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量的研究の統計処理

 投稿論文で私がもっとも弱点としているところは、量的研究の統計処理である。感想文やアンケートを分類分析において、統計処理ができず、学術的レベルにない論文だと批判されてきた。
 西内啓『統計学が最強の学問である』(ダイヤモンド社)を読破した。2か月ほど前の、D1宿泊研修で、統計処理の講義があり、その講義をきっかけに本格的に統計処理にチャレンジしようと思っていた。この本は、その統計学についてわかりやすく説明しており(といっても、初めての人にはそれでもむずかしいという印象を持った)、論文の質を高めていくためには、統計学がやはり必要だということがよくわかった。
 しかし、問題はどのような検定を統計処理の時に活用すべきなのか、それがこの本を読んでもわからない。χ2乗検定やT検定など、具体的な活用がはっきり分かればよいのだが・・・。
 それでも最近投稿した論文や、近いうちに投稿する論文には、統計処理を行った。論文の説得力が高まったような気がするので不思議である。
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by shin-pukupuku | 2013-03-31 19:23 | 教育関係 | Comments(0)

Sンデー毎日編集長

 本日の南日本新聞をふとながめていたら、サンデー毎日編集長が目に入ってきた。名前を見ると、G永秀一郎とあった。びっくりした。というのも、このG永さんは、高校時代の先輩で、就活でいっしょに毎日新聞2次試験の面接を受け、交流を深めていたからである。

 本当に驚いた。西部本社をいっしょに受けて、合格したのだが、彼は本社勤務となり、今ではサンデー毎日編集長。大学を中退し、というか、大学にほとんど行っていなかったと聞いたが、彼の話はとても興味を惹くもので、話を聞きながら大笑いをしていた自分がいた。私はその後、血液検査で内定が取り消され、直前で新聞記者になれなかった。今でもあの時の涙の自分が目に浮かんでくる。
 
 その後、彼から一度だけ手紙が来たことがある。励ましの手紙だったような気がする。
 魅力的な方であった。それ故に、力を発揮し、本社勤務となって編集長にまでなったのであろう。魅力的な方はやはり力を発揮するなあと思う。

 一方、私は鹿児島でしがない中学教師をしている。でも、後悔はしていない。むしろ充実した人生を歩んできた。好きなことをやってこれた自分がいる。あの時の涙は今でも決して私の人生のマイナスにはなっていない。むしろ、それがあったからこそ、七転び八起きの自分がいるのだと思う。

 そのうちにG永さんに会ってみたいなあ。テレビのコメンテーターとして、週に何度か出演しているというので、まずはそれから見てみたい。
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by shin-pukupuku | 2013-03-31 19:12 | 雑感 | Comments(0)

お別れ

 お別れの季節である。今年もいっしょに働いていた方々が、新しい職場に旅立っていく。そして定年退職を迎えて、最後の職場を去っていく方もおられる。昨日は、退職されるK先生が最後の挨拶をして、職場を去っていった。駐車場まで送りだしたが、挨拶を聴きながら、目頭が熱くなって仕方なかった。2年間、同じ学年でいっしょにやってきた仲間であった。自分が年を重ねたからだろうか、別れが悲しくなってきている。K先生は、再任用も希望せず、当分の間はゆっくりされるらしい。K先生の今後のご健康とご多幸を祈りたい。
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by shin-pukupuku | 2013-03-29 09:39 | 雑感 | Comments(1)

2本の映画から

 アカデミー賞受賞作の「愛アムール」を見た。バック音楽がなく、映画で流れるピアノ曲だけであったが、そのことが生きている証しが音であることを感じさせた。その音を最後、介護する夫は止めるのである。
 テーマは老老介護の問題であった。最後をどう迎えるのかというのはフランスでも日本同様に大きな課題であるようだ。それほどおもしろいとは思わなかったが、いやむしろ疲れるなあという場面もあったが、今から考えると印象深い映画に仕上がっている。その重みが賞をとった理由なのかもしれないなあ。
 もう一本は「マリーゴールドで会いましょう」というタイトルの映画で、これも退職後の人生を中心的に描いた作品であった。「インドの風がささやいた。やりたいようにやればいい。」というフレーズがキャッチコピーで出ていた。監督はジョンマッテン。インドの風景とにおいと生が私達に語りかける映画であった。だから命が再生されるという印象を持った。人生をもういちど満喫したいというのはあらゆる人の願いだと思う。その気持ちを描いた作品のような気がした。インドを満喫しましたよ。
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by shin-pukupuku | 2013-03-29 09:27 | 映画 | Comments(0)

今朝の新聞から・・

 お薦めの記事は、朝日のオピニオン「NOと言えるカナダ:ジェラルド・ライトさん」と、南日本新聞の「論考2013:萱野稔人」です。
 カナダ外交は、アメリカの同盟国ではありますが、独自の外交政策を示してきました。特に国際組織を重視するという立場です。そのためにイラク戦争では、多国籍軍に加わりませんでした。そして現在、中国がアメリカと肩を並べるほどの強国になりつつある今、アジアとアメリカとどう関係性をどう創り上げていくべきなのかという視点で、日本の外交政策への助言になっていると思いましたね。
 菅野氏の論考は「被災地は日本の縮図-短長期の利益をどう調整」というものです。私が共感するのが、これからの日本社会が経済発展を最重視する政策ではなく、長期的視点で地域に生きる人々の幸せを可能にするための政策を想像していくことの重要性を述べている点です。そして、その視点はまさしく被災者の救済をどのように考えていくべきなのか、短期的な復興ではなく長期的な人の生き方、地域の復興について述べています。アベノミクスを暗に批判していますが、私が感じ考えていることを見事に表現していました。
 社会科教師であれば、ぜひ目を通してほしい論考です。 
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by shin-pukupuku | 2013-03-20 06:51 | 雑感 | Comments(0)

街歩き~ローザンヌ

 私が毎週楽しみにしている番組の1つが、NHKBSの「世界街歩き」です。このブログでも紹介したことがあると思いますが、昨日は「スイスレマン湖畔の芸術都市ローザンヌ」でした。
 意外と坂の多いところで、レマン湖が雄大な姿を見せていました。
 この街歩きの良いところは、自分が旅の気分になれるところです。自分の足で街を歩いているような錯覚を持つほどです。世界中のいろんなところを見てみたいと幼い頃から夢見ていた私でありましたが、この番組でその夢が少しかなうことがうれしいかぎりです。実際に旅に出ると疲労を感じてしまいますが、この番組ではそれもありませんので、楽しく街の雰囲気を感じられるわけです。
 ローザンヌの街は、ヨーロッパの町並みを示す石畳の町で、大聖堂が中心にありました。歴史を感じさせる場面が多数出てきました。その歴史を平然と語る地元の人たち-町とともに生きてんだなあと思いました。これからも楽しみにしながらテレビの中で幼い頃の夢を叶えていきたいと思います。
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by shin-pukupuku | 2013-03-20 06:34 | 雑感 | Comments(1)

梯久美子『百年の手紙-日本人が残した手紙』(岩波新書)

 著者の作品は『昭和20年夏、僕は兵士だった』という作品を読んだことがありましたので、期待しておりました。今回の作品も、その期待を裏切らないものでした。
 メールでのやりとりが日常的になりつつある現在において、手紙に注目するというアナログ的発想がまずおもしろいと思います。そしてひとつひとつの手紙を紹介し、読者がそれを読んでいくとき、その手紙の裏側にある家族の歴史が浮き彫りになってきます。そして、手紙を書いた人の思いを感じるのです。
 私たちは歴史に翻弄されますが、歴史を紡いでいくのは私たち自身だと思います。故人の思いに触れたときに、必死に思い悩み、苦しんできた人間の生を感じることになるのでしょう。
 田中正造から始まるこの著書は、故人の思いを感じさせ、同時に私たち自身の生の意味を感じさせるものになっています。お薦めです。
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by shin-pukupuku | 2013-03-10 15:37 | | Comments(0)

わが子のために

 どっと疲れました。わが子のために親としてどうすべきかーそれをわかっていただけないのです。自分のことを中心に考えていて、こどもは自分のためにあるという感じです。「お母さん、わが子のことを第一に考えましょう。」-それが私の伝えたかった最大の台詞となりました。
 結局真意が伝わらず、1時間が無駄になってしまいました。なんか、子どもがかわいそうになってきました。親の犠牲者のような気がしてきました。このような親への対応を受け止めていかなければならない今後の学校は、一筋縄ではいかないことでしょう。カウンセラーとスクールソーシャルワーカーは現在の学校体制に位置づけが必要不可欠になりつつありますが、スクール保護者対応専門員が必要になってくるのではないかと思います。弁護士だったらいいのでしょうが、法的な視点と教育に見識のある方が適任だと思います。教員はこの保護者対応にどっと疲れるのですから。
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by shin-pukupuku | 2013-03-07 20:39 | 教育関係 | Comments(2)

自分を語ること

 自分を語ることはとても大切なことです。自分はどういう人間であり、どのような経験を重ねてきたのかを語ることは、コミュニケーションとしては大事なことだと思います。
 しかし、時によってそのことが周囲を不愉快にさせることもあります。それはせっかくの送別会ではタブーだと私は思うこともあります。
 先日の送別会では、お別れをする主人公がいました。ところが、その会で自分のことをしきりに語る人もいます。それはそれで座を楽しくするので良いのですが、主人公を忘れてはいけません。最後のお別れをする人があくまでも酒宴の中心にあるべきなのです。その方に多くを語ってもらうことが必要なのです。
 ところが、自分のことを相変わらず語る人がいます。なんというか、幸せ者だと思います。周囲が見えないのですから・・・。なんて思っていたら、いちばん自分のことを語っている自分に気づきました。いけませんね。
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by shin-pukupuku | 2013-03-07 20:26 | 雑感 | Comments(1)

久しぶりにいい映画に出会いました。

 久しぶりにいい映画に出会いました。「すーちゃん、まいちゃん、さわ子さん」という映画です。
 この映画の良さは、じわっとくる人間性というものでしょうか。私たちはなにかとうまくいかず、悩みながら毎日の生活を送っています。何が幸せなのか、よくわからず、必死に毎日を送っている感じです。そんなときに、今の自分は本当に幸せなんだろうかと立ち止まってしまいます。
 この映画は、婉曲的に幸せの意味を教えてくれています。毎日の生活を送って自分を信じて生きていくこの時間が幸せだということを。
 人生には決断するときがあります。そしてその決断がはたして良かったのか、別の自分が幸せだったのではないかと思うことがあります。この映画は、やさしくその選択が間違いではないんだよ優しく包み込んでくれる映画だと思います。
 私はこの映画を見て、よく自分でも分かりませんが、涙があふれました。人間って、生きるって、そして人間の温かさに感動したのかもしれません。
 
 久しぶりにほんのりと心が温かくなる映画に出会いました。この映画は、おそらく映画評としては高いものになると私は確信しています。ぜひ、ご覧になって下さい。
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by shin-pukupuku | 2013-03-02 15:28 | 映画 | Comments(0)