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8月号

 『歴史地理教育』8月号を興味深く読みました。 もっとも目に留まったのは、「佐原で学ぶ伊能忠敬の授業」でした。どうしても私は実践に目がいくんです。 この実践は授業者である安井和子氏が定年の年に取り組んでいる実践のようですが、子どもたちが次第に地域の歴史に興味関心を持っていく様子がよく書かれています。 その大きな要因となったのが、伊能忠敬が作成した「大図」を体育館に拡げて現在に残る地名と重ねてみたことでしょう。子どもたちは実際の地図を見ることで、伊能忠敬のすごさと作成についての疑問を持っていく様子がよくわかります。実物教材の魅力が子どもたちに知的刺激を与えたようです。この大図によって一挙に子どもたちの興味関心は高まっていったのでしょう。訪問した記念館の職員から「こんなに熱心に学んでいる学校はめずらしい」という言葉は、子どもたちの学ぶ意欲の状況を示すものだと思います。 安井和子氏は、当初から大図を利用する計画はしていなかったようです。記念館の人に勧められて実践に取り入れたようですが、ここには記念館の「人との出会い」がキーポイントになっていると思います。実践を豊かにしてくれる大きな要素の一つに、人との出会いがあることは言うまでもありません。
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by shin-pukupuku | 2017-07-31 09:11 | | Comments(0)

自分を語る

 昨日はJ教育大学で、D1セミナーの講師を務めました。後輩のD1院生は本年度は10人もいました。最初にD1院生の発表を聞きましたが、かなり研究の骨子がしっかりとしている人もおられて、全体的に今後が楽しみだなと思うことでした。私も5年前にこのセミナーを受けたことを思い出しました。そして、5年後に自分が講師として呼ばれるなんて感無量でした。
 「博士学位取得までの道程」というタイトルで話をしました。自分自身の博論の内容はほとんど話をせず、自分自身の学位取得までの失敗談を語ることでした。私は失敗談が多く、しかし、めげずに自分を信じてやってきたこと、失敗がむしろ糧となって学位をとることができたことを話をしました。自分の人生を語るという感じになっていきました。
 反応は今回も今少しわかりませんでした。私は自分自身の博論を語ることよりも、体験談が役に立つのではないかと思い話をしました。必然、参加されていたUm先生との関わる話が長くなりましたが、興味を惹くような話にはなったと思います。いくつか質問がありましたが、それに対して正直に答えることでした。
 また一つ、人前での話が終わりました。終わってホッとしています。自分の中ではまた一つ成長できたような気がしました。

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by shin-pukupuku | 2017-07-30 07:58 | 雑感 | Comments(0)

批判を受けながら…

 2回目のセミナーを行いました。今回は大きなテーマで、科研費関係の説明会の後でしたので、参加者はわりといました。
 私の方でも10分ほど話をしました。蘊蓄のある先生方の前での報告でしたが、緊張感はありながらも自分のやってきた取組について説明し、その取り組みについてご理解くださいというものでした。ところがやはり批判はあるようで、厳しい意見もありました。
 しかし、全体的には好意的な反応でした。終わった後、良かったという意見もたくさん聞きました。担当者としては、それだけで大満足でした。
 今週の人前での話、残るは土曜日のD1セミナーです。忙しさはとんでもなく…という感じになっていますが、淡々とやっていくしかありません。

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by shin-pukupuku | 2017-07-28 05:28 | 雑感 | Comments(2)

反応がわからず…

 「発達障害と生徒指導」について講演しました。反応が今少しわかりません。最初の入り口から参加者の行政研修ゆえの「やむをえず」という反応を感じました。
 人権教育のクイズ問題を出したり、判決書活用のアクティブ・ラーニングを取り入れたりして、とにかく居眠りだけはさせないという目標でやりました。見事に、居眠りする先生はほとんどいませんでした。
 しかし、終わった後に質問はなく、なんとなく終わったという感じでした。これほど反応が読めないのも私にとっては初めてでした。
 まあ、ともかく終わったので、それで良しとしたいと思います。

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by shin-pukupuku | 2017-07-27 04:50 | 教育関係 | Comments(0)

「発達障害」

 岩波明『発達障害』(文春新書)を読みました。DSM-Ⅴが出されて、発達障がいについての分類や内容がどのように変わってきたのかが良く分かりました。ASD(自閉症スペクトラム障害)やアスペルガー、ADHDなどの違いが自分の中で混乱していましたので、この新書で整理できました。また、思った以上にADHDが割合が高いということもわかりました。LDについては、文科省の分類とDSMーⅤとの違いがあることも分かりました。
 明日、発達障害と生徒指導について現場の先生方に話をしますが、臨床心理学的な話はできませんので、あくまでも「法と人権」で迫りたいと思っています。大阪豊中市で20年以上前に出たいじめ判決は、知的障害や情緒障害の女子生徒がやがて二次障害に陥り、不登校や非行問題を起こしますが、最終的に加害者に殺害されてしまいます。この判決書を活用した話をしていきたいと思います。うまくいくかな?ちなみに参加者は130人だそうです。不安です。

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by shin-pukupuku | 2017-07-25 09:18 | | Comments(3)

パソコン操作に振り回される

 DVDをイヤフォンで見ることができませんでしたので、早速、修正に取りかかりました。ネットで同じ様な状況の操作方法を仕入れて、その通りにやってみるのですが、なかなか解決しません。イライラしながら時間は経っていきました。年を重ねるとこのような操作に手間取ることが多くなってきました。おそらく操作を覚えるということをいやがるからだと思います。
 1時間30分ほどして、トラブル修正のところから操作してみると、あっという間に解決しました。最初からこちらでやっておけば良かったと思いました。なんとか一人で解決できたという充実感はあったのですが、時間の無駄を感じました。この時間があったら新書1冊ぐらいは読めたのになあと思うことでした。iphonもそうですが、次第に最新機器についていけない自分がいます。

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by shin-pukupuku | 2017-07-23 09:58 | 雑感 | Comments(0)

「奇跡の教室」を見て

 闘龍灘さんやあまのじゃく氏に影響を受けて、タイトルのDVDをレンタルしてきました。
 ところが、部屋のレコーダーが壊れてしまったようで、テレビで見ることができず、やむなくパソコンで見ることとなりました。イヤホンをつけようとしたら、今度はそのイヤホンがおかしくなっていたようで、音声はパソコンから流れる小さな音だけとなってしまい、苦労しながら見ることでした。
 ところが、作品は感動的でした。お二人が進めるだけのある優れたものでした。感謝、感謝でした。
 私が考えたのは、自尊心を失いかけていた劣等生の高校生たちがいがみ合う多様な宗教と民族のクラスの中で、最初はやる気もなかったのに、なぜ、次第に熱心にアウシュビッツとユダヤ人虐殺の歴史的事実の学びに真剣に取り組むようになったのかということです。
 歴史と地理の担任の先生の努力はだれも否定しないでしょう。
 しかし、この映画はこの先生が特別なのではなく、どの先生も生徒たちを導くことができるのではないかと問いかけている気がしました。それは、歴史的事実を直視させ、その学びから生きている意味を問い返し、どのように生きていけばよいのかを見つめさせることの大切さです。
 キーとなった場面が2か所ありました。ユダヤ人虐殺の資料館を訪問したことと、強制収容所から生還した生存者の体験談です。特に体験談の話を聞く場面は、生徒たちの心を揺り動かしました。自分自身の生を感じ、当時の虐殺された一人一人の人々の思いを想像し、そしてその人たちのためにも自分自身の今と向き合って自分の生を大事にしながら生きていくことの大切さを学んだのだと思います。
 学びの中で巡り合った虐殺されたユダヤ人の名前を風船に書いて、最後、その風船を弔いながら飛ばしていくシーンは素敵でした。
 日本の歴史教育は、この実践のように自分自身の生きざまにせまる学びになっているのか、それを思いながら映画を見終えることでした。

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by shin-pukupuku | 2017-07-22 17:30 | 映画 | Comments(2)

これから忙しさ倍増

 昨日は教員セミナーを実施しました。私が中心になって行いました。やってみると、なんだ、こんなもんかという感じでした。
 現場では職員研修をこれまで何度か企画して実施してきましたが、それと同じでした。終わってほっとしました。次は1週間後。今度は私も報告します。大丈夫かな。年を重ねてもやる前は不安になります。
 来週は、現場の先生方向けの研修で話をし、上越のD1セミナーでも話をします。その次の週は免許更新講習です。私は、「いじめ」と「特別の教科道徳といじめ授業」というテーマの講師となっています。終わるとすぐに上越へ向かい、翌日は不登校支援についての学会発表。学会が終わるとそのまま台湾の台東に向かいます。一挙に忙しさが倍増という感じですが、ひとつずつこなしていきたいと思います。体力持つかな?

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by shin-pukupuku | 2017-07-21 09:23 | 雑感 | Comments(1)

学校では…

 本日は終業式ですね。小学校・中学校をはじめ、子どもたちも先生達もウキウキする時期です。解放感あふれる楽しい時期だと思います。
 この時期は日射しも強くなって夏を感じさせる日々が続きますが、東北でもこの10年、暑さがきびしくなっているようです。先日のテレビ報道では、10年前の7月の仙台市の平均気温より、5~7度高くなっているとのことでした。これも温暖化の影響だと思います。びっくりしました。
 それでも、自宅でまだクーラーを使用したことはありません。夜は22度ぐらいにまでなるので、むしろ寝るときは寒いぐらいです。鹿児島のあの蒸し暑さは、東北にはありませんね。夏を過ごすのは、やはり東北に決まりという感じです。
 昨日の報道では、宮城県の教室に設置されているクーラーの割合は8%ほどで、全国と比較すると下から三番目ということでした。耐震補修とかに予算がかかるということでしたが、宮城県は基本的にそれほどクーラーはいらないのではないかと思うほどです。しかし、次第に暑さがきびしくなっている状況を考えると、クーラー設置を考えていく必要がありそうです。快適な環境で子どもたちには学習を進めてもらいたいと思います。同様に、先生方の職場環境の改善も必要なことでしょう。授業中に汗をかきながら教えるというのは、どうかなと思います。シャツを何枚も着替えて授業していた頃を思い出します。

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by shin-pukupuku | 2017-07-20 09:53 | 教育関係 | Comments(0)

同じようにはいかぬ

 ある町の教育委員会と連携をとって、中学校版の歴史教材資料集を作成しています。真似ようとしているのは、もちろん、あの県社研の歴史資料集です。昨日は第1回の会議を開きました。
 私がプロジェクトの代表をしていますので、昨日は企画書の提案をしました。15ページほどの簡単な教師用の資料集を提案したのですが、各時代ごとに項目立てて、担当者を割り振り、夏休み中に頑張ってもらおうと思っていました。ところが、その計画に対して拙速すぎるという批判の声が上がりました。
 私としては、各担当者がそれぞれの時代に合った歴史的な内容を自分なりにリサーチして記事にしてもらおうと思っていました。県社研ではそれが可能でした。各時代のそれぞれの内容については、各担当者に任され、記事を書いてきた後に議論を経て、修正したり変更したりした記憶があります。
 よく考えてみると、県社研でそれが可能となったのも、それぞれの担当者は地域の歴史に造詣が深く、担当者の力量に任せておけばなんとかなるという見通しがあったからなのでしょう。
 ところが、昨日の会合では、私の甘い見通しに対しての指摘でした。各担当者は、もう少しリサーチしてから、議論して担当部分を決めたいということでした。私は当初、何を主張しているのかがよくわからず、その指摘が把握できませんでした。詳しく説明してもらって、やっと真意がつかめた次第でした。
 第2回目は9月中旬となりました。当初の予定では来年の3月に完成させたいと思っていましたが、今の感じでは2年後になりそうな予感もしてきました。そのために新たな研究費を探す必要も出てきました。あてはありますが、これを研究として成立させるためには不安な点もあります。事は考えたように順調に進まないようです。

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by shin-pukupuku | 2017-07-19 06:53 | 教育関係 | Comments(0)