ぷくぷくの社会を見つめ直すⅢ

美しい国日本?

 安倍晋三氏がついに総裁選立候補を行いましたね。
先日は私の住んでいる街にも街宣車が来て,安倍氏への投票をお願いします
と連呼していました。

 「美しい国日本」というキャッチフレーズのようですが,国民はこの言葉にだまされ
るのでしょう。安倍氏のソフトな顔立ちと話しぶり,拉致での活躍など若手にもかか
わらず,国民からの人気というのは高いようです。

 しかし,国民よ,だまされるなかれ。安倍氏が総理になったら,「格差社会の是正」
と国民うけすることを言っていますが,教育基本法は改正され,そして日本国憲法
も改正されることでしょう。対外的にもアメリカ重視は強まり,アジアから孤立する
日本の姿になっていくことでしょう。
 私のような公立の学校教師にとってもさらにしんどい時代が始まることでしょう。
というか,すでに始まっていますが・・。先日の国家公務員の人事院勧告はついに
50人規模の企業も入れて民間との比較を行い,その結果ゼロ回答でした。
 これは,鹿児島県のような貧乏県では,人事委員会はゼロ回答とすでに言ったの
と同じことです。それどころか,賃金を下げろとさらに言ってくることでしょう。

 美しい国日本はだれにとって美しい国日本なのでしょうか。

 私は最近の日本国民による「衆愚政治」が気になって仕方がありません。公約を
しっかりチェックしているのでしょうか。「普通選挙」の問題性が,ひょっとしたら
表出しているのが今の時代なのかもしれないと大胆なことを考えたりもしています。

そんなことを言うなんて,プクプクよどうしたんだーというみなさんの声が聞こえて
きそうです。
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# by shin-pukupuku | 2006-09-02 07:05 | 雑感 | Comments(1)

中世被差別民の絵図

 いよいよ本日より新学期ですね。またまた,学校モードでみなさんがんばっていき
ましょう。忙しい日が始まりますね。

 さて,昨日は県中学校社会科教育研究会の県大会で授業する隣のM先生より
授業についての相談がありました。
 「絵図がなかなか見つからない~」ということなんだそうです。

 研究委員のみなさん,どうか絵図を見つけて下さい。ちなみに見つけて連絡して
くれた方もいますが,どうもまだまだのようです。教材としてはインパクトに欠けて
います。

 M先生の質問の中で,「近世と中世・古代との被差別民の共通性と相違点はどう
いう点にあるのか」ということを問題提起されました。
 近世と中世の関係性については,けっしてすべてが連続するものではなく,近世
において政治的制度的に身分制度が確立したのはわかるのですが,この両者の
被差別民の違いというのは,私にもよくわかっていません。近世はすべての人が
差別しなければならない悲しい時代であったことはわかるのですが・・。
 そうなるとWB放送局さんがブログで優性思想と関連づけているように,人間の本
質的な部分からの差別性というものが,中世には表出していたということなんだろう
か。
 授業づくりをやっていくとわからないことばかり・・。だから楽しいんですよね。
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# by shin-pukupuku | 2006-09-01 06:00 | 教育関係 | Comments(0)

韓国版セカチュ~を見に行きました。

 昨日のミッテ10のチケット窓口行列は,すごいものがあrました。30分近くも
待たされました。
 レディースデイというのと夏休み,それと映画の時間が重なっていたということ,
そして,映画館が独占的な状況になっているというのが,大きな要因だと思います。
 最初,行列を見たとき,もうやめようかと思いました。
 おかげで,当初見ようと考えていたスーパーマンの時間に間に合わなくなって
急遽,韓国版「僕の,世界の中心は,君だ」に変更して見てしまいました。

 場内に入ってびっくり。おばさまを中心に,女性女性女性。男性はえ~とわたしと
あとひとりという状況でした。ちなみに隣も後ろも女性でした。

 どことなく居心地が悪い中で見ていましたが,声をたてて笑ってしまいました。
この映画は日本版セカチュウ~のリメイク版ですが,日本版とはかなり違って
前半はお笑いコメディ仕立てになっていました。笑ってしまった場面がかなりあり
ました。役者も2枚目半ぐらいだったので(ヒロインは美人でしたが・・),俳優の
演技力もコメディぽいところが合っていたのかもしれません。

 後半からは泣かせるシーンに変わっていきます。韓国版はお客さんに対して
サービス旺盛という印象を持ちました。笑って泣かせて,飽きさせないというのか
なあ。

 画像も随所に韓国のきれいな風景がさしこまれていました。日本上映を期待して
作成していたのかもしれません。

 帰り際に,並ばされたミッテ10に対抗する新しい映画館を与次郎が浜まで見に
いってやりました。写真のとおりで,今秋にオープンだそうです。早くできればいいの
になあ~。やはり独占状態は消費者にとってよくないと思います。
お互いサービスをさらに充実させて,レディースデイだけでなくメンズデイもつくって
ほしいなあ。みなさん,そう思いませんか。f0048182_554839.jpg
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# by shin-pukupuku | 2006-08-31 05:54 | 映画 | Comments(1)

ナスカ展を見に行きました。

 毎年,夏の時期になると黎明館はなんらかの展示会をしていますね。
たしか,昨年はエジプト展でしたが,今年はナスカ展のようです。
 火曜日にもかかわらず,観客の多いこと・・,びっくりです。鹿児島県内にも
学ぶ意欲の高い方が多いということでしょう。それとも,サーカスを見るのと
同じ感覚で来ているのかな?

 昨年同様,説明用のヘッドホーンを借りての見学となりました。
 ナスカ地方の大地上絵はかなり有名ですが,UFO説ではなく,
なんらかの宗教的儀式との関係があるということなんだそうです。

 地上絵のラインは,石灰とかではなく,石を取り除いて,白い砂の部分を
表出しているのが実際のようです。幾何学紋様だけでなく,ハチドリなどの
動物も描かれているということでした。

 エジプト展でもありましたが,実際のミイラを展示していました。私がビックリ
したのは,敵対する相手の首を切り,首級として自分のお守りみたいにしていた
点が驚きでした。また,頭の形を変形させようとしていた事実にも,びっくりでした。
また,遺跡によっては貝を大切にしていたという展示もあり,はるか南のエクアドルと
交流があったという記事を読んで,日本といっしょではないかと思いました。貝という
のは,どこの社会でも重宝されていたようです。
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# by shin-pukupuku | 2006-08-29 21:42 | 雑感 | Comments(1)

The WINDS OF GOD kamikaze を見ました。

 今井雅之主演の作品です。舞台は国分周辺。神風特攻隊がテーマです。
この作品は,英語ですべて作られています。だから,日本人なのに,英語で
会話するという違和感を感じながらの作品でした。おそらく,全世界での上映を
考えての英語版だったのだと思いますが,日本兵が英語で「Yes,sir」と返事する
なんて,それはとても変です。どうもなじめません。風景は桜島や開聞岳,霧島
など鹿児島が中心ですが,時代考証を含め,どうもいい加減な歴史的事実のふまえ
かたに違和感を覚えっぱなしでした。きっと当時を知る人たちは,怒っているのでは
ないかと感じましたね。

 見なくてもいい作品だと思いますよ。私は2時間が無駄だったなあと考える次第でした。
お客さんをばかにしてんのかという怒りさえも感じる作品でした。

 しかし,途中からわかりました。この作品は,舞台での演技を映画化したものだという
ことを・・。実際,その通りのようですね。演劇だったらわかるのですが,映画化がうまく
いっていないということだと思います。

 それでも,会場には涙する女性もいましたので,なんらかのインパクトを与えていたの
かもしれません。私はいっさい感じませんでしたが・・。
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# by shin-pukupuku | 2006-08-29 21:27 | 映画 | Comments(0)

大野城跡に初めて行きました。

 先日の研修旅行で印象に残った一つに「大野城跡」があります。水城がつくられた
翌年の665年に太宰府の北の守りとして築かれたようです。

 写真に映っているのは,朝鮮式の山城を手本にした跡を示す土塁の様子です。
このような土塁が大野山の周囲を8キロにわたって囲んでいます。太宰府政庁を
征服されたら,この大野城にこもって,新羅軍と戦う戦略をたてていたようです。

 現在も倉庫跡の礎石が山中に何個も残っていますが,約70棟におよぶ倉庫群
の跡のようです。戦いになった時を想定したんでしょうね。

 こういう城跡を見ると,太宰府がいかに軍事要塞のためにつくられたかを感じさせ
ます。それだけ,朝鮮からの攻撃を恐れていたのでしょうね。また,攻撃してくるの
ではないかと中大兄皇子はかなりの緊迫感をもっていたのだと思います。

 今度,太宰府を訪問するときはぜひ大野城まで足を伸ばしてみてください。f0048182_18432675.jpg
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# by shin-pukupuku | 2006-08-28 18:43 | 教育関係 | Comments(0)

ユナイテッド93を見ました

 久々に映画を見ました。「ユナイテッド93」です。南日本新聞の文化欄では,
この映画の人気が高くなってきていると書いていましたが,実際に見てみると
「なるほど,口コミで広がる映画であろう」という印象を持ちました。

「お勧め映画です」

「ユナイテッド93」という映画は,2001年の9.11事件の時にハイジャックされた
民間航空機4機のうちの1つで,目標地点はホワイトハウスではなかったのかと
言われている航空機です。しかし,この飛行機は目標地点ではなく,シャンクスビル
の農地に墜落しました。

 この映画では,「ドキュドラマ」という手法が取り入れられています。「ドキュメント」
+「ドラマ」という意味で,現実に起こった事実を再構築する方法です。この作品の
監督であるポール・グリーングラス監督がよく取り入れている手法のようです。
 そのために,見ている観客は目の前でおこっている事実の中に,自分自身も入り
こみ,手に汗握るというか,ものすごく臨場感を感じます。ドキドキハラハラがどんど
ん高まっていくわけです。実際,私もストーリーではなくて,映像の人たちといっしょに
なって考え,感じている自分を見ましたね~。

 ワールドトレードセンタービルに2機の航空機がハイジャックされて激突したことを,
その時点でユナイテッド93の乗り込んだ人たちは知りませんでした。のんびりとサン
フランシスコを目指していたわけです。そして事件が起こります。テロ犯人が動き出
すわけです。

 乗客は最後のメッセージを携帯電話で愛する人にかけます。このシーンは感動的で
す。涙することでしょう。そして,その電話を通して,ワールドセンタービル,ペンタゴン
の事実を知り,そしてこの飛行機もどこかの目標地点に激突するのではないかという
ことを感じるわけです。その情報を乗客同士で交流し,わずか30分という残された時間
の中で行動にうつしていくわけです。「自分は何ができるの」という乗客同士の連帯感と
交流・行動が犯人との闘いに向かっていったわけです。

 しかし,結末は事実のとおりとなります。

 この映画は事実を掘り下げた作品です。遺族からの聞き取りと承諾を得て,この映
画はつくられています。乗客の中に,日本人学生も1人いました。

 わたしたちは,9.11事件後の世界に生きていますが,この映画が訴える「自分は何
ができるのか」という問いかけと連帯交流行動は,現在のわたしたち,日本人にとってと
ても大切なことのような気がします。
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# by shin-pukupuku | 2006-08-28 07:16 | 映画 | Comments(0)

南の貝のものがたり

 研修旅行の2日目は太宰府中心でした。最後は「九州国立博物館」の見学。2週間前
にも見学していたのですが,今回2回目の見学でも展示品について新たな発見があり
ました。1回目の印象は,期待はずれだと思ったのですが,今回は「なかなか見応えが
あるではないか・・」という印象でした。

 特別展では,「南の貝のものがたり」をやっていました。こちらも2回目だったのですが,
これがなかなかいいですね。「タカラガイ,テングガイ,イモガイ,スイジガイ,ゴホウラ,
ヤコウガイ」などの南の美しい貝にスポットを当てて,その貝が歴史的にどのような役割
をにない,注目されてきたのかを学ばせてくれる展示でした。
 特に,7~9世紀にヤコウガイが奄美の小湊フワガネク遺跡から大量に発見され,
朝鮮半島や日本本土に搬出され,貴重なものとして扱われていたこと。中尊寺金
色堂の螺鈿がこのヤコウガイを利用していたことなど,改めて確認することができ
ました。螺鈿の模様が入った「飾剣」はとてもきれいでしたよ。

 貝を通して,古代からの海を通した交流がいかに盛んであったかを感じさせるものに
なっていたと思います。
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# by shin-pukupuku | 2006-08-27 10:08 | 雑感 | Comments(0)

名護屋城資料館は見応えがありました。

 24日からの研修旅行(県社研主催)で,私がもっとも良かったなあと感じたところは,
名護屋城跡でした。この名護屋城はご存じのように,豊臣秀吉が朝鮮侵略の日本側の
基地として築城したものです。朝鮮半島にもっとも近い距離にあり,壱岐島にも近い場
所にあります。
 写真はその名護屋城の天守閣のあった場所から写したものです。

 名護屋城跡には,当時の石垣が残されているだだけで,復元されたりしたものは
何もありません。また,壊れて崩れた石垣をそのままの形で保存しています。

 資料館,城跡とも学芸員の方が詳しく説明してくれました。展示を見ると,日韓交流
センターの役割も担っているためか,日本と韓国の両方の立場を踏まえた展示をして
いました。
 秀吉の朝鮮攻めを,「侵略戦争」と記述し,同時に「文禄・慶長の役」という表現も使用
していました。教科書では「朝鮮侵略」と記述されているのですが,展示では「朝鮮侵略」
という表現は使っていませんでしたね。

 このように,かなりの気配りをしている展示資料館だと思いました。そういえば,この資
料館は開館当初,韓国側からかなりのきびしい指摘を受けたという記憶があるなあ。
もし覚えている人がいたら教えて下さい。

 鹿児島からはかなりの距離があり,九州本土の最北なので,なかなか行く機会は
ないと思われますが,歴史好きな人にとっては,訪ねていく意味は大きいと思いま
すよ。秀吉の天下統一の持つ大きさを感じさせるものになるでしょう。f0048182_9494190.jpg
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# by shin-pukupuku | 2006-08-27 09:41 | 教育関係 | Comments(0)

鈴木清剛著「ラジオデイズ」(河出文庫)

 勤務校の図書館で借りた本です。

 昨日の夜は缶ビール3本飲んだのに,なかなか眠れなかったので,
先日借りていたこの本を読みました。
 途中で眠りにつくことを期待して読んだ本ですが,気がついたら,
読破していました。それだけ,ストーリーが読み手の私を楽しませて
くれた証拠です。

 現在の若者の状況をこの本は小説という形で描いているのだと感じました。
「ニート」というのが思い浮かびましたが,小説の中の若者は今を一生懸命
生きている姿を見せてくれました。

 小学校時代の少しだけ親しかった同級生が,20歳近くになって近寄ってきて,
ひとり暮らししているアパートに転がり込んでくるという話し。主人公には彼女がいて
休みになるとこのアパートに遊びに来るのだが,3人で酒を飲んだり,話し込んだり・・。

 何か大きな展開があるのかなと読みながら期待していたが,結局,その同級生が
アパートを出て行くことで話は終わってしまう。山場のない話だなあというのが読後の
第一印象であったが,でもよかったのかもしれないと感じさせるものは何なのだろう。
 作者の風景描写とパンのかおりの描写がとても印象的であった。

 この世の人たちは,日々の生活を一生懸命生きているーそれはつまらないことかも
しれないけど,人生にとっては意義ある幸せなのだということを感じさせてくれたかなあ?
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# by shin-pukupuku | 2006-08-23 21:43 | | Comments(0)

なにやら思いついたことをつれづれなるままにⅡ
by shin-pukupuku
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