<   2016年 11月 ( 19 )   > この月の画像一覧

あまのじゃく氏の「中世の万ノ瀬川の授業」

 本日の授業で、あまのじゃく氏の実践である「中世の万ノ瀬川の授業」を扱いました。テーマは地域の歴史をどのように教材化し、どのように授業づくりを行っていけばよいのかというものです。もちろん優れた実践として紹介しました。
 最初に、地域の歴史を中学校社会科歴史的分野で取り上げていくことの重要性を強調し、学習指導要領では歴史的分野の目標でも取り扱われているのに、現場ではなかなか授業実践が行われていない現状を紹介しました。帝国書院と東京書籍の教科書の該当部分を示し、地域の教材化が、歴史を身近なものにし、生徒の興味関心を高め、調べ学習とすることで、判断力や表現力を高めるきっかけになることを説明しました。
 そこで、あまのじゃく氏の授業実践を示しました。指導案を含むレポートを配布して読ませ、彼の実践のどこが優れていると考えるかを発表させようとしました。そして彼の授業で活用したスライドを見せ、授業の流れを簡単に説明しました。
 その後、学生の何人かに発表させようと考えていたのですが、時間切れとなってしまいました。そこで、感想文で授業実践を分析してもらいました。その中身については、あまのじゃく氏に直接お渡しします。どのようなことを書いているかまだ確認していませんが、私は批判的に分析することも大事ですと常々言っていますので、きびしい指摘があるかもしれませんが、その時はご容赦ください。九民研で紹介しますね。

[PR]
by shin-pukupuku | 2016-11-30 20:34 | 教育関係 | Comments(2)

土曜ドラマ スニッファー嗅覚捜査官

タイトルの作品を録画で見ています。阿部寛主演の臭覚捜査官の話ですが、非常に面白いと思います。何が面白いのかについての自分なりの考えですが、まず、臭覚で犯人の特徴をつかんでいくスーパーマン的なパワーに驚くと同時に、現実世界にはありえないその力にあこがれるのかもしれません。そして最後は勧善懲悪のストーリーに視聴者はスカッとするのでしょう。また、阿部寛と香川照之の掛け合い漫才のようなコメディ感覚と井川遥の妖艶な魅力なども視聴者を惹きつけるのかもしれません。
 次回で最終回のようですが、一つ一つのストーリーにそれぞれの違いがあり、楽しく見ることができました。こんな作品を見ているので、私は最近映画を見に行かないのかもしれません。

[PR]
by shin-pukupuku | 2016-11-29 09:31 | 映画 | Comments(0)

今月号

 今月号の『歴史地理教育』を読みました。テーマは「農業だけでないTPP」でしたが、実践記録にはすぐれたものが多かったと思いました。そのために今月号は私にとって満足できるものになりました。
 岡野正丸「山里の小学校から考えた農と農業」は、数字の背景にある生身の人間の姿をどうイメージさせるかという視点から教材づくりがなされており、共感できる実践でした。板垣雅則「『兵士になること』に着目した戦争学習」は授業記録をもとに授業づくりについて考えていく実践となっていて、説得力のある実践だなと思いました。
 石井綠「八丈島の平和教育」という実践では、「教育課程に『平和学習』の文字があることが私たち島の教師の自慢だ」と書かれていましたが、これはすごいなと思いました。なぜなら、平和教育や平和学習が教育課程に位置づけられている学校は少ないからです。 
 増田翔太「田沼意次・松平定信・水野忠邦の政治を比較するー歴史を通して自ら考える力を養う」という実践は、私は賛同しますが、おそらく異論もあることだろうと思います。増田は「一方的な講義式の授業で日本史を学んだことが、将来、彼らに活かされるのかと疑問に思ったからである。日本史の知識を将来活かして仕事に就く人は、ほどんどいない。」と述べていますが、私も同様の意見であります。ただ、増田の実践は、たったの1時間。それでは、深まりはないだろうなと思いました。この実践は少なくとも3時間は必要だと思います。そうすることで、深い学びが生徒たちに生まれるのではないかなと思いました。
 今月号は授業実践記録だけでなく、大平聡「学校日誌に記された戦争」をはじめ、優れた論考の多いものとなっていました。大満足でした。

[PR]
by shin-pukupuku | 2016-11-28 09:28 | | Comments(0)

オケ老人を観て

 本当に久しぶりの映画鑑賞となりました。杏主演の「オケ老人」を観ました。ストーリーはあまりにも飛躍過ぎるところがありましたが、映画を楽しむという点では、まんざらでもないという作品になっていたと思います。笑いが映画のモチーフにありましたが、テーマは「人生を楽しむ」というフレーズに隠されていたように思います。
 人生を楽しむためには、競争ではなく、さまざまな人たちとつながり合いながら、同じ仲間としての意識を持つことの大切さが必要なんだということが映画から伝わってきました。同じオケ仲間として、一人一人の個性を大事にしながら、ともに支え合っていくことが人生を楽しむことにつながっていくのです。
 最後は主演の杏がすべてハッピーエンドで終わるのかなと思ったら、最後の最後でそうではありませんでした。このオチは作品としてはきりっとしめる香辛料の役目を果たしていたと私は思いました。

[PR]
by shin-pukupuku | 2016-11-27 10:15 | 映画 | Comments(0)

いきなり挨拶

 本日は人権関係の講演会に出席しました。弁護士の先生が、いじめ問題について語りましたが、「なぜ子どもたちは親に相談しないのか」というテーマのもとでの講演でした。「家族力」をどう育んでいくかということが話の中心でした。親として参考になる話であったと思います。
 私はいじめ問題対策協議会のメンバーとして参加しましたが、到着するなり、会長代理で挨拶をお願いしますと言われ、1分後には壇上にいました。閉会の挨拶でしたので、準備する時間はあったのですが、朝から授業が続き、息つく暇もないほどのスケジュールでしたので、ゆっくりすることができず、慌ててままの挨拶となってしまいました。大学に戻ってからも、学生の研究指導が続き、本当に疲れました。それにしても、本日は何かと慌ただしい一日となってしまいました。

[PR]
by shin-pukupuku | 2016-11-25 18:17 | 雑感 | Comments(0)

防災教育と学校安全

 仙台市で行われた「防災教育を中心とした学校安全フォーラム」に参加しました。県内や東北各県、遠い所では沖縄県や鹿児島県からも参加者がいるようでした。宮城県を中心にして、東北各県の報告も準備されていました。この日は防災教育について考える一日となりました。
 テーマは「地域との連携」に重点がおかれていました。発表した各学校は、地域とつながりながら、防災教育を推進していました。特に宮城県は「みやぎ防災教育副読本『未来への絆』」を小学校の低・中・高、中学校、高校でそれぞれ発行していますので、それを活用した授業実践の概要も報告されていました。おもに、道徳や特別活動、総合的な学習において、カリキュラム化され、取り組みが進んでいるようでした。
 参加者は、ここでの取り組みを参考にして、自校の取り組みに還元することだと思います。そういう意味では優れた研修の場になったことだと思います。宮城県は3.11以後、「防災担当主幹教諭」を各地域に置いていましたが、本年度から「安全担当主幹教諭」に名称が変わり、学校安全という枠で取り組むように重点が変わってきたようです。
 私が思ったことは、学校安全のための安全教育においては、安全指導と安全学習が重要な柱になりますが、その柱の一つである安全学習において子どもたちにどのような資質・能力を育成していくのかという視点がまだまだ弱いなあということです。たしかに「自助、共助、公助」というキーワードは示されていますが、その具体性に欠けているような印象を持ちました。また、学校生活という領域における学校事故などの学習についても、学習内容に含まれていませんでした。
 学校安全をめぐる教育的なアプローチは、これからますます重要なものになるであろうと感じさせるフォーラムになりました。

[PR]
by shin-pukupuku | 2016-11-24 18:01 | 教育関係 | Comments(0)

不登校問題とコーディネート

 今月は昨年に続いて、生徒指導担当者に不登校問題についての取り組みや意識についてインタビューしています。
 先日は、主幹教諭で生徒指導担当者という先生にお話を伺いました。不登校問題に対してなんとか改善していきたいという思いを感じました。そのために学校において組織的な取り組みを図ろうとしていました。担任任せではなく、サポート体制をきちんと確立し、担任の負担を減らそうとしていることを何度となく話してくれました。本年度は新たな取り組みの出発であるような印象を持ちました。そして、それはスクールカウンセラーだけでなく、スクールソーシャルワーカーや学校専門支援員の方々の支えがあって、次第に回り始めているようでした。やはり、人的環境を整えるというのが、不登校問題においては喫緊の課題だと私は思っています。この学校は、それを次第に改善していこうとする意欲を感じました。
 そのような中で、私が考えたのは、不登校問題に対してだれがコーディネートするのかということです。人的環境が整ってくると、それぞれの取り組みをどのように整理して、改善の推進力にしていくのかは、コーディネート役に任されているなあと思いました。この学校では、生徒指導担当者がその役を担っているようでしたが、はたしてそれがベストなのかという疑問も私にはあります。宮城県では本年度から校務分掌に「いじめ不登校対策」担当者が置かれ、生徒指導主事との関連をどうしていくのかというのも課題になっているようです。まだ始まったばかりですので、仕事分担や関係性をどうしていくのかというのも課題になっているようでした。
 夕方2時間を利用してのインタビューとなりましたが、話を聞きながら私も学ぶことが多々あります。また、同じ石巻地区の学校なのに、環境や状況がそれぞれの学校で違うことにも驚きでした。

[PR]
by shin-pukupuku | 2016-11-23 10:29 | 教育関係 | Comments(0)

驚きましたが…

 今朝の地震には驚きました。そろそろ朝のジョギングをしようかなと思っていたところに、緊急地震速報がなり始めて、そのうちにグラグラと揺れました。いつもより長い時間の揺れでした。テレビをつけると、「津波警報と津波注意報」です。原発大丈夫かなとすぐに思いましたが、結果的に何事もなくまずは胸をなでおろしています。
 「津波、避難」というテレビの文字を見たときに、まずはどのような行動をとるべきかを考えました。今回は津波注意報だったので、2階にある自分の部屋から出ないようにすることがまずは大事だろうと思い、1階のポストに新聞をとりにいかず、そのままテレビを見ていました。予定時刻になっても、津波は当初到達しませんでした。それでも、やはり心配なので部屋でテレビを見ていました。いざ、高い津波となったら、マンションの3階、4階に逃げようと思っていました。
 ところが、様子を見ても、注意報は出ているけれども、津波は相変わらず大きなものではないようなので、当初予定されていた花巻への幼稚園実習巡回へ向かうことにしました。石巻よりも花巻の方が、ぜったい安心だと思いました。すると、すぐに宮城県は「津波注意報」から「津波警報」となりました。内陸部への移動は正解だなと自分なりに思いながら車を走らせました。
 予定の10時に幼稚園を巡回し、ついでに時間つぶしに花巻市内にある志戸平温泉でゆっくりしてから、ラーメンを食べていたら、津波注意報は解除されたので、そのまま石巻へ帰ることでした。地震と津波警報で一日が終わった感じがしました。
 ちなみに、大学は休講となりました。別の日に振り替え授業が行われるのだそうです。それも困ったもんです。おそらく休みの日になりますから…。

[PR]
by shin-pukupuku | 2016-11-22 16:18 | 雑感 | Comments(0)

さすが…

 気分転換に中村明『日本の一文30選』(岩波新書)を読みました。文学については門外漢の私ですので、学ぶところはたくさんありました。この著書はタイトルのように一文にしぼって書いていますので、文学における言葉の重みが伝わってきます。
 その中でも、私が気になったのは、小林一茶の俳句です。
「うつくしや障子の穴の天の川」
 これは秋の句で、著者は「破れ障子からのぞき見える銀河をほめ、やはり一茶は、貧しさを楽しんでいる風情を見せる」と解説しています。
 私は、この句を読んで、その情景が目に浮かぶようでした。しかし、貧しさを楽しんでいるのではなく、貧しさに嘆きながらもそのつらさを吹き飛ばし、貧しさの中で日々の暮らしを楽しんで生きていこうとする一茶の前向きな生き方がこの句から伝わったような気がしました。
 一茶は庶民の暮らしに目を向け、庶民に対して元気を出させるために俳句を作ったのだと私は思いました。だから人気が高くなっていったのでしょう。庶民に支持されていく一茶の作品が、上記の句からも覗える気がします。

[PR]
by shin-pukupuku | 2016-11-21 09:49 | | Comments(0)

私がFBを始めたわけ

 先週からフェイスブックで「私の本日の心に留まった言葉」を発信しています。昨日まで№7の言葉を投稿しました。
 なぜ、そんなことをいきなり始めたのか。
 その理由はいくつかあるのですが、一つは自分のためです。一日一日の大事な時間の中で、自分自身の言葉に対する感性を大事にしたいなと思いました。そして、そうすることで自分の中に、言葉に対する見方を育てることになるかなと思ったのです。他の人への発信という形になっていますが、本当のところは自分のためなのです。ですので、みなさん、適当に読んでいただければうれしいかぎりです。
 それから、50代もなかばとなり、これからは発信を大事にしていきたいなと思ったのです。琉大のK満さんはMMマガジンで小学校教師向けの編集長ですが、彼の発信力に敬服しました。私もだれが発信しているかわからないこのブログで自己満足するのではなくて、どんどん伝えていくことが大事かなとふと思ったのです。また、石巻での暮らしも3年目の半ばを過ぎ、人に流されるのではなく、自分自身を確立していこうという思いもあります。
 迷惑なFBの自己満足の記事に、イライラすることもあるかもしれませんが、ときどき眼をとおしていただければ、幸いです。

[PR]
by shin-pukupuku | 2016-11-17 14:40 | 雑感 | Comments(2)