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アンナ・カレーニナを見ました。

 トルストイの名作の映画化のようです。映画というよりは、演劇を映画化したという感じでした。ロシア帝政時代の高級政府役人の妻であるアンナが不倫の愛に生きるというストーリーです。
 私の目にとまったのは、農村部で農奴といわれていた小作人とともに農作業に励む地主階級の若者が、モスクワの貴族階級の娘と最終的に結ばれるシーンがアンナの不倫と対照的に描かれていたことです。若者は元農奴らといっしょに農作業に精を出した時に、その貧しい小作農たちがとても幸せそうな夫婦愛を築いていることに気づきます。そして、農村部に生きる決意をした若者の妻が、一人の人間として貧しいもの、出自のあやしいものに対して差別することなく生きていく場面が示されます。
 それは、貴族らの上級階級としての暮らしは、実は浅薄なものなのではないかと考えさせます。同時に、「不倫=愛に生きる」ことが当時としてはいかに理想的なものであり、現実社会においては厳しいものであることを見せるのです。
 映画そのものについては、それほどおもしろいものではなかったと思います。しかし、トルストイが伝えようとしたこの社会で生きる意味については、見事に考えさせる映画になっていると考えました。
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by shin-pukupuku | 2013-05-20 18:25 | 映画 | Comments(0)

研究会に求めること

 本日は午後よりH地区人権同和教育研究協議会が開催されました。今年は本校が当番の年で、私も研究委員になっております。出会が多いので憂鬱ですが、それなりにこなさなければなりません。
 本日の基礎講座では、本研究会の取り組みが提案されましたが、私はもう少し考えていかなければならない現代の問題があるのではないかと思うことでした。発言しようかと思いましたが、先月、私も議論に参加して意見をそのときに述べたので、身内ということでやめました。
 私が本日考えた内容は大きく3つあります。
 ①インクルージョンという社会変化の中で、インクルーシブ教育についてどう考えていくのか。今、各学校では学習支援の先生方がつき、インクルーシブは進んできています。まさしくこの問題を考えていくことは、緊急な課題だと私は思っていますが、文言はどこにもありませんでした。
 ②スクールカーストという学級状況に対して、教師はどう対応すべきなのか。35歳の高校生というドラマが現在、話題になっていますが、この中でもスクールカーストがテーマになっています。学問的に実証されつつあるスクールカ^-ストを無視することは、教師として学級における差別構造をただながめているだけの存在になってしまいます。
 ③人権・部落問題学習という文言を初めて目にしました。人権学習と部落問題学習の統合を図ったものだと考えましたが、その統合の意図に違和感を覚えました。同和教育を基盤に置くという姿勢はわかりますが、強引すぎるのではないかと思います。たとえば、いじめ問題においては、被害者優先だと私は思っています。部落問題学習は加害者も含めてその解決を図ろうとします。しかし、優先順位があるはずです。そこには、人権教育であって、部落問題学習だと誤解する教師が出てくるのではないでしょうか。

 やっぱりその場で語るべき内容だったのでしょうね。
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by shin-pukupuku | 2013-05-17 19:20 | 教育関係 | Comments(0)

あまちゃんにはまっています

 朝ドラにはまっています。「あまちゃん」がおもしろい。脚本があの「まいこは~ん」で有名な宮藤官九郎のためか、ドラマに笑いのオチがかならずありますね。
 それと設定がいいですね。場所は北三陸。東日本大震災からの復旧・復興を図ろうとしている岩手県が舞台というのも、応援したくなりますね。それに、フラッシャバックする時代が松田聖子が活躍した1980年代というのも郷愁を誘います。しかもその当時にアイドルだった小泉今日子が主人公の母親役で出ているというのもなかなか興味深いと思います。それと過疎地と東京という80年代の対立軸が、あまちゃんを通して見事に昇華しているというのもおもしろいと思います。これからは地方の時代だということを感じさせるのも、今後の日本社会を励ましているような気がしてなりません。
 毎週土曜日にまとめ録画して、それを毎晩すこしずつ見ていますが、一日の疲れをとってくれる時間になりつつあります。
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by shin-pukupuku | 2013-05-16 19:33 | 映画 | Comments(0)

小熊英二『社会を変えるには』講談社現代文庫

 ホッブスからロック、ルソー、そしてフッサールの現象学など、哲学的な思考を深めることができました。特に関係論としての現象学は興味を惹かれました。そうだよなあ、その現象ですべては時間と共に流れていくもので、その時の真実が永久なものではなく、関係性の重視が必要なのであるという趣旨の説明は、共感を覚えました。そのことを小熊は民主主義社会確立のためのデモや集会について敷衍して考察していくのです。そもそもデモを楽しみながら、そこでの関係づくりを大事にしながら私達は民主主義を形作っていく必要があるというのです。相対主義的思考により一層深まってしまいそうな自分ですが、真実を固定的にとらえるのではなく、関係性を重視しながら真実を再構築していく主体性が私達には必要なのでしょう。
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by shin-pukupuku | 2013-05-13 20:49 | | Comments(0)

「ヒッチコック」を見ました。

 まあ、人物を描くとしたらこんな映画になるんでしょうかね。でも、先日見たリンカーンよりは、この映画の方が主人公の負の部分を描いていました。というか、負の部分が大部分だったかもしれません。あのサイコは、ヒッチコックの妻に支えられてできた作品だということが良く分かりました。まあ、偉大な人の影には、それを支える妻の姿があるというのは定番のようですが、それをテーマにした作品というだけで、それだけでしたね。でも、テンポが良かったのでしょうか、映画に飽きることはなかったですね。
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by shin-pukupuku | 2013-05-12 19:03 | 映画 | Comments(0)

連休は・・?

 連休後半は、東京と上越に行きました。D2の研究会参加のためです。
 上越ではまたしてもおいしいものに舌鼓を打ち、日本酒を飲み過ぎました。
 帰りは上越新幹線が超満員で、ずっと立ちっぱなしでしたが、大宮で早めに降りて、娘のところへ向かいました。
 最終日は、30年ぶりに川崎市にある百合ヶ丘を訪れました。学生時代に過ごした場所をもう一度見たくて、足を運びました。潮音寺というお寺の近くにあったのを覚えていたので、なんとかたどり着くことができました。 なつかしいというか、30年前に自分はこの空間で過ごしていたんだなあと思うと感無量でした。しかし、まあ当たり前かもしれませんが、私が住んでいたアパートはすでになくなっていて、駐車場に変わっていました。そして、ジュースとたばこを買いにいっていた商店も、看板だけが残っている状態でした。
 昔を思い出しながら、駅前を散策しましたが、私の30年前の青春時代がこの地にあったのかと思うと、どことなく自分のこれまでの人生を思い起こすことでした。すると駅前の風景が、当時とあまり変わっていないことに気づきました。
 もう、この地を訪れることはないかもしれないと思うことでした。
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by shin-pukupuku | 2013-05-09 18:11 | 雑感 | Comments(0)

何回、書いたことか。

 ブログが更新されなかったのは、何回か記事を書いたにもかかわらず、パソコンの問題で記事が消えてしまったからです。
 一生懸命書いて、いざアップしようとしたら、よからぬところをクリックしてしまって、そのまま記事がなくなってしまいました。そんなことが何回かこれまであったので、用心して別に作っている日記にいったん書いてからコピーしてアップしようとしたら、今度はその日記のファイルが壊れてしまって、呼び出しができなくなってしまいました。そのためコツコツ書いていた日記が、2ヶ月分ぐらい飛んでいきました。こんなことはこれまで2回目です。バックアップしておけば良かったなあと反省しきり。
 結局、久しぶりにアップした記事は、不満たらたらのものとなってしまいました。最近、ついておりません。
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by shin-pukupuku | 2013-05-08 20:12 | 雑感 | Comments(0)