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ぷくぷくの社会を見つめ直すⅢ

2018年 02月 25日 ( 1 )

茶と琉球人

 武井弘一『茶と琉球人』(岩波新書)を読みました。すごく読みやすい本でした。近世の琉球に焦点をあてた内容でした。
 特に注目したのは、琉球では「球磨茶」を愛したというものでした。また、茶の消費に関する内容もそうでした。近世は薩摩の支配にあった琉球では、薩摩との取引で薩摩の茶を飲んでいたか、中国との交易で中国茶を飲んでいたのではないかと思っていましたが、球磨茶を好んで飲んでいたと聞いてびっくりでした。球磨茶は熊本県人吉地方で生産されていたもので、すごく香りのよいお茶だったようです。
 お茶という商品を通して、琉球の近世を分析した内容の本で、知的に楽しく読むことができた本となりました。

by shin-pukupuku | 2018-02-25 09:40 | | Comments(0)