土曜日なのに、この作品の観客は私を含めて3人でした。みなさん、天パラを応援しましょう。
 さて、この「ソハの地下水道」ですが、映画原作名は「IN DARKNESS」でした。原作名をそのまま、映画作品名にした方が良かったような気がしますが、お客さんを呼ぼうとして、タイトルを変えたんでしょうね。
 この作品を一言で言うと、「シンドラーのリスト」と「戦場のピアニスト」をたして、2で割ったような作品でした。ポーランドにおけるユダヤ人の問題を取り上げ、ゲットーや強制収容所に送られる場面とかは、まさしく「戦場のピアニスト」でした。そしてそのユダヤ人を地下水道で助けたソハの援助は、シンドラーと同じでした。
 ただ、この作品には、人間の「生と性」に焦点化していたような気がしました。R15指定なので、性的描写がときどき出てくるのですが、それは当時のユダヤ人における状況である「死」と向かい合わせにある「生」を対比する人間の自然な姿として表現されていたのだと思います。
 そして、宗教の意味が描かれていました。必死に地下道で祈る男性が登場します。そして、それに対して怒りをぶつける男性も出てきます。最後の地下道は、キリスト教会の真下でした。本当に神は存在するのかー当時のユダヤ人は切実に考えたと思います。それをこの作品は描こうとしたのでしょう。
 最後はハッピーエンドで終わるのですが、字幕に注目して下さい。神は本当に存在するのでしょうか。ソハ自身が神の化身だったのかもしれません。
 最後に、シンドラーのリストや戦場のピアニストと比較すると、この作品は社会科の授業では活用できそうにありません。R15指定という問題以上に、観客を最後まで惹きつけるソハの心情が、見る人によくわからないからです。ソハの演技力不足が背景にあるのかもしれませんね。
[PR]
by shin-pukupuku | 2012-10-28 09:58 | 映画 | Comments(0)

鮎そば

 今、岐阜にいます。Z社会科学会で本日報告しました。発表直前に、自分のレポートに社会科の文言が一つもなく、社会科教育との関連性についてほとんど書いていないことに気づき、これはまずいなと思いながら報告しました。やはり、その点についての質問が多くありました。報告の準備不足の感は否めない感じでしたが、まあ、あんなもんでしょう。ずいぶん慣れた感をもてる報告となりました。
 午前中が終わると、Um先生、JK大学の院生といっしょに、Um先生お薦めのそば屋に行きました。「吉照庵」というお店でした。そこで私は「鮎そば」を食べました。鮎は岐阜の名物です。現地の人が言うには、鮎料理はかなり高価なものなのだそうです。実際、鮎そばは1850円もしました。しかし、絶品でした。発表をなんとか乗り越えた自分へのご褒美となりました。
その写真をアップしました。写真だけでも堪能して下さい。
f0048182_10152781.jpg

 
[PR]
by shin-pukupuku | 2012-10-20 17:44 | 雑感 | Comments(0)

私も見たよ。「ツナグ」

 久しぶりに映画を見ました。最近、映画を見る機会が少なくなりました。まあ、「梅ちゃん先生」にはまっていたというのもありますが、実は「天地明察」と「プロメテウス」などは見ていました。ただ、映画評を書く時間がなかったものですから・・・。
 さて、今回見た映画「ツナグ」は、あまのじゃく氏がブログで紹介していますので、特に詳細に書くつもりはありませんが、ただ、映画としてはお奨め作品です。口コミで広がっているのでしょう、お客さんもいっぱいでした。
 ハンカチは必携です。涙が何度も止まらなくなります。まあ、ぜひご覧になって下さい。
 一つだけ、この映画の優れているところを紹介しますと、何気なく毎日を送っている私たちですが、実は私たちの「生」は家族や恋人、親しかった友ー亡くなった方々に見守られて生きているということです。仏教ではよく言われていることですが、改めて、この映画はそれを伝えていたような気がしました。東日本大震災があり、家族を失った多くの方々が現在必死に生きています。また、年間3万人を超す自殺者を出す日本社会-残された家族の苦しみはいかばかりでしょう。
 そういう時代性を反映した作品であることも、この映画のヒットにつながっていると思います。
 「梅ちゃん先生」がひっとしたのも、家族愛がテーマだからです。今、人と人とのつながりを再確認できる作品で癒されようとする多くの人々がいると思います。
[PR]
by shin-pukupuku | 2012-10-08 18:00 | 映画 | Comments(1)

よく帰れたなあ!

 台風の影響で、18時以降の羽田空港発の航空便はすべて欠航となりました。私が予約していた航空便は17時55分発でしたので、かろうじてセーフ。欠航かもしれないと思っていましたので、出発となると聞いてほっとしました。飛行機の乗客は少なく、ガラガラでした。おそらく事前に別の便に変更したり、キャンセルしたのでしょう。たしかに揺れましたが、定刻に出発し、定刻に到着でした。鹿児島は晴れていて、台風の影響を感じませんでした。東京より、すずしくて過ごしやすい気温でした。よく帰れたと思います。はい。
[PR]
by shin-pukupuku | 2012-10-01 05:26 | 雑感 | Comments(0)

すなおにうれしい

 N社会科教育学会、久しぶりに2日目の午後からの課題別研究会にも参加しました。「社会科における質的研究」をテーマにしたものでした。H島大学博士課程の研究仲間が取り組んでいるテーマに関わるので、興味を持って参加しました。会場も大盛況で、遅れて参加したためか、席が空いていなかったので、いちばん前の席に座りました。報告していた方は、どこかで見たことがあるなあと思いながら、報告を聴いていました。研究者二人、実践者1人の計3人の方が報告しましたが、「質的研究」の定義がずれている印象を持ちました。
 発表が終わった直後、台風影響のために中央線が30%本数を減らすようですーという案内が入ったので、それはまずいと思い、研究会の討議を聴くのをあきらめて、空港へ向かうことにしました。
 会場から出るときに、先ほどの報告者の一人が私に声をかけてきました。「えっ」と思いました。福岡のS学院大学のT代先生です。私も「たしか九州K学会の分科会でお世話になりました」と返答すると、喜んでくれたようで、「先生のいじめ授業のビデオ、今でも学生に見せて、いじめ問題の授業の大切さを教えているんです
よ」と語ってくれました。
 おそらく、そのビデオは10年ほど前のNHK教育で放映されたものだと思うのですが、正直なところ、そのビデオを活用して大学生相手に授業されている研究者がいることがわかって、とてもうれしいかぎりでした。
 空は、台風の影響で暗くなってきていましたが、どことなく心は晴れ晴れでした。 
[PR]
by shin-pukupuku | 2012-10-01 05:19 | 教育関係 | Comments(0)