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いよいよゴールデンウィーク

 本日よりゴールデンウィークです。今の家に一人いても淋しいだけですので、鹿児島に帰ります。しかし、滞在するのは二日間だけで、あとは妻の勤務先であるK島で過ごす予定です。
 楽しみにしていた休みです。明日の飛行機便で帰りますが、今回の交通費はかなり高いです。GWだということもありますが、台湾に行くよりも2倍ほどかかってしまいます。しかも台北だったら直行便が仙台からは飛んでいますが、K島には2回乗り換えです。なんか矛盾を感じてなりません。
 それにしても、GW直前の一日は、大学教員になってから一番の多忙を感じる日となりました。1限から5限までスケジュールがみっちりとあり、昼食時まで学生との懇談で時間をとられてしまいました。中学校の教員の多忙化ニュースが流れていましたが、それと変わらない一日となりました。しかし、これが終われば楽しい連休だと言い聞かせながらなんとか乗り越えました。
 本日はたまっていた家事を行いますが、連休明け直後の授業準備もしておこうと思います。のんびりしたいのですが、なかなかのんびりできませんね。でも、気持ち的にはゆっくりです。
 

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by shin-pukupuku | 2017-04-29 10:01 | 雑感 | Comments(0)

教育行政の方々

 先日、研究室にある自治体の長と教育長、課長が来られました。研究室の掃除など大変でしたが、緊張しながら迎えることでした。その方々の話を聞きながら、教育の重要性を強く感じており、教育が次の時代をつくるという意識を持っておられるなと感じることでした。どのようなことが教育にとって大事なことなのか、学力テストでは測れないこともあることをよく理解しているようでした。
 自治体の長はまだ若く、よくマスコミなどで目にしている方でしたが、政治家としての力を蓄えるために成長しようとする姿勢に驚くことでした。教育についての見識を深めたい、それがわざわざ私の研究室に来られた理由でした。
 話した内容については記録することはできませんが、私にとっても貴重な時間となりました。ともかく、ほっとしました。

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by shin-pukupuku | 2017-04-28 09:50 | 教育関係 | Comments(0)

グローバリズム以後

 エマニュエル・トッドの『グローバリズム以後』(朝日新書)を読みました。ドットはフランスの歴史家で、家族人類学者、人口学者のようです。これまで、ソ連崩壊や米国の金融危機、アラブの春、英国EU離脱などを予言した人のようです。
 トッドは、EUについて、「今は解体の時期です」と断言します。そして、「移民をめぐる危機は、ただ英国だけでなく、様々な様相で欧州解体の最終局面をもたらしつつある」と述べています。
 彼のEUについての今後の動きについての言説を考えると、来月のフランス大統領選挙は、ルペンが勝つのではないかと思われます。まさしく移民問題を口実にして、ルペンはフランスのEUからの離脱を政策として述べているからです。
 マスコミ報道の状況からは、対立候補であるマクロン氏が圧勝しそうですが、トランプ大統領がそうであったように、選挙の結果は最後までわかりません。
 もし、そういう結果になれば、まさしく今世界は内向きに進みつつあるということが言えると思います。ナショナリズムの高まりを感じます。

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by shin-pukupuku | 2017-04-27 14:43 | | Comments(0)

海角7号

 タイトルの映画をDVDで見ました。前回に続いて、台湾映画です。この映画は、今から10年ほど前に大ヒットした作品で、タイタニックに次ぐ興行収入であったと解説には書いていました。今回も近くの研究室の先生からお借りしました。
 映画のストーリーは、台北でロックシンガーとしての夢破れた青年が、故郷の恒春に戻ってきます。恒春は台湾本土の最南端にある町です。過疎が進む恒春の街おこしの一環として町長自ら、日本の有名歌手コンサートを開催し若者を呼ぼうとします。その前演奏の地元音楽グループのシンガーとして、その青年が指名されますが、未熟なグループ仲間の演奏に意欲を失い、本気になれません。日本から歌手を呼んだ恒春にやってきた日本人女性は、このコンサートのプロデューサーとして、奔走しますが、青年のやる気のなさに怒りさえ感じるようになります。しかし、二人はやがて惹かれあっていきます。そんな時に、戦後、台湾を去って行った日本人男性の恋文を見つけます。そこには、台湾に残していった「民子」という女性への愛が綴られていました。…
 ストーリーがとてもよく構成されていて、次第に引きずり込まれていきました。基本的にコメディ仕立てなのですが、最後は涙が出てきます。基本的には台湾の人たちの心の思いが流れているのではないかと思いました。
 なかなかおもしろい作品でした。興行収入がすごかったのも分かるような気がしました。ちなみに日本人の有名歌手は「中孝介」でした。この映画を通して「中孝介」は台湾で有名な日本人歌手の仲間入りをしたと思われます。

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by shin-pukupuku | 2017-04-25 09:29 | 映画 | Comments(0)

選挙について

 私の住んでいる自治体の市長選挙と市議会議員補欠選挙が昨日行われました。 
 市長選挙については、立候補者が4人立ちましたが、選挙公約もそれなりに示され、またマスコミでも注目されましたので、どの方に投票しようか、ある程度自分なりに判断することができました。
 ところが、もう一つの市議会議員の補欠選挙につきましては、選挙公報ではその公約もある程度示されているようでしたが、あまりにも大まかすぎて、だれに投票すべきなのか判断できませんでした。政党支持の表明でもあればわかるところもありますが、それもありませんでしたので、投票直前までどの人にすべきかわかりません。公約を書いていなかった人はダメだろうと思い、その方は外しましたが、くじで選ぶわけにもいかず、公約もおおまかすぎて似たり寄ったり。迷いに迷いました。結局、投票箱には白票。これも選挙に対する抗議のつもりです。立候補者の公約や市政に対する考え方をもう少し詳細に示してほしいなあと思いました。こんな感じだから、若者の投票率は低くなるのではないかとも思いましたね。

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by shin-pukupuku | 2017-04-24 09:20 | 雑感 | Comments(0)

ブラック部活その2

 最新の『季刊教育法』192号では、ブラック部活を特集しています。特集は2回目のようで、座談会を取り入れてブラック部活動の実態をあぶり出そうとしています。「それでも部活はやめられない」という中学校教諭の論考には、現場経験者として首肯する部分が多く、多忙の渦に巻きこまれる実情がよくわかりました。H中学校でサッカー部の顧問であった時の苦悩を私も思い出すことでした。
 それにしても、なぜこのように部活動をめぐって教師のブラック化が問題になってきたのかが私にとっては問題意識としてありました。以前から、中学校の部活動についてはその問題性は問われていましたし、教師の多忙化についても言われ続けてきたことです。
 この特集はそのことについてのヒントを教えてくれました。昔は、教師の勤務をめぐってはかなりおおらかなところがありました。夏休み中は夏休みとして休む時間が十分にありました。勤務時間も長期休業中は9時~4時という慣習も有り、先生方も部活動を午前中にやると、そのまま姿が見えなくなるということもよくありました。それは、今から考えると、授業期間中の超勤を帳消しにする作用があったのだと思います。だから先生方も我慢できたのだと思います。家族との触れあいも長期休業中の時間でごまかしていたのでしょう。
 ところが、2000年代になってからでしょうか、新自由主義の考え方は教師の働き方にも大きな影響を与えました。保護者は児童生徒は教えるー学ぶという関係から解き放たれ、公的サービス提供者とサービスを受容する市民、消費者という関係になってしまいました。そのため、「市民の目」という形で、教師の勤務は囲まれていったようです。
 今では、長期休業中でも勤務時間は平常と同じで、部活動が勤務時間外にやらざるを得ない時も、その分の残業時間代は無視されるという状況があります。勤務時間変更の配慮もありません。やむなく教師たちは職員室でやるべき仕事もないのに、談話して時間をつぶしている状況があります。
 そして、何よりも、高校入試の推薦制度が部活動のブラック化に影響を与えたのではないかと思います。生徒たちは内申書の記述に部活動の記録があることを知っています。保護者は当然ですが、高校側もその内容が合格への一つの要素としてみています。このことで、教師、生徒、保護者がいっしょになって部活動での成果を手にしようとするわけです。
 部活動のブラック化については、今後も関心を持って見ていきたいと思っています。

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by shin-pukupuku | 2017-04-23 10:28 | | Comments(0)

今月号は…

 今月号の「歴史地理教育」についてです。特集は、「『道徳の教科化』と社会科の授業」という魅力的なもので、かなりワクワクして読みました。ところが、内容は期待外れでした。二本の論文は、道徳の教科化は戦前の「修身」の復活であり、国家的な道徳がつくられ、民主的な社会をつぶしていくことになるという結論でした。基本的に私も同感ですが、ではどのように現実問題として位置づけられた「特別の教科道徳」を教えていくのかという視点が弱いと思いました。たしかに、その後の実践3本がそれに応えていると思われますが、すべて社会科の実践なんですよね。社会科関係の雑誌だから当然と言えば当然なのですが、しかし、物足りなさを感じました。
 若手の道徳教育の研究者である柳沼良太(岐阜大学)や松下良平(金沢大学)の研究の成果をどのようにとらえ、そして現場実践として実らせるかという視点が、必要だったと思います。
 私は基本的に道徳の教科化には反対です。しかし、学習指導要領で決まった以上、これからはこの道徳でどのように子どもたちを育てていくかという視点が大切であると思っています。戦前の天皇制国家と重なるような方々は、この道徳教育で話題の教育勅語を利用して、授業化しようと考えているはずです。それに対抗した授業実践レベルでの取り組みがこれからは求められていると思います。

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by shin-pukupuku | 2017-04-21 09:30 | | Comments(1)

強風で

 昨日は非常勤のために仙台に行く日でした。いつも12時半ぐらいの仙石線で仙台へ向かうのですが、1時間半ほどかかります。13時30分ぐらいから強風のために快速の仙石東北ラインが止まり、帰り大丈夫かなと心配しながら、授業が終わって突風を受けながら歩き、地下鉄で仙台駅へ向かいました。
 ところが、仙台駅は強風のためにほとんどの電車が運休となっていました。改札口には多数の人びとがうろうろしていました。ひょっとして帰れない?と不安に思いながら掲示板を見ると、仙石線だけは走っていました。慌ててホームに向かうと多数の人びとが並んでいました。なんとか電車に乗り込み、満員電車状態で電車は動き出しました。30分近く、そのような状態で重い荷物を抱えながらなんとか乗っていました。塩竈近くから降りる人が多くなり、1時間ぐらいでやっと席に座ることもできました。
 しかし、いつもは1時間30分近くで到着するのに、この日は遅れてしまい、石巻到着は1時間50分後でした。疲れ倍増。やはり石巻と仙台は遠いです。

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by shin-pukupuku | 2017-04-20 10:49 | 雑感 | Comments(0)

「非情城市」を見て

 ずっと探して見たいと思っていた台湾映画です。近くの研究室の先生が、DVDを貸してくれました。大喜びで早速鑑賞することでした。
 この作品は1989年に侯孝賢監督によって製作された作品で、主人公はトニーレオンです。その年のヴェネツイア国際映画祭で金獅子賞を受賞した有名な作品です。この映画は台湾で1947年に起こった2・28事件を初めて描いた作品でした。
 この映画を見ると台湾の日本植民地からの解放後の歴史が理解できます。
 主人公は林家ですが、そこには4人の兄弟がいます。その4人の人生が台湾の重い歴史を物語っているように私には思えました。次男は日本の兵士として徴用され南方に送られましたが、戦場から戻ってきません。三男は、中国からやってきた上海ボスとのアヘン密輸で密告され、国民党の警察に逮捕されます。そして拷問によって知的障害となってしまいます。長男は、地域の勢力争いで命を落とします。四男であるトニーレオン役の文清は、耳が聞こえません。写真屋として店を開き生活していましたが、二・二八事件の関係者としてとらえられ、最後は帰らぬ人になってしまいます。
 それら、林家の兄弟の運命は、まさしく台湾の歴史と重なっていたと私は思いました。特に、二・二八事件以後の国民党による弾圧は多くの知識人を逮捕投獄し、命を奪っていったのです。それが明らかになったには、1980年代からだったのです。
 この映画は、台湾の人びとがいかに歴史に翻弄されてきたかを林家を通して描いていると思いました。全般的に暗い映画ですが、見る価値はあると思います。

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by shin-pukupuku | 2017-04-19 09:19 | 映画 | Comments(0)

声ー語り継ぐ戦争

 昨日の朝日新聞「声」欄に掲載された「語りつぐ戦争」の体験談は、あまりにも壮絶な話で、投稿者の思いを考えると胸が痛くなりました。
 タイトルは「妹に薬飲ませ…失った記憶」というものです。
 内容は、戦後すぐの1946年春、旧満州から引き上げる時に悲劇は起こったようです。日本人会の男性数人が来て、1歳の妹について、「長い旅に耐えられないから殺しなさい」と毒薬を渡されたのだそうです。母親が抱き、小6の自分がスプーンで飲ませて死なせたというのです。さらに母親は心身共に不調になり、引き揚げ船出発の時に医師から別の粉薬を渡され、それを母親に飲ませると母は泡を吹いて死んでしまったというのです。
 戦争は終わっていたのに、満州からの引き揚げは、戦時中と同じ人権無視の状況があったのでしょう。それを当時小6だった投稿者は加担したその罪を自ら語っているのです。私は現在82歳になる投稿者の思いを考えると、胸が熱くなってしかたありませんでした。思い出さなかった、いや思い出したくなかった体験を自ら語ったその事実は、今後の日本社会への一石の警鐘になったと考えます。

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by shin-pukupuku | 2017-04-18 09:02 | 雑感 | Comments(0)