監督はあのナイトシャリマンです。「サイン」など展開の読めない
作品を創り上げている監督です。だいたい最後は思いもよらない
ストーリー展開で終わらせて,観客を楽しませてくれます。

 しかし,今回の作品は今までと比べるとおもしろくないです。
ストーリー展開も今までのきれのよさを感じさせません。
 
 ただ,いろいろと考えさせるシーンはあります。
「本当に自分はそうなのか。普通のつまらない人間なのに・・」
というセリフがいろんなシーンで出てきます。

 おそらく実力を発揮できる人は,普通の人なのだ。だれだって,
その能力を開花する力を持っているのに,それを疑っている。
自分の力を信じることが大切なのに・・というメッセージは含まれ
ているのではないかと思いました。

 作品自体がとってつけたようなストーリー展開でしたね,
本当にナイトシャリマンの作品なのかなあと思うことでした。f0048182_2155274.jpg
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# by shin-pukupuku | 2006-10-11 21:03 | 映画 | Comments(0)

北朝鮮核実験

 中日ドラゴンズが優勝しそうです。
 今さっき,タイロンウッズの満塁ホームランが飛び出しました。
 8対3となりました。落合監督が泣いていました。

 今,オシム語録を読んでいますが,監督というのは,冷静な戦力分析
が求められるようです。私は今度のチームでは早いパスまわしと,すば
やい判断,逆サイドへの意識を強く要求していますが,練習でもなかなか
私のイメージ通りに動いてくれない選手がいます。うまい選手に多いです
ね。ボールキープができるために,持ちすぎる選手です。こんな選手を
オシムはきっぱりときれる監督のようです。落合にもそういう面があるん
でしょうか?

 しかし,それ以上に大事なのは,北朝鮮の核実験の問題でしょう。
東アジアの安全保障の問題は一挙に不安定さが増しました。

 私が心配なのは,アメリカの動きです。1994年には,第2次朝鮮
戦争まで一触即発の状況となりました。カーター元大統領の尽力で
なんとか戦争を回避することができましたが,今回もアメリカが北朝
鮮を攻撃するのではないかと不安です。イラクを大量兵器がなかった
にもかかわらず,乗り込んでいったアメリカです。北朝鮮でも同じよ
うなことをするかもしれません。もし,そうなったら・・・日本の平和が
つぶされることになるかもしれませんね。
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# by shin-pukupuku | 2006-10-10 22:15 | 雑感 | Comments(0)

 昭和天皇の苦悩を描いた作品です。
 日本の映画監督ではなく,ロシアのアレクサンドル・ソクーロフ
監督作品です。日本人ではむずかしいテーマなのかもしれません。
 そこが,現在のしゃかいの言論の自由が奪われている状況を示し
ているかもしれないですね。

 時計の音とさまざまな音にスポットをあて,この作品の重さを表現
していると思いました。

 しかし途中寝てしまいました。10分程度だったと思います。時計の
単調な刻みが,私を眠りに誘ったのかもしれません。

 昭和天皇が,人間として苦悩した終戦後の状況であったとは思い
ますが,人間性を前面に出すと,戦争責任の問題がうやむやになって
しまうおそれがありますね。天皇には戦争責任がたしかにあったし,
GHQの戦略で人間宣言を行う天皇の姿があったという描き方です。
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# by shin-pukupuku | 2006-10-09 21:06 | 映画 | Comments(1)

 この本を読むと,現在の憲法をめぐる日本の状況に危機感を
感じます。憲法改正が戦争のできる国と表裏一体になっている
ということを確認できました。

 とくに,「NHKの番組改編事件」報道事件が,戦前の「白虹事件」
と似ているという点が気になりました。

 白虹事件とは1918年に,大正デモクラシーを唱導していた大阪
朝日新聞が政府の弾圧を受け,取り潰される寸前に追い詰められた
事件のことなんだそうです。

 デモクラシーの大正時代から,昭和初期の弾圧の時代に,現在の
状況も同じ動きが進んでいるのでしょうか。まさしく戦争の時代がそこ
まで来ているということなんでしょうか。

 今,インターネットではアメリカのネオコンと日本の政治家が政策研
究会を持ち,日本と中国との戦争をどのように進めるかという検討会
が行われたらしいといううわさが流れているようです。その中には,
安倍晋三前官房長官,前原前民主党党首,額賀防衛庁長官なども
参加していたらしい。

 なんか,大変な時代状況に近づいていると言ったら言い過ぎなん
でしょうか。
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# by shin-pukupuku | 2006-10-09 06:50 | | Comments(1)

 あまのじゃくさんが,いつかブログで紹介していた本です。
わたしも,影響を受けて読んでみました。

「死を見ずに戦争を語るな」というインパクトのある文言が
帯に書かれています。

「原爆での被害や戦争での被害を示すパネルを子どもたちに
示すと,拒否反応を示し,それから先は受け入れてくれない」
という平和教育実践上の課題があります。子どもたちの中には,
そのむごたらしい惨状に目をそむけてしまうというのは当然の
感性なのかもしれません。むしろ,じろじろと楽しそうに見てしまう
ほうがおかしいのかもしれません。

 想像力を喚起するようなマンガや絵本などの資料を子どもたち
に提示し,授業を進めていく方が現在の子どもたちにはいいのかも
しれません。

 しかし,どうもしっくりこない自分がいます。特に中学生に教える場合
戦争の惨状は写真や映像を通して,私は見せるべきだと思っています。

 拒否反応を通り越して,その先を見て考えることが大切だと思うので
す。この本は,戦争で人が死ぬことの現実性を問いかけていました。

 そうなのです。頭で考えるのではなく,直感的に戦争で人間がどうな
るかを想像し,戦争に対する感性を育てていくことが今の時代の子ども
たちにとって必要なことなのではないかと思います。戦争とは,近くにいる
人の腕が飛び,体が飛ばされ,焼かれていくことなのです。それを忘れて
はいけない。
 平和教育は頭ではなく,感性を育てていくことがもっとも大切なのだと
ということをこの本は教えてくれました。
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# by shin-pukupuku | 2006-10-08 18:02 | | Comments(1)

 「フラガール」を見ました。
 場内で涙する観客が多かったですよ。私の近くの人も号泣して
いました。私も(;_;)

 先日のテレビ番組で鹿児島県人は全国でもっとも情深い人が
多いのではないかということになって,映画を見せて泣く人がどれ
ぐらいいるかという実験をしていましたが,たしかに涙する人が多
いのは事実でしょう。

 情深い人が多いために泣く人が多かったということではなく,作品
の作り方がうまいのだと思います。

 作品は昭和40年,東北いわきにある常磐炭鉱ではエネルギー革命
によって炭鉱の合理化がなされ,人員削減が行われる。雇用の確保と
地元の振興のために温泉リゾートハワイアンセンターが計画され,
炭鉱娘たちをハワイアンダンサーとして雇おうとする。そのために東京
のSKDからフラダンスを教えるために,ダンサーがやってくる。

 祖父の代から石炭掘りでもくもくと働き,生活してきた人々にとっ
ては,この計画は許されないことであった。地元の反対,親の反対
を受けながらも,フラガールは一人前のプロダンサーとしてデビュー
する。

 現在もこのハワイアンセンターは「スパリゾートハワイアン」として現
存し,観客数も5000万人を超えたようです。

 SKDからやってきた先生役のダンサーのキャラクターなど,事実と
は違う面も多いようですが,李相日監督の作品づくりはたいしたものだ
と思います。

 高度経済成長期を舞台にした作品が最近ヒットしていますが,貧しい
生活にもかかわらず,協力し合いながら,コミュニケーションを大事に
しながら,経済的に成長していったというなつかしさが映画を通して
感じさせるのでしょう。フラガールでもバスの中で,先生がみんなを
しかるシーンがあります。
「失敗したなら失敗したで,お互いに支え合ってフォローし合って協力
する気持ちはあんたらにはないわけ!」

 フラダンスの上達とおらが炭鉱町の復興のために努力し協力しよう
としたフラガールの純粋な思いの琴線に触れたとき,目頭があつくなる
のでしょう。同時に,この作品は,女性の生き方についても考えさせる
作品に仕上がっていると思います。
 フラガールのリーダー谷川紀美子(蒼井優)は,母のような育児と家
族のため生き方ではなく,戦争で戦死し,国家のために命を落とした
父ような生き方でもなく,自分自身のために生きていくことをフラダンス
を通して学び,そして最後のシーンで表現するのです。

 最高でした。お勧めですよ。

 時間がなかったので,作品が終わるとすぐに会場を飛び出したのです
が,KTSのインタビューが待っていました。わたしだけあまりにも早かった
ので,インタビューしてもらえませんでした。残念!


 
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# by shin-pukupuku | 2006-10-08 06:44 | 映画 | Comments(1)

 きのう,ラジオで衆議院予算委員会の中継を聞いていました。
民主党の菅直人や岡田さん,そして同じ会派に所属している
田中真紀子の質問と岡田首相の答弁を聞いていました。

 「おもしろ~い」

 校長室の横を通ったら,学校長もテレビ中継を見ていましたね~。
そういえば,以前は年配の先生がよく国会中継を見ていました。
特に,社会科教師の先生が多かったような気がします。
 最近の職場では,なかなか学年室で国会中継なんて,見たりし
ないなあ~~・・・

 と思っていたら,退職して期限付きにもかかわらず,学年主任をして
いるO先生が,国会中継がおもしろいと言い出して,学年室のテレビを
いきなりつけてくれました。さすが・・やっぱり社会科教師であります。

 安倍首相の答弁が次第にソフトになってきたような印象を持ちました。
歴史認識の問題についても,村上談話を踏襲すると明言しました。
 しかし,A級戦犯についての答弁は詭弁でしたね。おじいちゃんが
戦犯ということが影響しているのでしょうか・・。

 あるメールで出ていましたが,「美しい国」というのは,中国語では
アメリカを指すんです。安倍政権はアメリカべったりの外交政策を
とるということを自ら示しているようです。笑いますね。

 今朝の朝刊に生活保護世帯が100万世帯を突破し,13年連続で
増加しているというニュースが流れていました。格差社会はたしかに
この社会の姿になっているようです。美しい国なんでしょうかね?
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# by shin-pukupuku | 2006-10-07 07:08 | 雑感 | Comments(2)

キティちゃんのかるかん

 職場体験学習は,無事に4日間を終えることができました。
最終日には各事業所にアンケート用紙を持っていきましたが,
ある保育園では,芋掘りをしていました。
 うちの女子生徒が5人ほど参加していましたが,私が訪問に来たことを
気づかないぐらい集中していました。
 びっくりしました。子どもたちの成長ぶりに驚きました。

 さて,同日,鹿児島高校の中高連絡会が姶良地区で行われました。
 鹿児島高校担当の先生に参加してもらったのですが,おみやげにかる
かんを持ってきました。

 中身を見て,びっくり。なんと,キティちゃんのかるかんでした。
思わず,「(@_@)かわいい」とつぶやいてしまいました。

 新幹線とキティちゃんが表面に印刷され,かるかんそのものも,
キティちゃんの顔でした。

 もったいないので,食べないで職員にじっくり鑑賞してもらってから
食べることにしました。

 製造しているのは,鹿児島市にある事業所のようです。九州新幹線
を記念して製造したんでしょうね。あとは味見をして,うまいかどうか
ですね~。
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# by shin-pukupuku | 2006-10-07 06:53 | 雑感 | Comments(1)

通勤いろいろ

 今朝は6時10分伊敷ニュータウン東発の林田バスで勤務先に向かいま
した。中学校は市総体だったのでしょうね,伊敷台中テニス部が多数乗り
込んできてバスは満員状態でした。
 ところが,鹿児島駅を出ると,お客は3人だけでした。
重富に着くと二人になりました。
 このバスは実は勤務先の学校に7時45分ぐらいに着くんです。私の住
んでいる家の近くのバス停から直通で行けるというのがすごいですよね。
でも,このバスに乗ると,1時間半はバスに揺られないといけません。さす
がに着いたときはフラフラでした。でも料金は690円で,電車だけの料金と
ほとんど同じなんです。

 私は,通勤を楽しんでいます。車で行ったり,バイクで行ったり,電車で
行ったり,そしてきょうみたいにバスで行ったりと・・。
 でも私がいちばん好きなのは,電車です。おやじが国鉄で働いていたと
いうのもありますが,(私の父は「悦郎」か,「鉄郎」かどちらの名前にする
か悩んだんだそうです。)電車がいちばん気楽です。本も読めるし,ゆっく
りできます。

 しかし,電車になると,バイク→電車→原付という交通手段になり,面倒く
さくなるのも事実です。いちばん早いのは車でしょうね。

 そう言いながらも,その日の気分によって通勤スタイルを変えている私です。
みなさんには,こんな楽しみはないでしょう!
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# by shin-pukupuku | 2006-10-02 22:13 | 雑感 | Comments(1)

格差社会

 今,『前夜』という季刊誌を読んでいます。編者は高橋哲哉,岡本有佳,
李孝徳,高和政,中西新太郎,三宅晶子,徐京植,菊池恵介です。
 今回の特集号8号は「格差社会の深層」です。編集責任者は,中西新
太郎。中西先生はすっかり日本を代表する社会学者として有名になりま
したが,今の横浜市立大学の前は鹿児島大学の教育学部で社会科教
育を教えていました。

 そのころは,私も20代でしたが,1週間に1回は現場教師のために学習
会を開いてくれて,そこで授業案を中心にかなりつっこんだ議論をした記
憶があります。
 自宅へも足を運んだことがあり,ベトナム料理をつくってくれて,感激した
こともありました。恩師のひとりということになります。

 その先生が格差社会について論じていました。
 特に竹内章郎氏との対談はおもしろいですよ。
 印象に残った点を一つだけ紹介すると,最近の格差社会論の欠陥として,

 「1つは歴史的視点の欠如」「二つめは日本だけしか見ていないというこ
と。」
「さらに,少数者,弱者,いわゆるマイノリティがかなりひどい差別を受けて
いる現実はたくさんあるにもかかわらず,多くの論者がそこに目がいってい
ない」

という指摘をしています。能力主義での格差は差別の範疇ではないのかと
いう根源的な問いかけまでもしています。
 そういえば,能力主義を是認している自分たちがいるような気がします。
能力での格差は当然だと・・。その線上には,障がい者に対する差別に
当然いきつくわけです。

 いろいろと考えさせられる雑誌になりそうです。
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# by shin-pukupuku | 2006-09-30 06:03 | 雑感 | Comments(1)