袴田事件とボックス

 先日、購入したDVD「ボックス」を見ました。内容は、袴田事件です。いかにこの事件がえん罪であるかを示したような映画です。
 監督は、この事件のえん罪を確信して、作成しています。おそらく静岡地方裁判所の元判事で、第1審の死刑判決を書いた当事者が、この事件のえん罪について信じ再審請求の運動に荷担しているという事実から、そう確信したのでしょう。
 これができたのが2010年。それから、4年もかかって、やっと袴田さんは特別抗告が認められて釈放されました。40年以上が過ぎていました。今朝の新聞では、釈放後も袴田さんが精神的な病に陥っていることを実姉が述べていました。
 事件の概要についてこの映画を通してよく理解することができました。そしてこんな不条理なことが認められて良いのかと怒りさえ覚えました。
 映画そのもののトーンは暗いですが、このような社会派の作品は大事だと私は思います。この映画の影響も、今年になってからの袴田さん釈放につながっているのだと思います。
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by shin-pukupuku | 2014-05-30 15:15 | 映画 | Comments(0)

増える仕事

 Um先生から赴任に際していろいろアドバイスをいただいておりましたが、そのアドバイスのとおりになりつつあります。そうです、仕事がどんどん増えていくのです。
 最近、4つほど指名があり、またお願いされて仕事を引き受けざるをえなくなりました。
2.地域貢献日の人間学部代表 3.仮設住宅連合自治会の役職 4.I市のいじめ問題協議会委員,などです。

 人権教育を主たる研究領域にしている私は、3と4は引き受けざるをえないかもしれません。1については、社会科教育を研究対象にしているので、仕方ないでしょう。2については、教授会で指名されて、何も言えず・・という感じです。
 今年一年はできるだけ仕事を引き受けるのはやめようと思っていたのですが、どんどん時間と共に増えています。そのうちに首がまわらなくなるのでしょうね。
 そうそう、本日の会議は夜7時までありました。勤務時間がないというのは、こんな感じなんですよね。ホント、不思議な感じです。
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by shin-pukupuku | 2014-05-29 21:35 | 雑感 | Comments(0)

尊厳ある死

 ゼミでは、学生4人が同じテーマで協同で調査することになりました。テーマ名は「死の教育についての一考察-東日本大震災を経験した学生の立場から-」です。オリジナリティは、やはり3.11で体験したことがベースになります。そして、死を身近に感じた学生たちが、学校教育において「死の教育」に関してどのような実践がこれまで行われてきたのか、そしてはたして「死の教育」は必要なのか、必要であればどのようなものでなければならないのかという問題意識のもとに研究テーマにしたわけです。
 願いとしては、被災体験を風化させないという思いがあります。「死の教育」については、「尊厳ある死」として考えました。尊厳死とは区別しております。もう少し広い範囲で「尊厳ある死」としたわけです。
 今週から実際に、教育実践の調査に入ります。私の立場は、研究調査の指南役です。どのように調査するのかをこれまでの経験から教えていくことです。これは、やはり論文を何度も書いてきた人しか具体的に教えられないと思います。
 先日のテーマ発表会でも、パワーポイントを使って実際にやったのは、わがゼミのみ。内容的にももっとも優れていましたし、発表内容もかなり練られていました。そのために、担当教員からのするどい質問はなかったです。
 現場で具体的に教育実践を重ね、生徒指導をしてきたキャリア、研究論文を書いてきたキャリアは大学で十分に通用すると確信しました。大学の先生は、授業はどうかわかりませんが(見たことがない)、教育については私の方が慣れているような気がします。
 な~んて、またしても鼻につくことを書いてしまいました。まあ、我慢して下さい。
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by shin-pukupuku | 2014-05-28 14:53 | 教育関係 | Comments(2)

感謝

 本日、鹿児島の家にN教育実践学会の学会誌が届いたようです。私の論文が掲載されていました。掲載論文は2本。1本は原著論文で、大学研究者5人で作成したもの。そして私の論文です。
 今回は「実践研究論文」というジャンルですが、原著でなくても私は満足です。というのも、今回の論文掲載は私の学位取得に大きく影響するものだからです。まさしく、私の生み出した大切な命のような存在です。
 今回の「言葉環境」に関する論文は、実は3回目の学会投稿でした。最初は、N人権教育研究学会です。これは投稿再審査でしたが、私の方で取り下げました。というのも、学位取得に関係のない学会だったからです。その時点では、この論文を早いうちに別の学会に投稿しようと思っていました。その次に投稿したのが、H教育大学教育実践論集です。これは思った以上に審査が悪くて、一発で落ちてしまいました。そして3回目に投稿したのが、今回の学会です。よくぞ、掲載されたという思いです。投稿した時は、よくぞ修正再審査になったなあと思っていました。そんな時に義父が亡くなり、締め切りに間に合うための論文修正が終わったのは、通夜のある午前中でした。そういう意味で、この論文は義父の支えがあったのではないかと私は思っています。
 これで学位が見えてきました。毎日、今、学位論文を書いています。あっという間に時間が過ぎてしまって、気がついたら夕方になっている毎日です。実践研究を博士論文にレベルに上げるというのは非常にむずかしいです。それに論文のダブりが結構あって、それを整理するのも大変ですが、論文を活かしながらも、読みやすくてわかりやすい論文にしていきたいと思っています。
 これまでいろんな意味で支えていただき、ありがとうございました。特に判決書教材研究会のみなさんには心より感謝申し上げます。これで論文投稿も卒業です。
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by shin-pukupuku | 2014-05-26 22:24 | 雑感 | Comments(3)

教職課程の仕組みが・・

 こちらに来てから2ヶ月になろうとしています。この土日は、東京池袋にあるT京平成大学でZ私立大学K職課程研究連絡協議会に参加していました。総勢750名が全国から集まったようです。
 私は小学校、幼保の両方で教職担当をしていますので、センター長から声をかけられ、参加してみることにしました。将来的には、この組織には縁がありそうです。
 この会の発表をいくつか聞いて、少しずつですが、教職課程のシステムが分かってきました。本学は新設なので、どのように教職関係を創っていくのか、手探りのところもあるのですが、様々な各地の大学の状況を聞いてかなり参考になりました。たとえば、1年次からの教員養成をどのように段階的に実施していくのか、ある大学の4年間を見通した教員サポートはかなり参考になりそうです。
 T京大学の発表者は、履修カルテをWebカルテにしていることを報告していましたが、どこかで見たことあるなあと思って眺めていたら、そうだ、2次試験の面接官だったことを思い出しました。
 夜はS台大学の先生方5人といっしょに懇親会、および2次会にいきました。久しぶりの飲み会に心がはずみました。新しく採用された女性の先生は、私と同じように博論を書いているということでした。そして夫もこの4月から近くの大学に採用されたようで、幸運を喜んでいました。それにしても、S大学の教職担当は、行政畑の先生が多く、宮城ではめずらしくないようでした。教育実習などで各学校や教育委員会との関係性をつなぐ上では必要な人材なのですが、いっしょに研究している仲間のことを考えると、私の仲間を採用しろよと言いたくなります。
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by shin-pukupuku | 2014-05-26 08:46 | 教育関係 | Comments(0)

一斉指導のむずかしさ

 きのうは2回目の人間学概論の授業だったのですが、最初の方で連絡したいことがあるという先生からお願いされて、了解しておりました。ところが、20分過ぎでも連絡が終わらず、結局、授業は60分足らず。その先生の説明もくどいし、長い。大学生を相手にしているのに、準備してきたプリントを見ればわかるのに・・と思うことでした。 本当に困ったものです。結局、予定していた授業は、全部を終わらせることができず、全体討論も深めることができませんでした。いじめの授業の山場だったのですが、表面的に終わったような気がします。
 それにしても大学というところは、朝の会、帰りの会がないので、学生と連絡をとるのがむずかしい。一斉連絡となると、必修の時間を利用して行うということになるのでしょうね。

 きのうは久しぶりにあまのじゃくさんと電話で語りました。その前の日は、ska37oさんとスカイプをして語りました。やはり、うれしいですね。そういう風に語れるということは。また、いっしょに飲みたいものです。そういえば先日の学習会後の飲み会写真がメールで送られてきました。楽しそうでした。うらやましいなあ。
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by shin-pukupuku | 2014-05-23 08:44 | 教育関係 | Comments(0)

中学校と同じ……

 先日、保育観察という授業で、担当の先生にお願いされていっしょに近くの小学校に授業参観に行きました。大学2年生が中心です。小学校という場に学生が30人近くで行って、低学年・中学年・高学年に分かれて45分間参観しました。私は外で中学年の運動会の練習風景を見ました。
 学生たちも真面目に真剣に参観し、その後の学校長、研究主任の話をきちんと聞いていました。よく頑張っていたと私は思いました。
 ところが、行く前にいろいろとありました。それが中学校と同じ場面です。担当の先生の言い方が伝わらなかったようで、当日、服装は良かったのですが、髪の色が問題になりました。金髪が2~3名ほどいました。おそらく学校文化においては、教師集団から見ると「非常識」と見ると予想できました。そこで、3名の教師集団で話し合いを持ちました。連れて行くかどうか。-う~む、中学生に対応している自分の姿と同じものがありました。結局、私たち教師の説明不足ということで、今回は全員バスに乗せて連れて行きました。
 帰ってきてから、案の定、その学校の教員から批判があったようです。「非常識」。

 日本の学校文化には、多様性を受容するという姿勢がまだまだ不足していますね。大学でも中学校と同じかよと思いました。しかし、実習が続く教育系では、この問題についてはどの学校も頭を抱えているのではないかと思います。
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by shin-pukupuku | 2014-05-21 06:00 | 教育関係 | Comments(1)

WOOD JOB

この土曜日に見た映画「WOOD JOB」ですが、文部科学省はキャリア教育の一環として推薦しているようです。私の見た印象は、たしかに林業労働者を魅力的に描いていますので、たしかにキャリア教育として活用できるでしょうね。3Kと呼ばれる仕事のイメージを変えようとしているところもありますしね。下はその文科省推薦の言葉です。

「キャリア教育については、第2期教育振興基本計画においても、「『社会を生き抜く力』の一態様として、社会的・職業的自立に向けて必要な基盤となる能力や態度を身に付けさせるとともに、職業を通じて社会の一員として役割を果たすことの意義についての理解をはじめとした、勤労観・職業観等の価値観を自ら形成・確立できる子供・若者の育成を目指す」とされており、現在、文部科学省において様々な啓発のための取組を行っています。

 そうした中で、文部科学省は、平成26年5月10日(土曜日)公開の映画『WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~』とタイアップを行うことで東宝株式会社と合意し、国民に広くキャリア教育に対する理解・普及を図るため、今後様々なタイアップ企画を行っていくことを決定しました。
 映画では、自分の将来を決めきれない高卒の都会育ちの主人公が田舎暮らしや魅力的な村人に囲まれ成長していく姿が描かれており、林業研修の中で、働くことや将来の自分の生活について悩み考える内容となっています。
 これは、文部科学省が推進しているキャリア教育の普及啓発の趣旨にも沿っていると考えられるものであり、本企画を通じてキャリア教育の趣旨を広く伝えていきたいと考えています。」
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by shin-pukupuku | 2014-05-19 08:39 | 映画 | Comments(0)

I巻映画の日

 新聞の折り込みで本日「石巻映画の日」というのを知りました。私の勤務先でTOTOが主催で実施するのだそうです。被災地における復興の一環だと知りました。暇でしたので、足を運びました。ついでにお昼は山形の名物「芋煮」を無料で配給するのというので、30分近く並んで手にしました。食べてみると、吉野家の牛丼のつゆに芋が入っている感じの味で、なかなかのものでした。ついでにタッパーを準備していたので、さらにもらいにいきました。
 映画は4本やっておりましたが、私は「くじけないで」という作品を見ました。主演は八千草薫です。武田鉄矢や伊藤蘭も出演しておりました。90歳過ぎてから詩を書いて、人々に大きな感動を生み出した実話をもとにしたものでした。実際に映画の最後のシーンに主人公の遺影が出てきました。
 感動を生み出したのは、生きることのすばらしさとは何かを詩を通じて教えてくれたことです。私たちの人生は家族とともにあります。そのような中で、一つ一つのシーンが実は人生を豊かにしてくれるわけです。そしてそのときの風景が、音が、自然がわたしたちの心に刻まれているわけです。
 何度も涙が出そうになりました。人生を豊かに生きるということはどういうことなのか、そしてこの映画のタイトルにあるように、「くじけないで」前を向いて歩いて行くことの大切さをこの映画は教えてくれたような気がしました。
 被災地において、家族を失った人も多かったと思います。この映画は、そのつらい事実を乗り越えて、前を向いて生きていくことの大切さを教えてくれていたと思いました。
 このような市民向けの映画会を開いてくれた一企業であるTOTOに感謝することでした。
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by shin-pukupuku | 2014-05-18 18:50 | 映画 | Comments(0)

 映画「WOOD JOB~神去なあなあ日常~」を見ました。
 林業労働をこれほど魅力的に描いた作品はこれまで見たことがありません。林業で働くという意味と大切さ、そして自然からの癒やし、神との触れあい、などなど、楽しく鑑賞することができました。久しぶりにストレス発散となりました。
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by shin-pukupuku | 2014-05-17 20:41 | 映画 | Comments(0)