有識者のコメント

 大川小学校津波被害事件の高等裁判所判決に関する各新聞に掲載された有識者のコメントを分類分析してみました。その内容については、今月号のMMマガジンで詳細は記したいと思っています。
 その中で、私がまず驚いたのが、教育学者と法学関係者では判決に対する評価が分かれていることです。教育学者は、現場の状況を踏まえて、今回の判決が現実的に不可能な部分があると述べています。その中で多いのが、教員の多忙化と学校システム改革の必要性です。
 これに対して、法学関係者、および安全教育学、教育法学の専門家は、判決を高く評価しています。キーワードとしては、「高度な注意義務」「新しい判断の枠組み」などがあげられます。
 その違いはどこから生まれるのでしょうか。私が考えるには、その考察の出発点だと思います。教育学者は、教育現場の状況を踏まえています。法学関係者は、多数の死者を津波被害によって生み出してしまった過失責任が出発点だと思います。
 両者の主張を踏まえた今後の取組や改革が必要だということは明らかです。

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by shin-pukupuku | 2018-05-03 09:04 | 教育関係 | Comments(0)

なにやら思いついたことをつれづれなるままにⅡ


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