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西郷どん

 大河ドラマ「西郷どん」の4回目を見ました。これまででいちばん面白かったですね。脚本家の中園ミホがかなり脚色してストーリーを作り上げたのだと思われますが、緊張感のあるドラマになっていました。斉彬と斉興親子の仲の悪さというのはここまでひどかったのでしょうかね。斉彬がなかなか藩主になれなかったというのは知っていましたが、確執はあったのだと思います。
 よもや、藩主を変えるのに、ロシアンルーレットが出てくるとは思ってもいませんでした。二人のやりとりは俳優としてのすごみを見せてくれていたと思います。
 次回も楽しみです。

by shin-pukupuku | 2018-01-29 14:35 | 映画 | Comments(0)

島沢優子「部活があぶない」

 島沢優子『部活があぶない』(講談社現代新書)を読みました。著者はフリーライター。日刊スポーツの新聞記者として活躍していたようですが、中学高校大学とバスケットボールの強豪校で活躍したようです。
 部活動の問題については、内田良や中澤篤史、友添秀則など研究者の指摘があり、朝日新聞もこの数年特集を組んで社会問題化してきました。いわゆるブラック部活という言葉は、すでに社会的に認知されてきているような印象を持っています。
 この著書で私がもっとも目に止まったのは、「第5章ブラック部活の正体」というところでした。ここでは、親の過剰と言える部活動への思い入れが記されていました。自分が果たさなかった夢をわが子の部活動でかなえようとしているのではないかという指摘は、サッカー部の部活動顧問を経験した私も実感とするところです。親の勝利主義的で加熱さも部活動熱血教師を支えているのです。
 部活動の問題は教師の労働環境に関わる重要なものであるという認識をこの本を読んでさらに確認することができました。それにしても最後の恩師の死についての記述は涙が出そうでした。

by shin-pukupuku | 2018-01-28 15:28 | | Comments(0)

「祈りの幕が下りる時」を見て

 主演は阿部寛。また、松嶋菜々子が準主役として出演しています。原作は東野圭吾。サスペンスもののジャンルに入りますが、ストーリーがかなりこっているために、映画ではわかりやすくするためのナレーターや字幕が何回か出てきました。それがないと、観客にはわからないところも多かったことでしょう。
 舞台は、宮城県内でも撮影されています。石巻市の日和山公園の鹿島御児神社も登場しています。鳥居から見た風景は最初が震災前、次は震災後の風景でした。その他、女川の原発近くの漁港、松島町の松島の風景、仙台市にある仙台浅草の飲み屋街の風景も登場していました。地元が出てくるために、観客は多く、年齢層は年配の方々が多い印象を持ちました。
 映画としては、どう表現して良いのかわからないほどの内容でした。刑事ドラマにある事件を追いかけて新しい事実を積み重ね、真実を探っていく一方で、阿部寛が演じる所轄の刑事が、次々と新しい事実を発見するというものです。視聴者は楽しみながらそのストーリーを追いかけていくという形になるのでしょうか。
 近くでは泣いている人もいました。家族という絆をさぐるというテーマが、心をうつのかもしれません。親は自分の子どものためには死をもいとわないというフレーズが耳に残る映画でしたね。ロードショー初日の最初の時間帯の映画だったようです。

by shin-pukupuku | 2018-01-27 16:53 | 映画 | Comments(0)

凍てつくような寒さ

 天気予報でご存知のように、東北地方も雪と寒さでおおわれています。ここ石巻も例外ではなく、この3日ほどずっと真冬日です。雪もこの4年間で最も降っています。それでも20cmほどなのですが、南国育ちの私には耐えられないほどの寒さと雪です。風が強くなると吹雪くようで、雪が舞い上がる様子に驚くばかりです。早いうちにこの寒気団が過ぎ去っていくことを願うのみです。
 この雪と寒さのために、毎朝のジョギングも休んでいます。昨日はそれでも雪の中を30分ほど走りましたが、思った以上に足元はしっかりしていて滑ることはなかったです。車に付着する雪と氷が面倒です。毎回、車に乗る時はフロントガラスの雪と氷をブラシでとってやっと乗車するという感じですね。
 今外を見ると太陽光線が差し込んできていて、少しは温かくなりそうな気配があります。しかし、iphoneでこれからの天気予報を見ると、深夜から朝方にかけて―7度と予報はなっているようです。寒さはまだまだ続きそうです。

by shin-pukupuku | 2018-01-26 14:57 | 雑感 | Comments(0)

「弁護士の格差」を読んで

 秋山謙一郎『弁護士の格差』(朝日新書)を読みました。本の帯には「弁護士の5割が400万円以下」という見出しが出ていました。衝撃的な内容でした。
 新しい司法試験制度が始まって弁護士の数が増加したというのは知っていましたが、日本社会がそもそもアメリカ型の法化社会になるわけがなく、弁護士のパイの奪い合いに悲観的になってしまいます。
「さらに弁護士が増えると、ただでさえすくないパイの奪い合いがさらに激化することは間違いないだろう。結果、弁護士の≪経済格差≫は今以上に拡がりをみせ、生き残りをかけ事件処理よりも営業、経済面に力を注がなければならなくなる。ますます、司法が軽くなる。」とこの本では、弁護士の経済格差を述べています。
 私は弁護士と接する機会がときどきありますが、著者の指摘に思い当たることがあります。できるだけ弁護士料を手にしたいという思いで、その戦略的な手法を感じることがあるからです。
 著者が述べているように、弁護士に依頼する機会は一生で一度か二度。医者のように何度も診察に来ることはないわけですので、必然、弁護士はできるだけ着手する仕事を増やしていかなければなりません。もしくは、1件当たりの単価費を上げざるをえないでしょう。そうなると、弁護士は「法律家」ではなく、「サービス業」としての側面が強くなっていく可能性があるわけです。
 弁護士資格を手にしたから一生は大丈夫ではなく、むしろどのようにカネを稼いでいくかというところまで必死に考えていかなければならないこれからの時代は、弁護士という仕事のきびしさを感じます。

by shin-pukupuku | 2018-01-24 15:49 | | Comments(0)

最後の演奏会

 先日、下の娘が所属する合唱団の定期演奏会を聞きに行きました。
 娘は部長。昨年の今頃は部員が娘も含めて二人になり、解散するかどうかで悩んでいました。しかし、先輩たちが培ってきた伝統を大事にしたいと思い、新入生を勧誘して部員は9人となり、なんとか自分の代で解散することなく、最後は定期演奏会まで行い、見事に責任を果たすことが出来ました。
 1年生主体の合唱団でしたので、定期演奏会の演奏の質については、ほとんど期待することなく参加しました。ところが、こちらも予想に反してかなりの出来ばえだったと思います。指揮者は合唱指導では著名な方に大学側がお願いしているようで、その方が別に指導している男声市民合唱団も連れてきて、途中からはいっしょの演奏となりました。それがまたものすごく演奏の質が高く、びっくりするぐらいでした。
 最後は、OGもさらに加わって、東日本大震災で被災した福島の学校の先生が作詞作曲した合唱曲の演奏となりました。とてもきれいなハーモニーで、涙腺がゆるむほど感動することでした。
 わが娘ながら、つぶれかけた合唱団をなんとか立て直し、次の世代につないだ努力に対して、その成長を目の当たりにして、心より喜ぶことでした。
 下の娘はこれで合唱団を卒業。親としてこれまで部活動などでの取り組みを応援してきましたが、そのような機会がなくなるということはさびしい気がします。

by shin-pukupuku | 2018-01-23 16:24 | 雑感 | Comments(0)

「キングスマン・ゴールデン・サークル」を観て

 先日の土日はセンター試験の監督で二日間まったく休んでいないので、この日はストレス解消を目的に午後から休むことにしました。
 映画館に向かいましたが、なかなか良い作品が見当たらず、結局、タイトルの作品を見ることにしました。
 ところが、この映画のジャンルはアクション映画です。私はアクションものは基本的に見ないようにしているのですが、やはりその原則を守った方が良かったかなと思うぐらいつまらない映画でした。イギリスのスパイを主人公にした作品ですが、映像を楽しむという感じなんでしょうか。
 そう言いながらも最後まで寝ないで映画を見てしまいましたが、おそらくすぐに内容も忘れてしまうことになるでしょう。こんな映画を見るために休んでしまった自分が不甲斐ない気がしました。今後は映画を見るときはもう少しじっくりと作品を選んで見ることにします。

by shin-pukupuku | 2018-01-19 17:00 | 映画 | Comments(0)

語る歴史、聞く歴史

 大門正克『語る歴史、聞く歴史ーオーラル・ヒストリーの現場から』(岩波新書)を読んでいます。
 戦前は柳田国男の「聞く」フォークリアとしての『遠野物語』を取り上げ、柳田から学んだ「瀬川清子」が女性の視点による民族世界の開拓で活躍したことを述べていますが、オーラル・ヒストリーとしては戦後になってから本格的に注目されるようになりました。文字資料による歴史を補完する資料として聞き取りが行われていたことを改めて学ぶことでした。
 その戦後の「語る歴史、聞く歴史」について、大門は表2、表3で整理しています。大きな柱としては、政治、行政、ジャーナリズム、植民地/在日朝鮮人/アジア、戦争体験、女性、労働/社会運動、学問に分類し、それぞれがどの時代に盛んにおこなわれるようになったのかを分析しています。それぞれの分類で行われるようになる時期に違いはありますが、1970年以後、どのジャンルにおいてもさかんに行われるようになってきているようです。
 私は文字資料としての歴史だけでは、不十分だと思ってきました。それは大門の師である中村政則『労働者と農民』を読んだことも影響していると思いますが、柳田国男の民俗学にも心惹かれるからです。民衆の視点や虐げられてきた名もなき民の歴史は、個としての歴史ですが、むしろそちらの方が本来の歴史のような印象を持ちます。
 オーラル・ヒストリーの手法は、個人の尊厳が根底に流れています。そして、それ故に、大門が言う「ask」ではなく「listen」が話を聞く場合に必要なのだということと重なるような気がします。「listen」は対象者に対して耳をすまして聞くこと。そうすると、「それまで聞こえなかったことが聞こえてきた」と大門は述べています。対象者の個人としての生きざまに対する個人の尊厳の価値がそこには流れているからでしょう。

by shin-pukupuku | 2018-01-18 10:21 | | Comments(0)

63歳の芥川賞

 今回の芥川賞では、岩手出身の63歳の主婦「若竹千佐子」さんが受賞しました。本日朝日新聞朝刊の「ひと」の欄にも取り上げられています。
 63歳の受賞に驚くばかりです。しかも、この作品が第1作。それもまたすごいと思います。
 「小説の神様は待っていてくれた。何かを始めるのに、遅いということはない。実感です。」とのコメントに心惹かれました。青春小説とは対極の玄冬小説というのも面白いと思います。ぜひ、早いうちに手に取って読んでみたいなと思いました。
 若竹さんの受賞は、年配者を励ましてくれるニュースになったと感じました。そして、高齢社会が進むとさらに若竹さんのような小説家が登場してくることでしょう。

by shin-pukupuku | 2018-01-17 09:59 | 雑感 | Comments(0)

まったくもう

 先ほどまでブログの記事を真面目に書いていましたが、最後の一行になって突然消えました。あきれました。これまで何度かそういうことがあったのですが、今回の場合はあと少しというところだったので、非常に残念でした。意気消沈です。
by shin-pukupuku | 2018-01-16 12:08 | 雑感 | Comments(0)