ぷくぷくの社会を見つめ直すⅢ

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やくらいマラソン大会

 加美町の薬来山の麓で行われた「やくらいマラソン大会」に出場しました。石巻からは車で約2時間ぐらいの距離にあります。天気も良く、日差しがあったために、暑さを感じさせる一日となりました。昨年もこの大会に出場し、今回が2回目です。10kmにチャレンジしました。
 昨年は、前半オーバーペースで、後半かなりばててしまったので、今回は前半を少し抑え気味に走りました。それでも前半は下り坂なので、自然とスピードが出てしまいます。先日の白石蔵王マラソンと同様に、坂道がかなりきつい大会です。7km~9kmは坂道がずっと続き、さすがに最後はスピードがかなり落ちました。
 しかし、なんとか完走。記録は昨年より2秒だけ早かったです。50代の部、50名参加で22番でした。まあ、そんなもんでしょう。
 走っている最中に、宮城走ろう会のTシャツを着た人と並走しました。あとで分かったのですが、その方は60代。私も負けないように走っていたのですが、やがて最後は50mほど引き離されてしまいました。それだけが残念でした。
 しかし、気持ちの良い一日となりました。もちろん近くの温泉(薬來温泉)に入りましたが、参加者がおしかけて超満員でした。

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by shin-pukupuku | 2017-09-28 11:17 | 雑感 | Comments(0)

大月敏雄『町を住みこなすー超高齢社会の居場所づくり』(岩波新書)

 この本の著者は、東京大学の建築学専攻の教授です。住宅建築の在り方を設計や建物から論じるのではなく、そこで暮らす人びとに注目して、建築について、さらには町づくりについて論じている人です。一読してとても面白いと思いました。
 第1章では「時間」を手がかりにして、そこで暮らす人びとの多様性、建物の機能や用途について論じ、第2章では、「家族」に着目し、親世帯と子世帯の家族間のやりとりの多様性を論じています。第3章では、「引っ越し」を切り口にして、第4章では「居場所」を論点とし、最終章では今後町を住みこなせるものとしていくために考え得る具体的な諸方策を述べています。
 この本の基底には、多様性の尊重が重要であることが語られています。ニュータウンにおいても、一戸建ての住宅だけでなく、若い世帯のためのアパートやマンションを混在させることが、その町を維持させていくことに必要な要素であり、高齢化したために手放した一戸建ての中古住宅を購入するのは、その町で暮らす若い世帯であることを、論者はデータをもとにして実証していきます。随所にデータによる説明があり、そのために論じる内容は説得力があります。
 なかなか面白い知的刺激を受ける本だったと思います。

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by shin-pukupuku | 2017-09-27 09:50 | | Comments(0)

井上靖『化石』を読んで

 タイトルの本は、「昭和40年(1965)11月15日より昭和41年(1966)12月31日までの朝日新聞朝刊に三浦綾子「氷点」に続く新聞小説として409回に渡って連載」された小説のようです。そのためかなりの長編であります。
 私が驚くのは、1965年の段階で、井上がガン告知という「生と死」に関わるテーマを取り上げ、そこから生きる意味を読者に問いかけている点です。おそらくこの時代は、ガン治療は不十分であり、ガンという診断は死に結びつくと考えられていた時代です。家族内でも告知はなされず、周囲は病名が本人に漏れてしまうことをおそれながら、最後の看取りをしていたころだと思います。
 そんな時代に、ガン告知と最後の生の時間をテーマに取り上げたということは、井上靖の先見性を感じさせます。
 また、井上作品はその独特な情景描写と人物の情感を描き出す手法で読者は知らず知らずのうちに文章に引き込まれていきます。私も何度も夢中になって文章を追っている自分がいました。それほど、興味深く読むことができたと思います。
 主人公は50歳半ばの社長です。主人公が独白する言葉には、考えさせられるものがたくさん詰まっています。死を目前にして自分の人生を振り返り、残された時間をどのように意義深く生きていくのかーそれは当事者にならないとわからないところでもありますが、この主人公に自分自身を投影することで、読者は自分の人生とこれからの生き方を考え、見つめなおしていくのだと思います。
 非常に面白い小説でした。井上靖はさすがにすごいということを感じさせるものだと思います。

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by shin-pukupuku | 2017-09-26 10:33 | | Comments(0)

映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」

 原作は東野圭吾。音楽では山下達郎が担当しています。
 終わった時に、前のカップルが「とっても良かった」と言っているのが聞こえました。感動的な場面が随所にちりばめられていました。
 いくつかのストーリーが映画の中で進んでいきます。それがナミヤ雑貨店の悩み相談でつながっていくのです。そして、1980年と現在が同様につながっているのです。
 そういう意味では、この映画は「人と人とのつながり」を大事にした作品だなと思うことでした。悩み相談という手紙を通して、人と人がつながら、人生に影響を与えていくというストーリーは、同時に自分の生きてきた足跡を確認し、自分が選んできた人生はそれぞれすばらしいものなんだということを伝えているように思いました。自分の夢が成功しても、うまくいかなかったとしても周りのだれかにつながり、影響を与えているーそのことのすばらしさを教えてくれているようでした。
 そして、最後、白紙の手紙を入れた青年に、ナミヤ商店の主は最後の返事を書きます。それは、夢を持つことの大切さを教えていました。
 この映画のストーリーのしかけは東野圭吾の技だと思います。そして何よりもしんどい思いをしながら人生を歩んでいる人々を癒す術がこの作品には表出しているのでしょう。
 しかし、私の目には映画のストーリ―の粗さが目につきました。とても前のカップルのような感動を得ることはできませんでしたね。

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by shin-pukupuku | 2017-09-25 06:21 | 映画 | Comments(0)

『フランス現代史隠された記憶ー戦争の旅―を追跡する』を読む。

 タイトルの著者は毎日新聞の記者です。フランス留学と特派員の時に、第一次世界大戦や第2次世界大戦の悲惨な記憶となる事実を中心にして生存者へインタビューしたり実際に街を訪問してまとめた著書でした。非常に興味深く読むことができました。その理由は、私自身がフランスの現代史についてよく認識していないからです。
 第一次世界大戦の時の不発弾が今でも戦場となった地域に多数存在すること、永田丸という日本の商船が、第一次世界大戦の時に米を積んでフランスへ向かっていた時にドイツの攻撃によって沈没したことなど、真新しい事実を教えてくれるものでした。
 また、第2次世界大戦時にペタンが「ヴィシー」に政権を打ち立てたことは知っていましたが、ヴィシー政権といわれることに、「ヴィシー」の人々は嫌悪感を抱いていること、それはペタン政権はドイツに協力し、フランスのユダヤ人を強制収容所に送りこんだ事実に対する記憶からくるものでした。
 さらに驚いたのは、オラドゥール村の虐殺です。村ごとドイツ兵に虐殺され、今でも当時のままに保存されている村です。そのことについて私も覚えていましたが、具体的な証言や、ドイツとの和解の歴史についてはまったく知りませんでした。
 また、レジスタンスの具体的な事実やアルジェリアの独立戦争の時のアルキと呼ばれるフランス軍に協力したアルジェリア人のその後の悲しい歴史についても知りませんでした。
 フランスは現代史における負の記憶に対して、今でも向き合おうとしている印象を持ちました。特に長年敵対関係にあったドイツとの関係については、真摯に向き合い、ドイツの人々と友好的な未来を築こうとしているようです。フランスの現代史にも負の記憶がたくさんあります。歴史的事実を事実として受け止め、歴史教育に生かし、将来の社会を築こうとする動きは、日本でも学ぶべきことであろうと思いました。

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by shin-pukupuku | 2017-09-23 08:53 | | Comments(3)

映画「新感染ファイナルエクスプレス」

 タイトルの映画を見ました。
 頭を休めるにはとても面白い映画でした。韓国映画です。音響施設の整った立川の映画館で見ました。そのために、座席が揺れるような音の感覚がありました。
 この映画は、パンデミックとゾンビ映画を混ぜ合わせたような内容で、それに韓国の新幹線車両という場面設定をして、観客を楽しませてくれます。しかもストーリーは予想を超えるもので、韓国映画の面白さを教えてくれています。日本映画は勧善懲悪の話が多いのですが、韓国映画はそれをさらに超えて、主人公まで死んでしまうという予想外のストーリー展開していくのです。
 映画の中には、いくつかの語りかけるものもありました。家族愛を中心に、支え合うことの大切さを教えています。それは、韓国社会の格差社会による差別と分断に対する警告と見ました。
 映画館に到着したら、いちばん時間帯が合っていたのがこの映画でしたが、なかなか面白いエンターテインメント作品でしたよ。

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by shin-pukupuku | 2017-09-22 05:15 | 映画 | Comments(0)

今時の結婚式

 姪の結婚式に参加して、今時の結婚式の変化に感激しました。
 まず、上司の挨拶がありませんでした。以前は、かならずと言っていいほど、職場の上司によるお祝いの挨拶がありましたが、一切ありませんでした。
 次に、結婚をする本人を祝うものばかりでした。以前のように、「〇〇家」という案内はどこにもなく、結婚披露宴もすべて、〇〇さんと〇〇さんの結婚式となっていました。現在の民法に合わせた個人の尊厳を大事にする結婚式でした。
 学歴や職場のことは一切紹介はありませんでした。本人のこれまでの出身学校や職場のことなど一切説明はありませんでした。そのために相手の方がどのような学歴で仕事をしているのかはまったくわかりませんでした。
 お祝いのための出し物は一切ありませんでした。ただ、ゲームはありました。お祝いのスピーチもほとんどありませんでした。最初に新郎から挨拶があり、最後は新婦から家族への感謝の思いがあり、最後の締めは新郎による参加者に対する感謝の話で終わりました。
 いたってシンプルな結婚披露宴でした。
 時代は変わったなあと私は実感しました。まさしく、私が社会科の授業で家族生活に関わって話をしてきた個人を大事にする結婚式を実現したようなものでした。結婚披露宴で学歴の話や職歴のことなど、紹介したい人はすればよいのであって、全ての人たちが紹介する必要はないと私は思います。
 料理はフランス料理。酒と料理を味わいながら、充実した時間を過ごすことのできた結婚披露宴でした。若い人たちはすばらしいなあと思いながら、参加して良かったなあと思いました。

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by shin-pukupuku | 2017-09-20 14:44 | 雑感 | Comments(0)

台風に…

 台風18号に振り回されてしまいました。予想通り、ピーチから早々と欠航の連絡が入り、妻も鹿児島の家が心配なために、姪の結婚式が終わるとすぐに帰っていきました。予約していたホテルをキャンセルしようとすると、100%の料金をとると言うのです。公的な交通機関が不通になると良心的なホテルはキャンセル料をとらないのですが、予約していたホテルは一切そんなことはありませんでした。もう二度とそのホテルは利用しないと思いました。
 キャンセル料がもったいないので、私一人だけ宿泊し、翌日、新幹線で東京へ向かいました。その夜の台風は、東京でも風はかなり強く、何回も目が覚めてしまいました。この連休は予想通りの台風に翻弄された時間を過ごすことになりました。疲れました。

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by shin-pukupuku | 2017-09-19 16:57 | 雑感 | Comments(0)

台風

 台風18号が近づいてきました。私にとってはとても困ったことになりました。
 この週末は姪の結婚式。大阪で行われます。航空機は妻も私も予約しているのですが、はたして飛ぶのかという不安があります。まず、妻は大阪までたどりつけるのか、帰りは二人とも帰れるのかという問題です。妻は日曜日には体育大会も予定されているようで、大阪までたどりついたとしても、体育大会には参加できないだろうと思われます。私は日曜日に仙台に帰る予定ですが、まあ、二日間ぐらいは別に欠航でもかまいません。月曜日は祭日ですし、火曜日も特に用事はないです。
 こんな時に予約している航空機がピーチだというのも困ったものです。通常は私はANAを利用するのですが、それはサービスが良いからです。突然の事態に丁寧に対応してくれるので、利用するのですが、今回は安さに走って、ピーチにしてしまいました。それも心配な点です。
 いずれにしても、台風の影響があまりないように、今はそれだけを願っているところです。大丈夫かなあ?

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by shin-pukupuku | 2017-09-14 05:06 | 雑感 | Comments(0)

歴史教材プロジェクト

 先日、歴史教材プロジェクト2回目の会議に参加するために、H市市役所へ行ってきました。
 前回は、私の計画案を編集委員の先生方に押し付ける形になり、編集委員の方々の状況もわからず私の方で一方的に進めてしまいましたので、会議そのものはうまくいきませんでした。その反省を踏まえて、今回はできるだけ編集委員の方々の意見を尊重して、その意見のもとで教材を作成しようと考えました。また、会議の進行及び司会も指導主事にお願いして、私は説明や質問に答える形で参加しました。
 すると、指導主事の先生がとてもユニークな方で、面白おかしく会議を進めてくれて、またグループでの話し合いなども入れながら、会議は順調に進みました。とてもありがたい時間となりました。また、先生方もやる気を出してきているのがわかりました。
 結局、決まった内容は、私が最初に提案したような計画案にかなり近いものになったのですが、全員が自分のものとしてとらえて、教材を作成しようとする意識が高まっていくのは、編集委員の考えや意見を尊重していくことなんだなあと改めて思うことでした。トップダウンではなくボトムアップでというのは、昔から私が大事にしていたことなのですが、最近の自分は傲慢さが出てきているのでしょう。
 今回の件を通して、プロジェクトを進めるためには参加者が楽しくやっていくこと、参加者の意見を大事にすることを改めて学ぶことでした。まあ、当然のことと言えば当然すぎますが、人はこんな大事なことをよく忘れてしまいます。
 

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by shin-pukupuku | 2017-09-13 10:53 | 教育関係 | Comments(0)

なにやら思いついたことをつれづれなるままにⅡ
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