書評が載りました。

 本日、「歴史地理教育」が届いていました。中身を見ると、私が書いた書評が掲載されていました。猪飼隆明氏の『西南戦争』について書いたものですが、民衆の立場から西南戦争をとらえた猪飼氏の努力を絶賛したものになっています。ぜひご覧になって下さい。

 猪飼氏というと、先日熊本で訪問したリデル、ライト記念館でふと別の著書を見つけ、すぐに購入しました。タイトルは『ハンナ・リデルと回春病院』(熊本出版文化会館)です。ハンセン病問題についても地域の歴史を掘り起こしている猪飼氏にまたしても絶賛する次第でした。猪飼氏は、ここにきて著書を多数出版していますね。これまでの研究を一般向けにわかりやすく公表していると思います。
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by shin-pukupuku | 2008-11-27 21:36 | 雑感 | Comments(1)

私は貝になりたい

 この作品は、橋本忍脚本だったんですね。さらに、橋本忍は現役でこの映画のために脚本を練り直したということを聞いて、びっくりしました。黒澤明監督の「7人の侍」の脚本家ですよ。すでに故人になっていたと思っていました。1918年生まれのようですが、そうすると90歳ということになります。

 主演の中居正広は、最初の家族シーンでの演技に違和感を覚えました。それは妻役の仲間由紀恵にしても同じ。仲間はどうしても「ごくせん」と「トリック」のキャラクターのイメージが強すぎて、どうも当初はなじめない感じがしました。しかし、巣鴨プリズンに入れられ、そこを訪問する仲間とその子ども達のシーンでは演技力を発揮していました。中居にしても同じで、独房に入れられてから、演技がシャープになっていったような気がしました。

 観客の多くが涙を流したと思います。私も同じでした。家族愛に涙したのでしょう。しかし、この映画のテーマは処刑される前の主人公の独り言にあると思います。「私は深い深い海の底で貝になりたい。深い海の底なら、戦争もない・・兵隊もない・・」という台詞でしょう。反戦映画なのだと思います。お勧め作品です。特に社会科教師は必見だと思いますよ。選択社会の映画リストに入れたいところですが、選択社会もなくなるので、残念です。
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by shin-pukupuku | 2008-11-26 21:15 | 映画 | Comments(2)

学会の合間に

 熊本大学の近くにはいくつか観光資源があるようです。地図を見ていたら気づきました。そこで、いつもの野次馬根性というか、好奇心というか、とにかくのぞいてみようと思い、3カ所まわりました。その3つとは、

 ①神風連資料館~彼らは明治新政府の急激な欧米化の施政を国本を危うくするするものと憂慮し、…明治9年廃刀令が出るに及んでついに宇気比によって挙兵した。その数170人余り、彼等は鎮台を攻め、軍官の要人を襲ったが、…一夜にして敗れ、その多くは戦死、自刃して果てた。

 ②リデル、ライト両女史記念館~記念館は、回春病院で唯一残っている建物です。大正8(1919)年にハンセン病菌研究所として建てられました。リデルは本気で病気を治そうとしていたのです。…リデル没後ライトが2階を増築して住んでいました。…

 この地には黒髪小学校事件で話題になった龍田寮もあったようです。龍田寮は、両女史の力で作られていたようです。

 ③五高記念館~旧制第五高等学校の赤煉瓦の本館は明治22年に完成し、以来100年以上の風雪に耐えながら、今なお優美な姿をとどめています。本館は、かつて五高の、昭和24年以降は熊本大学の象徴として、今日も人々に親しまれており、平成5年より「五高記念館」として一般公開されています。

 3つの場所を訪問し、フィールドワークにおいても学習しました。学会でアカデミックなにおいを感じながら、同時に歩いて学ぶことができたので、かなり充実した二日間でしたね。
 写真はそれぞれの地です。

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    神風連記念館近くにある戦没者の墓です。
  
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    リデル、ライト記念館です。今では、特別養護老人ホームの一画にありました。

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  記念館の展示品の中にあった龍田寮の門柱です。

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  熊本大学校内にある五高記念館入り口です。
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by shin-pukupuku | 2008-11-25 21:17 | 雑感 | Comments(1)

 第49回県社研県大会は百引中で行われました。場所から考えて、40人の参加があれば成功かなと思っていましたが、曽於や肝属の学校の先生方が多数参加していただき、50人近く集まり、大会は成功しました。
 授業はF教諭が奄美の復帰運動を考えるというテーマで行いました。最初の導入で時間をとってしまい、それが最後まで時間不足という結果になりましたが、生徒発表をはじめ、内容的にはすばらしい出来映えだったと私は思います。新学習指導要領の歴史的分野の目標(4)にまさしく合致した授業でした。身近な地域の問題を題材にし、多様な資料を活用し、多面的多角的に奄美の復帰運動を考えさえ、コミュニケーション活動を取り入れていました。
 授業研究ではY氏が「奄美の復帰運動を本土でやる意義」を述べましたが、私もY氏の主張に賛同しました。同じ県民なのに、私たちは奄美のことを教えてきたのか・・・社会科教師として誠実に受け止めるべきだと思います。F氏の実践は、この研究会で終わらせるだけではなく、別の機会に発表する場をつくりたいと思いました。
 授業研究も九社研と違って内容の濃いものになっていました。司会者のMさんのさばき方がよかったと思います。
 来年はいよいよ50周年です。どんな大会にするか、これから考えていかねばなりません。記念大会として今までとは少し違うものにしていきたいと思っています。
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by shin-pukupuku | 2008-11-21 16:24 | 教育関係 | Comments(0)

 明日の夕方から百引中へ会場準備のために向かいます。その後は、鹿屋のホテルから会場へ向かう予定です。
 きのう、きょうと学会報告のまとめを気にしながら、ひたすら大会関係の準備をしていました。大会の垂れ幕が当初見つからなくて焦りましたが、なんとか見つけて一安心。あと、浄書関係はすべて今年はパソコンで行いました。
 大会の日程と会場は今年は封筒に印刷しました。確認せずに印刷したために、印刷が逆になっていて、約50枚の封筒を無駄にしてしまいました。ごめんなさい、みなさん。

 準備の方はなんとか終わったと思っていますが、よく抜けが多い私なので、きっとミスがあると思います。ミスがあってもお気楽なので、気にしないでごまかすと思います。迷惑かけますが、よろしくお願いします。

 問題はどれぐらいの参加があるかということです。初めての大隅地区なので、とても不安です。申し込みは16名ぐらいしかいません。事務局などとあわせると、25名ぐらいでしょうか。例年は60名ぐらい集まります。当日、どれぐらいの人数になるか、心配です。
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by shin-pukupuku | 2008-11-18 21:07 | 教育関係 | Comments(0)

優秀賞

 努力の成果がやっと実を結んできたような気がします。わが娘、Mコンクールで声楽部門高校生で唯一、優秀賞でありました。先日の土曜日の午後から、さだまさしコンサートとは同会館別会場で行われていたのですが、私も緊張しながら本選の演奏を聴いていました。最近、声楽の演奏を聴いても、何がうまくてだれがいいのか、さっぱりわからない私ですが、娘の演奏は、それなりのうまさがあったような気がしました。しかし、次の人も声がよく響いていたので、大丈夫かなあと思っていました。
 今朝の朝刊を見ると、見事に優秀賞の欄に名前が出ていました。親としてはほっと一安心。いつもレッスンを受けているN先生夫妻のおかげでもあります。感謝、感謝。しかし、近い目標は大学合格なので、これをきっかけにして入試に向けて、努力してもらいたいと思っています。勉強の方は、私の方がしているような気がしますが・・・大丈夫なんでしょうかね?
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by shin-pukupuku | 2008-11-17 20:56 | 雑感 | Comments(0)

ハッピーフライト

 報告をまとめあげなければならないのに、足はミッテ10へ向かっていました。矢口靖史監督「ハッピーフライト」を見ました。監督が有名で、スウィングガールやウォーターボーイズの矢口靖史監督作品であります。ところがこの作品は、あまりおもしろくありませんでした。彼の作品では駄作になるのではないでしょうか。
 しかし、人間が好きだなあというのを感じさせる作品と思いました。人間の表情、人間の温かさ、仕事に向かうきびしさなど、人間中心の作品に仕上がっていると思いました。
 見終わった後は、ストレス解消の自分でありました。頭すっきりで自宅へもどり、そのまま昼寝をしてしまいました。
 起きるとすぐに報告書き。8時の篤姫には間に合わせるぞという決意でキーをたたいていましたが、なんと8時2分前に一応完成しました。論のたてかたとが整合性など、まだまだ改善の余地があり、私得意の筆の動くままに書いてしまったので、これからの推敲が大切かなと思っています。しかし、ともかく終わりましたので、ビールを飲んで今はゆっくりのところです。15ページも分量があります。
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by shin-pukupuku | 2008-11-16 22:34 | 映画 | Comments(1)

 私はあまのじゃくさんといっしょに歴史的分野に参加しました。前日は例のごとく「神の水」をいただき、リーズナブルなのに新しいホテルでゆっくり休んで大会へ参加しました。(実は時間があるときはひたすら学会報告用のデータ処理を行っていましたが・・)

 授業は授業者の個性あふれるしゃべりとキャラクターでうまく進んでいました。子ども達との関係も良いのでは・・と思いました。孫文と宮崎とう天を示して写真やビデオ映像を通してイメージ形成を図り、「なぜ明治政府は孫文の辛亥革命を積極的に応援しなかったのだろうか?」という課題で獲得したイメージ?(知識にも置き換えられるが・・)の再構成を図ろうとしていました。子ども達も積極的に自分の考えを書き、発表していたように思いました。授業としては成功したと思われます。
 しかし、私にはどうも腑に落ちないことがありました。いや、むしろ社会科授業の危機感を感じました。それについては、あまのじゃくさんが鋭い質問で迫っていましたが、授業者の回答はおしゃべりで回答になっていないことの方が多かった気がしました。
 きっと授業者はやりたいことができなかったと私は思っています。研究会の圧力が明治政府の立場に限定するテーマ「明治政府は、日本をどんな国にしたかったのだろうか」という文科省が喜びそうなものにしたのではないかと思いますね。
 このような授業を受けた生徒たちはきっと政府の考え方を擁護する市民に育つことでしょう。立場を限定するのはテーマとしては間違っていると思います。むしろ、民衆の立場を全面に押し出した方が市民性育成教育としては大事なことだと思います。
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by shin-pukupuku | 2008-11-15 17:53 | 教育関係 | Comments(0)

 12月号がきょう届きました。私も執筆しています。テーマは中学校歴史的分野で、新学習指導要領で、知識理解目標と態度目標をどうつないで考えるかというものでした。自分の部分を読んでみて、ああ夏休みに考えたっけ?という印象で、書いた内容もすっかり忘れていました。
 現場教師の原稿は少なく、学者が多数の中で私も意見する機会を与えられているので、自分が考えるままに文章を書いています。ザビエル来航と産業革命を例にして、書きました。
 みなさん、12月号を購入して、私の原稿も読んでみて下さいね。
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by shin-pukupuku | 2008-11-14 21:35 | 教育関係 | Comments(1)

 今月の20日(木)に県中学校社会科教育研究大会県大会が鹿屋市の百引中学校で行われます。授業のテーマは「奄美の復帰運動」。戦後社会の日本の単元で、1時間増やして行われます。
 先日の金曜日に授業者のF氏と具体的に授業の流れを確認しました。授業の中で、選択社会の生徒たちの復帰運動に関する発表が行われます。発表原稿を見ましたが、かなり仕上がっているようでした。いや、むしろ、発表内容が豊かすぎるので、どこを削るかをF氏と論議しました。
 授業については、8割ぐらいは完成していると思います。授業の山場は、生徒発表をうけて、子ども達がどのような運動をもっとも復帰に影響を与えたのか、根拠をもって答えられるかにあると思います。もっとも心配なのが、そのときに、同じ項目に意見が集中しないことだと思います。グループ活動での確認とアドバイスが大事になってきそうです。
 それから、最後のまとめの教師の説明も整理しないといけないと思われます。

 ぜひ、多くの方がたに参加していただけることを期待しております。参加してご意見をいただければ、事務局としてはうれしいかぎりです。心配なのは、人がどれぐらい集まるかということです。鹿屋市で開催するのは初めてだと思われます。多くの方に声をかけていただいて、参加の数を増やしていきましょう。

 最後に、サッカーの方ですが、きょうの決勝トーナメントは、予想通り大敗でした。それでも
前半は1-0とよくがんばりました。ディフェンシブに戦ったのですが、戦略はうまくいったと思いました。1点取られて、攻撃の枚数を増やしたために、相手の10番を自由にさせてしまい、3点を立て続けにとられました。今後の課題が見えたゲームでした。
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by shin-pukupuku | 2008-11-09 18:45 | 教育関係 | Comments(0)