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2018年 11月 07日 ( 1 )

いじめといじり

 今朝の朝日新聞の教育欄では、「いじめといじり 境界は」というテーマで、愛知の小学校の先生の授業が紹介されていました。特別な教科道徳におけるいじめ授業として実践しているようですが、「考える道徳、判断する道徳」を追求した先が、掲載されている授業実践だと思いました。
 「いじめといじりはどう違うのか」というテーマで子どもたちに投げかけ、意見を聞いた後、読み物資料を利用します。さらに、この先生は資料を読んだ後、同じテーマを投げかけます。やがて、子どもたち同士で議論が続き、教師はサポート役で「いじめは止めたいよね、じゃあ、いじりは止めなくてもいい?」と投げかけたり、「その時その場で、考える余地はまだありそうだね」とまとめています。ねらいは、「時間がかかっても自分たちの基準見つけ出して」として、オープンエンドで終わっています。
 私は首をひねってしまいました。
 いじめといじりの境界をオープンエンドで良いのか。たしかに、この授業後に、子どもたちはそのことを頭に入れながら、行動するようになるかもしれません。しかし、いじめについてはその内容をきちんと教えるべきではないかと私は思います。悠長な実践だなと思うことでした。共同不法行為と被害の集積という視点で、いじめ行為を具体的に教えていくことが、いじめを防止・抑止していくと私は思います。

by shin-pukupuku | 2018-11-07 07:19 | 雑感 | Comments(0)