井ノ口貴史「学習を放棄する高校生のこころ「市民性」を育てる」

 『教育』2009年1月号に掲載されていた井ノ口氏の論文です。この論文を読むためにこの雑誌を購入しました。井ノ口氏は研究大会でお目にかかったことが何度かあり、そのたびに私の興味をひく実践を報告されていました。本論文に記されている「9・11」についての生徒の感想も、たしか同じ分科会で報告されていました。氏は、本年度より京都橘大学の教授になっています。
 進学校での授業が教育困難校ではまったく通用しません。氏はまず子ども達をきちんと見つめ観察していくことから、授業実践のきっかけを作ろうとしました。子ども達は単に学びから逃げているのではなく、教師への反発でもなく、時間を過ごすために授業を受けているという事実です。そのために机の上には「鏡、マニキュア、櫛、プリクラノート、マンガ、携帯」がグッズとして置かれているわけです。井ノ口氏は、生徒たちに学ぶための心がないと感じるようになりました。

 ぜひ、一読する意義はあると思います。井ノ口氏の実践に注目してまとめた論文が日本社会科教育学会誌に掲載されていました。注目の実践家だと思います。
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Commented by アマノジャク at 2008-12-26 17:08 x
ここにある井ノ口さんの問題意識は身につまされます。ぜひ買います。
by shin-pukupuku | 2008-12-25 20:18 | | Comments(1)

なにやら思いついたことをつれづれなるままにⅡ


by shin-pukupuku
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