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ぷくぷくの社会を見つめ直すⅢ

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倫理の授業づくり

 経験がないことを教えることはやはりむずかしいということを実感しています。公民科教育論を教えていますが、実際のところ高校で教えた経験はありません。中学校の公民的分野は教えてきましたので、その延長で良いのではないだろうかと単純に考えてきましたが、現代社会や政治経済はそれなりにイメージできます。しかし、倫理については特にむずかしさを感じています。
 倫理の授業実践についても優れた実践はないかと探してみますが、現代社会や政治経済に比べると公開されている実践例は圧倒的に少ないです。そのために、授業づくりを考えた時に???が多くなってしまいます。
 特に、著名な西洋や国内の哲学者が伝えてきた哲学の内容についてどのように教えていくのかということについては、青年期の心理や生き方についての関連性が問われていて、その点でもむずかしさを感じます。
 いのちの問題をはじめとする現代社会における社会問題についてはそれなりにイメージはできるのですが、これが「公共」となったらどうなるのか、さっぱりわからなくなってしまいます。こんな調子なので、教えながら自分でも説明がぶれていくのがよくわかります。必然、入試対策になってしまって、語句の解説に陥ってしまう現場の状況も分かるような気がします。
 今後も問題意識をもって、倫理の実践について注視していきたいと思います。良き実践がありましたら、紹介ください。

by shin-pukupuku | 2018-06-28 06:03 | 教育関係 | Comments(0)

パソコン

 注文していたパソコンが届きました。今回もHP。今はどこのメーカーが良いのかまったくわからないし、ある程度のスペックがあるのがほとんどのパソコンなので、ともかく「えいや」と感じで選びました。本屋でパソコン選びの雑誌を探しましたが、ほとんど特集されていないですね。仕方がないので、自分でネットやパンフレットを見ながら、雰囲気で選ぶことでした。早速接続してみましたが、音が静かなのがとてもいいですね。動きもサクサクです。
 今回はモニターに金をかけました。とにかく大きいものをと考え、LGのモニターにしました。到着して驚きました。大きすぎました。まるで証券会社の株式投資の社員が見ている画面のような大きなものでした。そのために机にプリンターなどの別のものをおけないことに気づきました。「やってもった」という感じです。
 しかし、二つの画面を見ながら作業できますし、DAZNを見ながら仕事もできますので、ながら仕事にはちょうど良いかもしれません。まあ、買ってしまってからは後の祭りなのですが、パソコンメーカーが国内会社でないということに、日本企業の凋落を感じながら、必要なものをダウンロードすることでした。

by shin-pukupuku | 2018-06-27 05:50 | 雑感 | Comments(0)

東京フィールドワーク

 先日の土曜日は時間がありましたので、予定を伸ばして大塚で一泊し、駒込から巣鴨の周辺を自分一人でフィールワークしました。その前に、朝はジョギングで大塚からお茶の水大学まで走りました。思った以上に近くて、大学の周辺を走ると、筑波大学付属中学高校がありました。護国寺もありました。閑静な高級住宅街という感じでした。
 巣鴨から歩いていくとすぐ、六義園という江戸時代からある大きな庭園がありました。また、旧古河庭園もありました。この旧古河庭園は、第一次世界大戦後の日本として財閥の説明を授業でした時に、TPにして生徒たちに見せた風景が広がっていました。財閥が過ごしたヨーロッパ貴族風洋館のような建物が、その栄華のすごさを示していました。薔薇も満開でとてもきれいでしたよ。
 FWで、私がもっとも心惹かれたのは、巣鴨とげぬき地蔵通りです。おばさんの原宿と言われるような商店街のようで、おばさん向けの衣料品が安くで販売する小売店が多く、赤パンツも売っていました。なぜ赤パンツが有名なのかわかりませんでしたが、専門店もありました。東京の下町ここにありという感じの商店街でした。
 染井霊園も通りましたが、二葉亭四迷の墓をはじめ、著名人の墓がたくさん集まっていました。
 東京には見どころのあるところがまだたくさんあるようです。学生時代は金もなくてほとんど見てまわることはありませんでした。今になって、時間をみつけてまわっています。東京の史跡や思わぬところを見て回るのもなかなか面白いです。今後もいろんなところを見て回りたいと思いました。

by shin-pukupuku | 2018-06-26 06:04 | 雑感 | Comments(0)

石巻復興マラソンに出場

 昨日は、第4回石巻復興マラソンに出場しました。昨年に続いて2回目です。昨年は暑さのために、走っている最中に頭がクラクラした記憶があり、今大会も暑さが心配でした。今大会も夏空を思い出させるような暑さでした。
 そこで、対策としたのが、娘たちからもらったタオルを利用しようと思いました。このタオルは外国製の特殊な技術で、水分を含ませると冷たくなるようになっています。また、最初からできるだけ無理しないように走ろうと決めました。目標は記録ではなく完走にしようと思いました。
 その対策が良かったのか、今回は頭がくらくらするようなことはなく、暑くて死にそうでしたが、なんとかゴールまで完走することができました。給水所では水を頭から2杯かけ、水分を補給し、体が熱くなってくると、タオルで頭から首周りをふくようにしました。すると、調子はそれほど悪くはならなかったです。
 記録は当然、前回よりも4分ほど遅れてゴール。それでも自分なりには満足でした。この暑さでハーフを走りきるというのは、自分の中では不安しかなかったからです。
 石巻総合運動公園には、東京オリンピック時の聖火台が設置されています。スタート前にその聖火台に火がともされ、会場は盛り上がりました。この聖火台はレンタルで来年の3月には返却するのだそうです。この代わりに、2020年の聖火リレーが、石巻から復興のシンボルとして始まるというのも個人的には実現してもらいたいものです。

by shin-pukupuku | 2018-06-25 19:03 | 雑感 | Comments(0)

新潟、東京で実習指導

 この木金と、新潟・東京を訪問し、中学校の教育実習指導で巡回していました。担当している学生二人は、それぞれ頑張っているようでした。それで大満足。優れた授業とかほとんど気にしていません。とにかく無事に教育実習という経験を終えることが何よりだと思っています。
 二日間にわたっての実習指導では、新潟では中学1年生の英語、東京では中学1年生の理科の授業を見学することでした。前者は公立中学校、後者は某私立有名大学の附属中学校です。それぞれの学校で良き伝統があり、雰囲気も違っていますが、今回はその相違点が目につきました。
 公立中学校は7年前まで荒れていたのだそうです。その惨状はすさまじいものがあったようです。そこで佐藤学の「学びの共同体」による学校づくりを始め、まずは授業におけるグループによる学ぶの学習を重視するスタイルを取り入れたそうです。そこから、学校は落ち着いてきたとその校長は語ってくれました。今では、荒れている雰囲気はどこにも感じませんでした。実習生の授業も、集中する生徒たちが多く、実習生なのにそれなりに授業は成立していました。学級の仲間づくりがうまくいっているようで、級友に対してやさしく接している雰囲気を感じ、かなり仲が良い印象を持ちました。そして、欠席がだれもいなくて、不登校生徒もその日は教室に入って授業を受けていたとのことでした。
 それに対して、名門私立中学校の授業は、生徒たちの元気の良さに驚きました。久しぶりに自分の大変だったころのクラスを思い出すほどの、状況がありました。私は安全教育の判決書をいろいろ読んでいますが、心配されるシーンもいくつかありました。しかし、示された課題はそれなりに知らないうちにやっている生徒の様子がありました。ここでは、校長室にも呼ばれず、該当クラスを訪問して指導し、そのまま帰るという感じでした。
 昨年から中学校や高校をいろいろと実習指導で訪問するようになり、様々な学校に行って授業を見るのを楽しく感じます。実習生と二人だけの時は本音でさまざまなことを指導できますが、担当の先生がおられると、半分も話すことができません。今回もそんな感じでした。私はただ1時間だけを見て指導するわけですので、その場ではほとんど批判的な指摘はしません。実習が終わった後に学生を呼んで指導の中で話をすることにしたいと今回は思っています。

by shin-pukupuku | 2018-06-24 08:25 | 教育関係 | Comments(0)

「万引き家族」を見ました。

 石巻では、是枝裕和監督のタイトル映画をロードショーしていませんので、出張先の東京で時間を見つけて見ることでした。
 はっきり言って、このような映画がカンヌ映画祭の賞をとるのかという印象でした。おそらく視聴者の多くが同じような感想を持つのではないかと私は予想します。その感想は、「たいしたことないじゃん」という思いが含まれています。
 しかし、一晩経って変わってきました。それは、映画の映像がどういうわけか心の中に残っているのです。なぜなんだろうという感じなのですが、それはおそらく映画の深みというものなのだと思います。初見は薄っぺらな理解で終わりますが、何度か見るうちにこの映画は味が出てくるのだと感じるのです。
 私の心に残ったシーンはたくさんありました。是枝裕和監督の俳優の演技指導は自然な演技を生み出すということのようですが、まさしくそのようなシーンばかりでした。少年役の俳優の演技力のあることに驚くばかりだけでなく、出演者の自然な会話や演技に心惹かれることでした。安藤サクラは特にうまかったなあと思います。
 そんな中で、それぞれの家族の最後のシーンは頭の中から消えません。お母さん役の安藤サクラが「やはり私たちでは無理なんだよ。家族にはなれないんだ」というシーン、松岡茉優の若い女性役がみんなで生活した家を夜に一人訪れサッシを開けたシーン、少年がバスから見つめるシーン、5歳の少女が虐待されていた同じベランダから外を見つめるシーン、お父さん役のリリー・フランキーが「これからはおとうちゃんではなくて、普通のおじさんになるわ」というシーン、それらのすべてが家族のつながりというものに昇華していたように思います。全員他人同士なのに、本物の家族のきずながそこにはあったのです。それを示すシーンがちりばめられていました。
 是枝監督の作品は、1回だけではわからない映画の深みがシーンの積み重ねとなって私たちに迫ってくるのです。そのことをわからないと、この映画が賞をとるほどのすぐれた作品というのはわからないでしょう。小説で言うと、芥川賞をとる作品は、一面だけの薄っぺらな表現やストーリー展開ではなく、深みのある重なり合う表現や内容構成であるのと同じものだと思います。DVDになったら、再度見てみたいと思いました。

by shin-pukupuku | 2018-06-23 19:07 | 映画 | Comments(0)

「EVと自動運転」を読んで

 鶴原吉郎『EVと自動運転』(岩波新書)を読みました。なかなか面白かったです。
 車が将来的にEVに変わっていくということは私も知っていましたが、日本が出遅れているということも耳にしていました。中国市場にしろ、欧州、アメリカでもEVに車が変わっていくようです。
 しかし、なぜHEV(ハイブリッド車)やPHEVではないのでしょうか。その理由は、その技術をトヨタを中心にして日本企業が独占しているからだそうです。高い技術力を必要とするHEVなどでは、欧州メーカーやアメリカ、そして中国などの企業は太刀打ちできないんだそうです。そのために、もっとも技術がシンプルであるEVに世界は動きつつあるということでした。
 それは、まるでブラウン管テレビからプラズマや液晶テレビに移行する時と似ているようです。当時日本の電機メーカーは優れた技術力を持ち、プラズマなどを開発していました。他の国々のメーカーでは技術力に差があり、そのためにもっとも日本企業が力を入れていなかった液晶テレビに目をつけ、開発を進めていったそうです。その結果、現在の日本の電機メーカーの状況があるようです。日本のメーカーは液晶に力を入れず、世界との差ができてしまい、遅れてしまったというわけのようです。
 また、この本ではドライバーのいらない車ははたして可能になったのかということについても教えてくれています。この技術も世界中で現在取り組まれているようですが、次第に実現に向けて動き始めているようです。その際、重要な点は「コネクティッド」のようです。3Dのデジタル地図の必要性や情報をつなぐソフトウェアなども必要のようで、通信回線とつながっている自動車が自動運転には不可欠のようです。そうなるとこれまでの自動車販売では想像もつかないような状況が生まれる可能性があるということでした。その一つがカーシェア。すでに一部では始まっていますが、それがより一層発展するのではないかと著者は述べています。
 私が残念だったのは、燃料電池車です。燃料電池は水素だし、環境にはやさしいし、これからの期待の車ではないかと思っていましたが、著者は水素をつめるボンベの生産にコストがかかるというわけです。電気はそこで使用されて、ガソリン車と同じぐらいの値段になると予想しています。つまりコストがかかり、環境にもそれほど優しくないのだと述べていました。
 とにかく、これからの自動車をめぐる発展の可能性を述べた本でした。勉強になりました。

by shin-pukupuku | 2018-06-19 13:02 | | Comments(0)

スワローズ交流戦優勝

 サッカーワールドカップも始まり、毎日見たい番組がたくさんありますが、なんと言ってもスワローズの試合が気になります。DAZNに入って本当に良かったと思っています。ほとんど毎試合、スワローズ戦が見れるからです。昨日は別の用事あって、IPHONのスポーツナビというアプリで試合結果をときどきのぞいていましたが、応援しながら時間を過ごしていました。
 そして、よもやの交流戦優勝!驚きました。交流戦の前はセリーグ断トツの最下位で、例年、交流戦は負け越しとなるために今季もだめだろうなあと思いながら、応援していましたが、あれよあれよという間に連勝が続きました。
 この間に投手陣が安定し始めたというのが大きいと思います。そして7回を近藤、8回を中尾、9回を石山と抑え投手陣が抜群の調子の良さです。後半までに勝ち越すと、最近は勝利の方程式になりつつあります。打撃陣も川端が復活し、復調してきています。坂口は相変わらず打ち続けていますし、青木や雄平も調子よくなってきました。チーム全体がいきなりレベルアップしているように思います。
 この交流戦で最下位を脱出し、本日の段階で4位。首位の広島が連敗していますので、首位もすぐそこに近づいてきました。ますます、スワローズの応援に力が入ってきています。今週末は東京出張なのですが、スワローズ戦を見たいと思い、チケットをネット予約しようとしましたが、東京ドームのジャイアンツ戦は今の時期からの予約はむずかしいようです。残念!

by shin-pukupuku | 2018-06-18 09:43 | 雑感 | Comments(0)

「妻よ薔薇のように 家族はつらいよ」を見て

 山田洋次監督によるタイトルの作品は、「家族はつらいよ」シリーズで3作目。これまですべて映画館で見てきました。「男はつらいよ」ほどの人気はありませんが、見るたびに満足感はあります。今回の作品も大いに楽しむことができました。
 そもそも現代社会において大家族という設定そのものがすでに時代錯誤なのですが、そういう時代だからこその郷愁がこめらえているのかもしれません。そういえば、大家族の「サザエさん」がフジテレビで相変わらずもっとも視聴率の高い番組であることも、そのことを示しているのでしょう。
 今回は主婦の家族に対する反乱というテーマでしたが、この手の内容はこれまでも作品化されてきたものです。しかし、共働き世帯が増え、主婦という役割が次第に肩身の狭いものに見なされつつある現代社会において、これまで主婦として活躍してきた女性を再評価することで、おそらくこの映画の視聴者層であると思われる主婦であった女性層に対して、その生きた証をこの映画は提示しているのだと思いました。
 それにしても映画を見ると、家族のありがたさということを感じます。喧嘩しながらも、お互いに文句を言いながらも、祖父祖母を中心にして実家に集まってくる兄弟姉妹、その絆の深さというものをこの映画を見て感じます。視聴者は、その絆の深さにあこがれを持ちながら見ることでしょう。
 石巻の映画館では、泣いている人の声が、耳の中に入ってきました。楽しく笑える映画なのに、涙は必要ないのに泣き声がするーそれは家族という絆を失った人たちにとっては、当時を思い出させる幸せな時間だったのかもしれません。
 

by shin-pukupuku | 2018-06-17 10:10 | 映画 | Comments(0)

「空飛ぶタイヤ」を見て

 上映初日に見ました。
 池井戸潤作品の企業を舞台とした小説を映画化したものです。主演は長瀬智也、助演としてディーン・フジオカや高橋一生が出演していました。今、旬の俳優を集めた作品といえると思います。
 映画ではタイヤの脱輪事故によって一人の女性が亡くなります。その事故が整備ミスなのか、メーカーの製造ミスなのかをめぐって話は進んでいきます。
 その中でキーワードになっているのが、「一人の人間の顔、一人の人間の命」であったと思います。池井戸作品でよく見られるように、中小企業の家族経営的な労使関係が鼻につきましたが、大企業の利益追求というエゴイズムに抵抗する構成は、聴衆の格差社会における不満や憤怒を留飲させる場面がちりばめられていたと思います。
 Um先生は「いのちの絶対的尊厳」を何かのたびに話をされていましたが、この映画にもその視点が根底にありました。そういう意味で満足できる映画となりました。

by shin-pukupuku | 2018-06-16 10:12 | 映画 | Comments(0)