大川小学校仙台高等裁判所判決

 標記の裁判の判決が出ました。内容は、ご存知の通り、被害者遺族側の勝訴。学校・教育委員会は防災についてきびしい対応を事前に準備することが求められることになりました。地裁判決以上に高裁判決は行政側・学校側の過失を認定しています。新聞記事で読みましたが、裁判の途中で裁判官が行政担当者に声を荒げたこともあったようです。最初から裁判の結論は学校・教育委員会の過失を認めるものであったのでしょう。
 第2審では、当日の学校教師対応の過失認定ではなく、ハザードマップなどの事前の安全対策に過失があったのかが争点とされていました。つまり、高裁としてはすでに学校教師の過失は位置づけられていたことになります。
 私の知る弁護士はこの判決を知って、その額の大きさに驚いていました。私もそう思っていましたが、第2審はさらに増額されていました。
 命の重さを裁判官はこの判決で示したと私は思っています。その命を守れなかった学校体制に対して、警鐘を鳴らしたのでしょう。他に多くの被災した学校があった中で、大川小学校だけ、これほどの被害があったことはやはり過失があったということでしょう。
 私たち教師は、この判決を真摯に受け止め、安全対策をさらに自覚し、事前の準備を構築していくこと、そして定期的な見直しを行っていくことが今後求められています。

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by shin-pukupuku | 2018-04-28 06:56 | 教育関係 | Comments(0)

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