戦争遺跡

 先日の日曜日、雨の中、姶良地区の戦跡めぐりに参加しました。国分の自衛隊基地周辺に戦時中の海軍第一国分航空基地が置かれたことは知っていました。3年前は文化祭の劇でも取り上げました。しかし、戦争遺跡の発電所跡地は場所がわかりませんでした。
 しかし、今回の戦跡めぐりで、初めてその発電所跡を見ることができました。かなり分厚いコンクーリートでできたその発電所跡は、早いうちに文化財指定も必要ではないかと思うほどでした。霧島市教育委員会の案内板など何一つありませんでした。

 今回の戦跡めぐりでもっともびっくりしたのは、鹿児島空港近くに通信司令部壕跡が今でも残っていることです。その写真がその司令部入り口の写真です。中に入ってみると、まだ十分に使えるぐらい頑丈で、資料室一つ分ぐらいの広さがありました。コウモリもいましたけどね。真っ暗な中を、懐中電灯をさして、参加者で中まで入っていったのです。
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 愕きました。この地に海軍第2国分航空基地があることは知っていました。そして、それが特攻隊が飛び立った基地の一つであることも。しかし、その滑走路の近くにこんな壕が今でも残っているとは本当に驚きでしたね。貴重な一日となりました。下の写真は、その滑走路の跡です。今ではまっすぐな道が当時を偲ばせています。
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by shin-pukupuku | 2009-10-30 22:38 | 教育関係 | Comments(2)

今年は・・

 本年度の文化祭では、構成劇から自らおりて、展示部門にまわっています。私のチームは「隼人」について調べています。本日は、隼人塚史跡館を訪問し、F浪学芸員から説明していただきました。私のチームは男子が7人だけなのですが、結構興味があるようで、それなりのテーマで「隼人」について調べているようです。私も興味関心を喚起するためにさまざまな工夫をしています。きょうは実際に資料館を訪問しましたが、先日は、ちょうどテレビで放映されていた「九州街道ものがたり」という隼人に関する作品を録画で見せました。これで、さらに興味がわいてきたようです。隼人の盾を作る生徒、畿内隼人について調べている生徒、隼人の反乱について調べている生徒、隼人と神話について調べている生徒など、それぞれですが、まとめあげるとそれなりに楽しいものになるでしょう。昨年のように忙しくはありませんが、興味関心をどう高めていくかというのか、というのが、教師の役割かなと思っています。
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by shin-pukupuku | 2009-10-20 22:10 | 教育関係 | Comments(0)

 昨日、駆け込みで黎明館に滑り込み、「古代のロマン北南~山内丸山VS上野原」の展示を見ました。あまのじゃく氏がブログで書いていたように、かなり見物客は少ないようでした。45分間急ぎ足で見ましたが、私の前にいたたったひとりの男性は、なつかしのK中学校M先生でした。あまのじゃく氏が尊敬する演劇に力を入れている方です。びっくり。本当に久しぶりで話をしていたら、時間は進んで、展示を見る時間が少なくなってしまいました。
 しかし、展示はかなり興味をひきましたね。三内丸山と上野原を比べてみるという発想がおもしろいと思いました。というのも、私も縄文文化で有名な北と南の遺跡を比較するとどういう違いがあるのだろうかと常々思っていたからです。
 今朝の朝刊で黒川忠広という方が、この展示についての解説をしていましたが、私も北の方が工芸化が進んでいると思いました。特に土偶を見たとき、北の方は、雪に覆われたときに住居の中で工芸作品を作るしかないのではないかと考えました。それは土偶だけでなく、それ以外のものにも細かい作業が北の方が進んでいると思いました。
 それだけにとてもおもしろい展示であったのですが、最後は時間切れ。アコウガイのところは、駆け足で通り過ぎてしまいました。時間は余裕を持って見た方がいいですね。やっぱり。
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by shin-pukupuku | 2009-10-19 21:30 | 雑感 | Comments(0)

 本日、県民交流センターで、「賀川豊彦献身100年記念」という行事があり、午前中に映画、午後は記念講演が行われました。少し遅れていったのですが、すでに映画「死線を越えて」は上映されていました。
 会場は満席、結局、1時間は立ったまま、その後は階段に座って見ました。1988年に作成された映画で、賀川豊彦役に国広富之、その妻役に黒木瞳でした。20年以上前の作品なので、二人ともかなり若い容貌でありました。
 賀川豊彦はご存知の方が多いと思いますが、明治から大正、そして昭和にかけて、貧しい人たちの生活状況の改善のために尽力した人です。キリスト教的博愛主義者で、今からちょうど100年前に日本でもっともひどい貧民街であった神戸新川に自ら住み込み、救貧活動を行いました。その後、アメリカに留学し、労働運動を学び、日本の労働運動に大きな影響を与えました。戦後は、生活協同組合や農業協同組合、医療生協などをつくり、その功績は日本国内だけでなく、世界でも名声を誇っていたようです。
 「死線を越えて」という映画は、その賀川豊彦の一生を描いた作品でした。貧民街での救貧の様子が映画のメインでしたが、笑う場面があったり、目頭が熱くなる場面もあり、楽しめる作品でした。
 賀川豊彦について、詳しく知ることができて、またひとつ学習の機会になった作品となりました。
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by shin-pukupuku | 2009-10-18 17:59 | 映画 | Comments(1)

あっという間の支部教研

 本日、支部教研がT中学校でありました。社会科教育分科会は5人の参加があり、久しぶりの盛会でした。私は3人だけだろうと予想して、レポートは3部しか準備してなくて参加者にご迷惑をかけてしまいました。
 ここ数年、文化祭での劇の取り組みがよく話題になります。生徒に本来の文化的な価値を感じ学んでもらうという場が文化祭だと私は思っています。そのためには、職場の同僚性が問われるのかなと思います。そして、長いスタンスで取り組むことが大事だということが、本日の分科会でよくわかりました。H山中学校の文化祭に向けての学年全体での取り組みはすばらしいと思っていますが、今年はK中学校にもその取り組みが行われるのだそうです。提案して中心的に取り組んだK中学校先生に脱帽しました。また、そのK中では社会科部員全員で、夏休みに地域のフィールドワークをして、郷土教育教職員資料を準備したんだそうです。その資料もとても楽しくできていました。私はそのスライドをぜひ下さいとお願いしました。
 3時間があっという間に終わり、県教研出会者もすんなり決まりました。
 私の反省は、レポートの枚数が多すぎて、報告がうまく伝わらなかったことでした。また、学会報告用のレポートの体裁になっていることです。県教研では、枚数を減らし、体裁を変えて、得意の傍線をひいて、レポートにしたいと思っています。
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by shin-pukupuku | 2009-10-17 18:43 | 教育関係 | Comments(3)

 教育テレビで、きのうは中学校、きょうは高等学校の部のNHK合唱コンクールが生中継で放映されました。高等学校の部では19年ぶりに鹿児島女子高校が出場して、すばらしい合唱を聞かせてくれました。
 中学校の部は2年連続で銀賞が熊大附属中学校、金賞は郡山市立郡山第二中学校でした。両校とも高校生のような合唱でびっくりしました。
 高校の部は杉並学院が金賞でしたが、聞いていて、やはりそのすばらしさに聞き惚れました。まず、言葉がはっきりしていてとてもわかりやすくて聞きやすいなあと思いました。宮崎学園がそれほどでもなかったので、ひょっとして・・と思いましたが、予想は的中してこちらも驚きました。
 中学校の部は昨年はアンジェラ・アキの「手紙」、そして今年はいきものがかりの「YELL」でしたが、どちらも心に残るいい曲でした。来年は大塚愛が「いのち」をテーマに合唱曲を作るようです。どんな感じになるのか、楽しみです。
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by shin-pukupuku | 2009-10-12 18:32 | 雑感 | Comments(1)

サッカー漬けの週

 今週はサッカー漬けの週にすると決めています。というのも、地区総体が水・木とあります。昨日は2チームを呼んで練習試合をしました。わがチームは1勝もできませんでしたが、かなり意義深い練習試合となりました。というのも、今度の大会のチームの姿を描くことができたからです。昨日は自宅へ帰ってから、明治大学がJ2のベルマーレ湘南を破るシーンを見ましたし、夜はビール片手に、日本代表がスコットランド代表を破るゲームを堪能しました。わがチームも同じように撃破してくれることを祈っていますが、勝負はどうなるのかはわかりません。今週はさらに日本代表の試合があるので、それも楽しみながら、サッカー三昧の週にしたいと思っています。
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by shin-pukupuku | 2009-10-11 19:22 | サッカー | Comments(0)

 この本は半藤氏が昭和生まれに語る講義式の本になっていますが、とても興味を惹きました。昭和史を政治家や軍部指導者の観点から説き明かしていますが、人間性や人間同士の関わりを中心に描いているので、ドラマチックで新鮮な歴史叙述に感じました。こんな話を子ども達に語れたら、子ども達はかなり歴史に興味を持てると思います。そういう意味で、社会科教師必読の書と見ました。みなさん、ぜひ読んでみて下さい。上巻と下巻があります。私は戦後から始まる下巻をこれから読みます。
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by shin-pukupuku | 2009-10-11 19:15 | | Comments(0)

ああ、メガネ壊れる

 今朝いちばんにやったこと。枕元に置いてあることをすっかり忘れていた私は、思いっきり、めがねを踏んでしまいました。お見事と言うぐらい、メガネはぐにゃぐにゃに破壊され、レンズは外れてしまいました。以前使用していたメガネをさがしますが、見あたりません。そのため、車も運転できず、ひたすらめがね屋の店舗が開くのを待つのみです。このようにパソコンで画面を見るのも見えないほどなので、不便です。情けない。しかし、こんな時こそゆっくり休めという天の声かもしれません。
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by shin-pukupuku | 2009-10-09 08:22 | 雑感 | Comments(0)

蟹工船

 小林多喜二の作品であるのは有名ですが、昨年度ヒットした小説のひとつでした。なぜ今受けるのかー獰猛な資本主義が姿を現し、格差社会になったことに対する人々の関心が、小林多喜二の作品が読まれる理由のひとつになっていると思います。そういう意味では、大正デモクラシーの後の昭和初期の時代状況が現在と重なるところがあるのかもしれません。半藤一利の『昭和史』を今読んでいますが、それとも重なって私の興味関心とつながっています。
 しかし、この映画、前半ははっきりいってもう出ようかと考えてしまう作品でした。出だしのマンホールから地上をのぞく目玉をぎょろぎょろさせる逃亡者のシーンはとても印象的でしたが、その後は疲れてしまいました。というか、以前、蟹工船の演劇を見たことがありますが、その時に、この作品は暗い作品の典型だと感じたことを思い出していました。だから、こんな映画づくりになるんだなというのが本音のところでした。しかし、後半は、映画に注目しました。脚本の工夫なのでしょう、労働者が団結して闘うシーンから惹かれていきました。主演の松田龍平の演技はさすが父親の毛並みを継ぐものであったと思います。最後の終わり方もなかなか良かったですよ。たしkか原作は兵士に鎮圧されて終わりだったような気がします。社会派の作品はもう少しロードショーされるべきだと私は思うのですが、短い期間にすぐに終わってしまうのがどこか意図的な臭いがして残念です。
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by shin-pukupuku | 2009-10-08 22:06 | 映画 | Comments(1)