生ぬるいなあ。

 NHKドラマ「やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる」という最終回を見ました。神木隆之介主演のスクールロイヤーを主人公にした番組です。内容は、いじめ自殺未遂した女生徒が、裁判に訴え、それをスクールロイヤーが学校を立て直す利益になるという理由で、代理人を別に立てそれを支えるという形で闘争を行うというものでした。
原告側の訴えは「被害者ではなく、加害者生徒4人を転校させる」というものでした。その訴えは、いじめに対する法的措置としてあるのですが、現状では被害者側が転校を余儀なくされている現状を把握しており、被害者側の利益を守るという本来の在り方への期待感が番組の中に込められているようでした。
 しかし、結論は、「加害者側を別室登校させる」というもの。そしてその結果に対して、いじめ自殺未遂した被害者生徒が喜び、学校への登校を考えるという形で終わりました。
 私はその内容を見て、あきれてしまいました。いや、怒りさへ感じました。
 自殺未遂までするようないじめ被害者が、「別室登校」という生ぬるい処置ではたして満足できるのか。学校内に加害者グループが通っているということだけで、被害者は学校へ登校できないでしょう。いじめはそんな生ぬるいものではないと思いました。
 番組としては加害者側の更生という視点も取り入れたのだと思いますが、被害者の心情を無視し、これまで何人もいのちを奪われたいじめ自殺の事実の重みがわかっていないと思いました。
 期待していた作品だっただけに、最後のまとめ方については、強引すぎる印象を持ちました。残念です。

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by shin-pukupuku | 2018-05-30 06:03 | 教育関係 | Comments(0)

なにやら思いついたことをつれづれなるままにⅡ


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