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少年法の適用

 本日の朝日新聞「私の視点」では、弁護士が少年法の適用について、意見を述べていました。法制審議会で少年法の適用年齢を20歳未満から18歳未満に引き下げようとしている議論に対して「更正に妨げがある。年齢を下げるな。」という主張でした。
 私がこの記事に注目したのは、この弁護士が少年事件に関わってきた長年のキャリアの中で、少年法適用年齢の引き下げが間違っていると判断しているところです。彼は、「非行少年は甘やかされて育ったのではなく、むしろ虐待され、罰し続けられてきた子どもたちであるということだ」と結論づけています。実際の経験を通した考察分析というのは、すごく説得力があります。主張の理由に重みを感じます。
 厳罰化の流れの中で、人間の営みによる主張理由に心惹かれることでした。

# by shin-pukupuku | 2019-06-04 15:24 | 雑感 | Comments(0)

岩崎育夫『アジア近現代史』中公新書を読んで

 タイトルの本を読みました。
 私にとって面白かったのは、後半部分。第4章の「独立・戦争・混乱」と第5章「経済開発・民主化・アジア共同体」には興味を惹かれました。
 著書は、この本のタイトルにあるように東南アジアの近現代史が専門なのでしょう。
 1970年代の開発主義国家の経済発展、1980年代後半にアジアで起こった民主化運動という流れで民主化については分類していました。民主化が興った国は、台湾、韓国、タイ、インドネシア、モンゴル、ミャンマー、バングラデシュ、ネパール、そして失敗したが中国でも天安門事件に見られるように民主化運動が起こったと述べています。1990年前後のアジアの一大テーマが民主化であったと考察しています。そしてその要因を、経済発展にともなう「中間層」の登場があったと述べ、さらに「民主化の第3の波」があったと述べています。この波は世界的な潮流であり伝播したものであるとしています。
 上記の主張は漠然と自分なりに認識はしていましたが、この本で理解を深めることができました。
 アジアにとっては日本の平成という時代は、民主化が進んだ時代であったようです。2020年代はどのように分析されるのでしょうかね。
 

# by shin-pukupuku | 2019-06-03 05:41 | | Comments(0)

映画「パラレルワールド・ラブストーリー」を見て

 最近見る映画に当たりが少ないという印象です。やはり、イオンシネマで見るからでしょうかね。今回も「外れ」と感じてしまいました。
 原作は東野圭吾のようですが、東野の作品はよく映画化されていますね。今回もその流れだと思いますが、脳科学者の研究によって、パラレルワールドが誕生するというものでした。そしてその研究のミスを隠すために、本当の世界を改変するという感じですね。
 恋人役に吉岡里帆が抜擢されていますが、演技力の向上を今後期待したいなと思いました。魅力的な女性ですので、さらに映画などでの出演は続くと思いますが、今のままではむずかしいかなと感じです。しかし、よく考えると、吉岡の役は心情的にもかなり複雑な役柄。これを演じることのむずかしさというのはかなりあったことでしょう。その結果、無表情で能面のような役柄を作ったのでしょうかね。
 ストーリー展開は、さすが東野原作だなと感じましたが、不完全燃焼の作品になっていたと思いました。
 良い作品に出会いたいなと感じる一日となりました。




# by shin-pukupuku | 2019-06-02 11:41 | 映画 | Comments(4)

朝ドラ「なつぞら」での言葉

 本日の朝ドラでの言葉は、私にとっては心に残るものとなりました。
「自分を生かす仕事を見つけた人は、幸せだよ」
 主人公なつは、ついに東洋映画に入社が決まりました。別れていた兄と同じ住居に住むことになり、その兄が発した言葉です。
 そうだなあと思いました。自分の人生を振り返る時期が来たときに、自分を生かす仕事だったなあと思えることが、ひょっとしたら人生が充実していたかどうかを見極める指標になるのかもしれません。
 今の仕事いやだなあとか、ひょっとしたら今の仕事は自分の適性に合っていないかもしれないと思うことが多いですよね。しかし、その仕事でも、自分を生かす場があることは実は充実した生き方につながっているのかもしれません。
 そう考えると、Um先生も大変な仕事を今はやっていますが、Um先生自身の能力を生かしているものなのかもしれません。そう考えると、今自分たちが毎日悩みながらもやっている仕事というものは、実は自分の人生を充実したものにしているものなのかもしれませんね。
 心にはっと届いた言葉となりました。

# by shin-pukupuku | 2019-06-01 16:04 | 映画 | Comments(0)

原動機の授業

 昨日は、工業高校に巡回指導しました。担当する実習生が、原動機という科目の授業を行いました。機械科には「原動機」なる科目があることも初めて知りました。教科書を見せてもらいましたが、エネルギーの学習や原動機の仕組みについて学んでいるようです。授業は、管路の中を通る水の質量や体積についての学習でした。男子だけのクラスで、今までにない雰囲気の中での授業参観でした。 
 しかし、生徒たちはいたって真面目で、挨拶も良く、気持ちよく授業を観察することができました。実習生も授業そのものは単調でしたが、授業の基本的要件である指示、説明、発問をきちんとメリハリをつけて授業を行っており、確認、机間巡視も行っていました。また、板書がうまく、今までの実習生でもっとも上手だったと思います。順調に実習を進めていることがわかりました。
 その順調さは、指導教員にあると見ました。
 58歳のベテランの先生がその方でした。苦労して教員になったようです。その苦労や努力が生徒との関わりや学内での仕事ぶりに表出しているようでした。
 授業が終わってから本人への指導を行いましたが、その先生もいっしょに入っていただき、ざっくばらんに語り合うことでした。もう、それだけでこの実習生の実習は成功だなと思いましたね。

# by shin-pukupuku | 2019-05-30 05:47 | 教育関係 | Comments(2)

ヤクルト12連敗

 昨夜も負けました。試合としては勝てそうな雰囲気もあったのですが、結局、あと1本が出ず、12連敗。今は、ベンチに今日も負けるかもしれないという気配を感じています。小川監督もどことなく無表情で焦っているように見えます。
 毎晩、私はヤクルトを応援しているのですが、最近は、途中から観戦するのをやめてしまうことも多くなりました。先発ピッチャーが勝てないのです。これは今シーズンの最初から続いていたのですが、なんとか勝負には勝っていたので目につきませんでした。ただ、私は5月連休ぐらいから、これはひょっとしたら今年はだめかもしれないと思うようになっていました。
 予想は当たりました。
 先発投手が勝てないと、野球では試合に勝てない例が多いと思います。野球はほとんどピッチャー次第。それが、今のヤクルトはバッター次第のゲームになっているのです。
 今シーズンはまだ1回も球場に見に行っていません。私が足を運んでいないために負けているのかもしれません(独り言です)。今年からゴールド会員なので、帽子とユニフォームをもらったのですが、着る機会もまだです。ちなみにS席の無料招待券もあるのですが、これもまだ未使用です。
 6月には見に行く機会があるのですが、それまで連敗を脱出して、交流戦でなんとか挽回してほしいなと思っています。昨年は交流戦で優勝しましたからね。

# by shin-pukupuku | 2019-05-29 06:28 | 雑感 | Comments(10)

鎌田雄一郎『ゲーム理論入門の入門』岩波新書

 この本では、経済学で話題の「ゲーム理論」について、分かりやすく素人でもすぐに理解できるように事例をもとにして説明していました。「ゲーム理論」という言葉は聞いたことはありましたが、いったいどんなものなのか今まで分かりませんでしたので、この本で理解することができました。
 しかし、頭が固くなった私としては、どことなくわかったという印象です。完全にすっきり理解したというわけではありません。
 ただ、ゲーム理論を通して、経営戦略がたてられるようになっているということは理解できたつもりです。
 岩波新書シリーズからすると少し異色な新書で、ページ数は164ページ。おそらくゲーム理論が何かを知りたいと思っているおじさんたちを対象に書かれた本なのだと思いました。この本の販売については、ゲーム理論で分析しているのかなあ?

# by shin-pukupuku | 2019-05-27 16:09 | | Comments(0)

ロスジェネはいま

 今朝の朝日新聞の一面は「ロスジェネはいま」という特集記事でした。見出しは「就職氷河期の不運、挽回できぬまま」と書かれていました。
 ロストジェネレーションとは、バブル崩壊機の景気悪化で起業の新卒採用が減らされた1993年から2004年ごろに社会に出た世代を呼ぶのだそうです。
 記事を読みながら、このロストジェネレーション世代に該当する中学3年生を担任したクラスの教え子たちを思い出しました。もう7年ぐらい前になるでしょうか、同窓会に呼ばれて話を聞きました。いろいろとその後の人生を聞きながら、苦労しているなあと実感したことがあります。就職はもちろんのこと、結婚についても難しい状況があり、離婚している教え子もいました。みんな、とても優しい生徒だったことを思い出しました。真面目で優しい生徒がなぜそうなるんだろうとふと疑問に思いました。
 やがて、それが時代状況に翻弄された世代であることを知りました。自己責任というワードがクローズアップされていた時代でした。それは、政治が無策であることをごまかすためのものであったと思います。
 安倍政権は、この世代を「人生再設計第一世代」と呼び、再教育や能力開発などの支援策を行う予定のようですが、今頃になって政策を実施するというのは、あまりにも遅すぎると思います。経済界も対応が一律的で、再就職をこの世代に対して重点的に行うべきだったと思います。
 世代によって所得や生活環境に差があるというのは、あってはならないことだと記事を読みながら思うことでした。

# by shin-pukupuku | 2019-05-26 09:44 | 雑感 | Comments(2)

映画「空母いぶき」を見て

 この作品を見て、悲しくなると同時に、間違った認識を植え付けようとしていると不安に思いました。
 悲しくなったのは、このような作品がついに映画化されてロードショーとなったことです。領土問題をきっかけに第三国が一方的に自衛隊空母を攻撃してくるという内容でしたが、自衛権を前面に押し出し、侵略攻撃に対して闘うことは正義なのだということを訴えているような印象を持ちました。
 また、戦闘と戦争を区分し、国民が戦闘行為に巻き込まれることが戦争であると定義づけ、自衛隊と第三国との武力衝突は戦争ではなく、戦闘であると押し出していました。これは、中国との全面戦争であった日中戦争を当時の軍国主義政府が日華事変であると言い換えていたことと同じ論理です。非常に怖いなと思いました。この映画を見た人たちは、局地での軍事衝突を戦争ととらえなくなってしまうのではないかと不安に思いました。
 また、第三国が一方的に侵略してくるような展開でした。これも戦前のロシアに対する描き方と同じだなあと思いました。
 このような映画が日本国内でロードショーされることについて、すごく危機感を抱きました。ひょっとすると、この零和の時代に同じ事が起きてしまうのではないかと思いました。
 そう、それは戦闘ではなく、戦争なのです。

# by shin-pukupuku | 2019-05-25 15:15 | 映画 | Comments(3)

リハビリで麻雀

 昨日は、勤務校に到着してしばらくすると、「夕方から麻雀につき合ってほしい」と言われました。いきなりだったので、驚いたのですが、お世話になった前学部長が脳梗塞の後遺症改善のためにリハビリにつきあってほしいということのようでした。以前から、「中国語会話をしましょう」と約束していましたので、仕事は脇に置いて、喜んで夕方から前学部長宅へ向かいました。
 何年ぶりでしょうか。久しぶりの麻雀はどっちに回るのかさえわからなくなるほどのものでした。しかし、2,3回やっているうちに昔の感覚を思い出していきました。
 前学部長も心配していた以上に体調は良く、手先が少しうまくいかないことや頭の中で数字を並べていくことに困難を感じているようでしたが、最後まで無事に終えることができました。
 私も小三元リーチまでかけることができ、親マンで2回ほど上がりました。ときどき、フジテレビoneで芸能人麻雀大会を眺めたことがあったので、その時の学びも発揮することが出来ました。
 見事に1位。トップ賞のメロンをゲットしました。
 久しぶりにストレス発散となり、充実した時間でした。学生時代はのめり込んで、肝臓を悪くしたという苦々しい記憶もありますが、今回は学部長のリハビリを手伝うという意味があった麻雀となりました。
 老後の頭の体操には、麻雀は最適かもしれませんね。

# by shin-pukupuku | 2019-05-24 15:06 | 雑感 | Comments(0)