伊東マンショの肖像

 小佐野重利『伊東マンショの肖像の謎に迫る』(三元社)を読みました。
 伊東マンショの肖像画は、16世紀末にヴェネツイアで描かれたようですが、その絵が2008年に発見されたと言うことのようです。
 実情については、トリヴィツィオ財団理事長のトリヴィツィオ氏が母親から彼女のアパートメントで収納部屋として使われていた部屋にあった東洋風の顔立ちの紳士の肖像画を受け取ってくれないと乞われ、自宅に持ち帰って修復したところ、肖像画の裏に記された銘文がてがかりとなり、伊東マンショの肖像画であるということがわかったのだそうです。肖像画が描かれたという歴史的事実は当時の文献からわかってはいたようですが、400年以上もたって発見されたことは、非常に大きな価値ある驚きだったようです。
 この本では、天正遣欧使節の他3人の肖像画へのアプローチについても最後の方で記していますが、今のところそれらしき一つは見つかってはいるが、確認がとれず、今後の課題だとしてまとめています。
 この本の中では、実際の肖像画や当時の絵画などがカラー付で示されています。興味を惹かれながら読むことでした。

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by shin-pukupuku | 2018-06-12 11:26 | | Comments(0)

なにやら思いついたことをつれづれなるままにⅡ


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