そして、子ども達の人間性を高め、自律の精神を高め、自分なりの判断力を育てていくことが大事なことなのです。しかし現状は、勝つことを追求してしまう指導者が多いと思います。
 この本は改めて、スポーツ指導者としての考え方を教えてくれる大事なものとなりました。
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by shin-pukupuku | 2008-09-28 17:42 | | Comments(0)

デトロイト・メタルシティ

 笑いました。この映画の原作はコミックシリーズのようですが、映画も実写版漫画のような作品に仕上がっていました。
 この映画の注目は、主人公のキャラクターにあると思いました。本当はマシュマロカットでポップス系が好きな女性的な人物なのですが、ヘヴィメタルなロック音楽のボーカルが大人気となり、自分の希望と180度違う音楽をやらざるをえなくなってしまいます。
 主人公はデスノートで演技力を見せL役を個性的に演じた松山ケンジです。この映画は松山の演技力に支えられていると思いました。歩き方や言葉遣い、話し方など、普段の生活とへヴィメタルの時の二重人格を見事に演じきっていました。
 私は何回か笑ってしまいましたが、前に座っていた人は驚いたかもしれません。
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by shin-pukupuku | 2008-09-28 17:33 | 映画 | Comments(0)

ハンコックよりはウォンテッド

 体育大会の代休でした。映画館に向かいました。
 ストレス解消のために選んだのは「ハンコック」。不老不死で「スーパーマン」である主人公は、市民から非難されっぱなしの状況。悪態をついたり、建物や道路、車などさまざまなものを破壊し、市民から「くず」と言われます。
 そんなとき、踏切で電車に車ごとひかれそうになった広告会社の男が、救ってくれたお礼に自宅に招待し、そこで妻に紹介します。その妻は実は・・・。

 アクションシーンとさまざまな破壊の場面などさすがハリウッドと思わせるような作品に仕上がっていますが、アミューズメントで終わってしまっているという作品ですね。頭を使わないで映像を楽しむという方にお勧めですね。「ハンコック」より、「ウォンテッド」の方がまだストーリーが見ている人を惹き付けるし、映画構成も優れていると思います。ただ、人権感覚無視というのがとんでもないですが・・。
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by shin-pukupuku | 2008-09-22 19:30 | 映画 | Comments(0)

判決書教材教育研究会

 法規範教育研究会を改め,事務局もH氏に移り,新たに「判決書教材教育研究会」が発足しました。昨日夕方からの会の参加者は,私も含めて5人でした。
 H氏が学会で報告した「法規範学習を通した生徒指導の可能性と課題」のレポートをもとに2時間ほど「判決書教材」の可能性をさぐりました。私にとっても判決書教材の意義と意味が少しずつ分かってきたような気がしました。学校現場では「教育的配慮」のもとでの指導にかたよったり,「形式的な罰則指導」にかたよったりするのではなく,両者を融合させながら,コミュニケーションを深めながら指導していくことの大切さとむずかしさを感じました。また,法規範意識の向上を教師のみならず,保護者に対しても高めていくことの重要性を確認することができました。
 終わった後は,いつものように「神の水」をいただきながら,楽しく今後のことについて語り合うことができました。
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by shin-pukupuku | 2008-09-21 16:29 | 教育関係 | Comments(0)

きれいな虹にうっとり

 勤務先から台風対策を考えながら、車を飛ばしていたら、ラジオでDJポッキーが「アミュスタジオからとってもきれない虹が見えます」という放送をしていました。車から降りて上空を見あげると、たしかにとってもあざやかな虹が上空にかかっていました。
 台風はどこに行ったのだろうと思いながら、西の空を眺めると、まぶしい太陽の日差しと青い空が姿を見せていました。そして東の空には下の写真の虹。

 台風のことなんてすっかり忘れてしまって、眺めていたひとときでした。私の呼びかけに家の中から出てきた娘も、携帯片手に写しまくっていました。
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by shin-pukupuku | 2008-09-18 21:15 | 雑感 | Comments(0)

文藝春秋「新・東京裁判」

 文藝春秋10月号では、「新・東京裁判」の特集をやっています。今年でA級戦犯が処刑されてから60周年にあたるようです。
 特集は座談会方式で、出演者は半藤一利、保阪正康、戸部良一、御厨貴、福田和也、日暮吉延(よしのぶ)です。
 注目は、日暮氏。鹿児島大学法文学部の教授で海外の新資料などを基に、新しい切り口で東京裁判の実証研究に取り組んでいる方のようです。日暮氏は、東京裁判自体が、戦後の処理をめぐる国際政治そのものだったという考えているようです。
 まだ読んでいる途中ですが、この日暮氏には、そのうちに講演でもしていただきたい方だなと思いました。ちなみに私と同い年のようです。
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by shin-pukupuku | 2008-09-17 23:40 | | Comments(0)

支部教研

 支部教研が来月の中旬に行われます。一ヶ月前なので、そろそろレポートの準備をしようと思っています。アイデアは3つあります。
 ①3月に行った近世の身分制についの研究授業報告
 ②7月に行った大正時代の全国水平社実践報告。
 ③3年前に実践して最後までまとめていない水俣病の授業報告

 すべて報告してもいいのですが、3年ほど前に何本かをまとめて発表したら、焦点がしぼれず、報告が未消化に終わったので、上の一つに絞りたいと思っています。
 ①については、県の人権同和教育課から呼ばれて授業のモデルをつくったことがありますが、そのときのモデル授業を実践したものです。授業としてはそれなりのレベルがあったのではないかと自負しています。
 ②については、「なかま」の読み物資料を中心にして、さらりと行った実践です。教師の説明的な授業ではなく、子ども達は資料を通して考えていくという授業実践です。授業後の感想文は子どもの考察を表しています。
 ③については、もっとも自分が力を入れた実践です。たしか、3年前に広島の歴史教育者協議会全国大会で報告しましたが、ほとんど議論されませんでした。その後、あきれて最後までまとめていませんが、子ども達の認識はかなり深まった実践報告です。
 
 自分なりには①か③をまとめようかなと思っていますが、残りは県社研の実践報告集に掲載してもらおうかなと考えています。あまのじゃくさん、いいですよね?
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by shin-pukupuku | 2008-09-15 09:49 | 教育関係 | Comments(1)

五木寛之・香山リカ著『鬱の力』(幻冬舎新書)

 迫りくる「1億総ウツ時代」をどう生きるか?ーというのが本の帯に書かれていた文言。
 この本は五木と香山の対談集という形をとっています。その中で五木はさかんに今後五十年間は日本は「ウツ社会」に突入すると述べています。そして、「鬱」を否定的に考えるのではなく、「鬱」を力とすることでこの時代を乗り越えていくことの大切さを述べているのです。
 文字が大きく、内容もわかりやすいので、あっという間に読み終えてしまう本になりました。頭が疲れてしまったときに読むのにいいかもしれませんね。
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by shin-pukupuku | 2008-09-14 21:21 | | Comments(0)

ラストゲーム 最後の早慶戦

 わが母校の野球部が戦時中に軍部からストップをかけられ、学生たちの徴兵検査の9日前に最後の早慶戦を行ったということを知りませんでした。
 映画に登場する戸塚球場。私は学生時代に体育の授業で野球を選択し、戸塚球場で授業を受けていました。その球場で、この映画のような事実があったとは・・・。

 監督は神山征二郎。『ひめゆりの塔』『郡上一揆』などの民衆の側にたった作品を作り上げてきた監督です。だからでしょうか。この作品にも若者の命を奪った戦争への憤りの姿勢が、一貫して作品全体に流れていたと思います。

 出演者の演技力にも心奪われました。慶應義塾塾長役の石坂浩二、早稲田大学野球部顧問役の柄本明、主人公の母役である富司純子。好演技に支えられた作品だったと思います。

 ゲーム終了後の早稲田の学生が歌った慶応の応援歌、そして慶応応援席からの「都の西北」に感動しました。思わず歌いたくなりましたね。近くで見ていた方は、ずっど泣きっぱなしでした。東京に行ったら、ぜひまた戸塚球場に足を運んでみたいと思いました。
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by shin-pukupuku | 2008-09-14 10:09 | 映画 | Comments(0)