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判決書教材学習会

 今回の学習会もかなり得るものの多い会となりました。ありがとうございます。参加者からのアドバイスは実践研究を深めてくれますし、大きな励みになります。その後の飲み会も楽しく飲むことができました。来月もありますが、その時までに学会報告をまとめることができればと思っていますが、問題意識から考えないといけないので大丈夫かなと思っています。みなさんともにがんばりましょう。
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by shin-pukupuku | 2010-06-27 21:33 | 教育関係 | Comments(0)

藤木久志著『中世民衆の世界ー村の生活と掟』(岩波新書)

 この本を読みながら、網野善彦氏と同じように残された古文書を実証的に読み直し、歴史の実像を解き明かしていくスタイルに感激しました。惣堂に残る落書きからも当時の民衆の姿を明らかにしようとしていました。
その地道な研究の成果を次のように記しています。

 「過酷な村の掟が、人と村を大切にするような方向へ変化し、惣作というシステムによって、村の衰退を支え、惣堂に結集していくプロセス。領主の下でもタダ働きではなかった百姓たち。年貢さえ済ませば、移住も自由という、あいつぐ大飢饉さなかに中世から近世を通じて変わらなかった法。一方、山野の維持には、公然と村の武力を行使し、地頭の支配にも、反対給付をしっかりと求めるしたたかさで、軍役にも給付を求めて止まらない。こんな風に、少しは積極的な中世民衆の世界を描くことができただろうか。また、村人が集団で訴え出る強訴、いわば戦争状態になることを、大名側が常に一貫して避けようとしたことも、印象的であった。それでもなお、戦国大名同士の戦争が終わりを告げた後、村同士、そして村と領主の間で、山野をめぐって戦争状態に近い武力行使の状況を回避するために、さらに、ほとんど1世紀近くを必要としたのであった。」

 中世民衆のたくましさと、近世とのつながりを考えさせてくれる貴重な1冊になりましたね。
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by shin-pukupuku | 2010-06-19 20:07 | | Comments(1)

孤高のメス

 ブラックジャックを彷彿させるストーリーでしたが、すばらしい映画でした。感動しました。いのちといのちをつなぐことのすばらしさを感じました。
 平成になって脳死の基準もない頃、日本で初めて地方の病院で生体肝移植が行われましたが、そのことがニュースで報道されたことを覚えています。この映画はその事件を取り上げていると思いますが、医師の使命とは何なのかを考えさせる作品だと思いました。最初の場面の手術が、とても気持ちの悪いものでしたが、その後の主人公は世間知らずだけど仕事に情熱をかけた理想的な医師というものでした。その手術ぶりに周囲の看護師や医師も影響を受け、仕事の大切さを感じていくというものです。
 素敵な作品でした。この一年を代表する作品になるかもしれません。お奨めです。
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by shin-pukupuku | 2010-06-19 17:41 | 映画 | Comments(0)

春との旅

 この映画は私の考える理想的で典型的な邦画だと思いました。テンポがゆっくりなために、のんびりとした映画でもあるのですが、その分、ひとつひとつの台詞が心を打つと思います。というか、台詞を大事にした作品だと思いました。
 監督は、小林政広。ロカルノ映画祭で07年、「愛の予感」でグランプリをとった監督のようです。出演者もすごい。主演は仲代達矢。大滝秀治、菅井きん、小林薫、田中裕子、淡島千景、柄本明、美保純、戸田菜穂、香川照之の豪華キャスト。邦画のきわめつけという感じがしましたね。
 祖父と孫娘二人で、祖父を預かってくれる親戚を求めて旅をする話ですが、最後は孫娘が離婚後会っていない父と会うというものです。
 涙があふれる作品でしたね、生きること、人間のつながり、家族のつながり~そういうものを考えさせるものでした。人はそれぞれの人生を苦労の中で悲しみを乗り越えながら生きているんだということを実感させてくれました。小津安二郎の「東京物語」の作品を彷彿させるような気がしました。
 邦画好きには見てもらいたい作品ですが、玄人受けする映画だと思います。おそらく何らかの賞を手にするのではないかと思います。
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by shin-pukupuku | 2010-06-18 18:20 | 映画 | Comments(0)

レベルの違い

前任校のあるA地区は、県大会出場の可能性がどのチームにもあり、接戦が多く、実力差のあまりない地区だったのですが、現在のH地区は、大差のゲームがほとんどという結果でした。つまり、チームの実力差が激しいという状況です。2強は、私立中の二校。それに続くのが、チェストリーグ2部のHI中、2月県中学大会ベスト4のIK中です。そしてその後にわがチームが続くという感じです。
 地区総体の結果は、その2強の一つに前半1-0で、必死に耐え、後半あと10分までその点差でがんばりました。ところがあと10分で力の差が出るんですね。オウンゴールのあと、PKと続き、あっという間に4点をとられて5対0での敗退でした。次の試合は3対1で勝利したのですが、得失点差でベスト4に残れず、二日目はありませんでした。
 H地区の監督会とかの雰囲気はどうもあつくないなあと思っていたのですが、今回その理由がよくわかりました。結果が大会前から見えているので、あきらめムードというものです。
 きょうは準決勝の主審をしました。暑い中でしたが、60分間走り回りました。H地区は審判の資格を持っている人が少なく、その後に決勝戦の主審も・・ということになりそうでしたが、なんとか副審にしてもらい、本日の仕事を終えることができました。私立2校の決勝戦は、九州大会ベスト4レベルの試合で、かなりレベルの高いゲームとなりました。暑い中、本当に疲れました。
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by shin-pukupuku | 2010-06-16 19:17 | サッカー | Comments(0)

地区総体へ向けて

 この15日に地区総体があります。前日はワールドカップサッカー大会で日本対カメルーン戦がありますが、次の日はわがチームの戦いです。
 対戦チームは県内屈指のKM中学校と先日の土曜日に対戦して苦戦したIK中学校です。土曜日の対戦では3点差以上で勝利するのではないかと思っていたのですが、残念ながら、2対1の接戦でした。技能的にはわがチームが上なのですが、サッカーというのはわかりません。押されるシーンもかなりありました。
 初戦のKM中学校には超ディフェンシブに闘います。勝つことはむずかしいのでとにかく点差を少なくして負けるというのが目標です。次のIK中には攻撃的に攻めて、点差をつけて勝利するというのが目標です。なんとかベスト4の4番目に滑り込んで、準決勝進出を目指します。きびしい条件ですが、可能性がある限り、生徒たちのためにも監督として勝利を目指して努力したいと思っています。
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by shin-pukupuku | 2010-06-13 20:44 | サッカー | Comments(0)

レイルウェイズ

 主人公は49歳。大企業の局長という地位にあり取締役を約束されていたのに、出世を捨てて幼い頃からの夢である地方の民間鉄道の運転士になるという話です。舞台は出雲でした。
 まず出雲の伝統的な祭り、出雲神社が映像で描かれていて、とてもきれいでした。また、年齢的に同じぐらいなので主人公の気持ちがよくわかりました。何度か目頭が熱くなるのは、主人公に共感している自分がいたからかもしれません。
 生き方をとても考えさせられました。「夢を追い求めて努力すれば、夢はかなえられるものなのだ」というメッセージが伝わってきました。でも、その夢というものは何なのか。仕事の喜びというものは何なのかーいろいろと考えさせられましたね。
 人生というのはわからないものです。自分も知らないうちに今の自分がいます。あと5年後自分はどうなっているのか、それもよくわかりません。ただ、人生を豊かにするために自分は生きているし、そのような仕事を続けていきたいと考えています。それが年を重ねたときに、自分自身の人生を納得できると思うのです。
 いろいろと考えさせてくれる映画でした。そういう意味では、私にとっていい映画でした。
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by shin-pukupuku | 2010-06-13 20:35 | 映画 | Comments(0)

社会科の授業~力量を高める

 本日は娘の日曜参観でした。娘のクラスは社会科が参観授業。隣のクラスも社会科でした。どんな授業をするのだろうと期待しながら、クラスに向かいました。両者を見ようと最初から考えて行ったりきたりして見ていたのですが、はっきりいって、あきれました。ため息が何度も自分の心の中で出てきて止まりませんでした。
 両授業者ともに40歳前後のようでしたが、その年齢にもかかわらず、授業づくりの基本的な要素を踏まえていない気がしました。まず、特別授業といいながら、教材がない。おまけに教育内容も準備されていない。子ども達に人権問題に関する世論調査を紹介して、それについて考えさせていくというものでした。最後の発問は「日本を救うためにどのようにすればいいのだろうか」というもの。グループから出てきた意見は、「憲法を改正する」などが出てきました。社会科ではなく道徳でした。
 あまりのひどさにあきれました。隣のクラスの方は、教師がひとりで熱弁して新しい人権について説明していましたが、具体性に欠けるものでした。しかし資料集の資料を使用している点からまだこちらの方が良かったかもしれません。
 娘の学校では今年から県社研発行の単元テストを採用していません。県社研に理解がないというのは、教科面での努力をしてこなかったというのは言い過ぎでしょうかね。
 ぜひ、県社研の公開授業とか見てほしいものです。昨年末のあまのじゃくさんの授業とかは、多くの方々に見てほしかった歴史に残る授業だったと思うほどだったのですが、娘の学校の先生方にもぜひ見て学んでほしいと思いました。
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by shin-pukupuku | 2010-06-13 20:19 | 教育関係 | Comments(0)

ワールドカップサッカー大会が始まる

 本日よりワールドカップサッカー大会が始まります。とても楽しみにしています。やはり4年に1度のお祭りのような大会なので、胸がワクワクします。この大会中は余計なことはしたくないというのが本音のところです。しかしそういうわけにはいかないので、たぶん寝不足になりながら、毎日を送っていくことになるでしょう。日本代表にももちろん予選リーグを勝ち上がってもらいたいものです。
 わがチームも明日から大忙しの日々です。リーグ戦と地区総体。公式戦が続きますが、私の試合に向けてのコンセプトは固まりました。あとは選手たちにがんばってもらうだけです。岡田監督の心境と同じかもしれませんが、代表を背負っていないので当然プレッシャーの違いはありますが・・。
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by shin-pukupuku | 2010-06-11 21:13 | サッカー | Comments(0)

まるごと公民ワークシート

 歴教協の知り合いメンバーが作成し出版した『まるごと公民ワークシート』(喜楽社)を今年は活用しようと考え、コピーしまくって授業で使用しています。たしかに内容はかなり良いと思います。ワークシートを活用することでかなり生徒はじっくり考えているし、わかりやすいと思うからです。
 しかし、マイナス面もあります。あまりにもこだわりすぎると、授業そのものの流れがきれてしまうと逆効果です。先日の授業では、国民主権と天皇について「天皇の名前は?」と聞いた後、「選挙権がない」「職業を自由に選べない」「結婚の自由がない」ということを学んで、生徒たちは天皇という存在についてかなり関心を持ってきました。その後、例のワークシートを生徒たちにさせて、授業を再開させようと時間をおいたら、ワークシートをしている間に何人かが眠りに誘われて、こっくりとしていました。たしかに6時間目という時間もありますが、それ以上にワークシートを活用すると授業の流れがきれてしまうという問題です。授業内容が焦点化されて子ども達にわかりやすいという効果はありますが、興味関心はそれで沈んでいくような気がするのは私だけでしょうか。資料の中に一部問いを書く部分があるのはいいのですが、どうも「まるごと・・」だけではむずかしい気がしてなりません。
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by shin-pukupuku | 2010-06-07 20:30 | 教育関係 | Comments(0)